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「トレッキング」からはじめよう。

LET’S START TREKKING

雄大な自然を楽しみながら
体力づくりもできる
「トレッキング」。
アウトドアアクティビティのひとつとして、
近年ますます人気が高まっています。

興味を持った今が始めどき!
さぁ、道具を揃えてLet’s go!

ABOUT トレッキングとは?

トレッキングは、移動や旅行といった意味を持つ「Trek」が語源で、山登りのことを指します。 あくまで、山の中を散策して無理せず自然を楽しむことが目的なので、難所を登ることはほとんどありません。

登山とは異なり、川に沿って歩く「リバートレッキング」や、スノーシューを履いて雪山を歩く「スノートレッキング」など、歩く場所や方法によって種類が細かく分けられています。

また、稜線を何日も歩き続ける「ロングトレイル」や、マウンテンバイクなどで登山道を走る「トレイルライド」もトレッキングに分類され、幅広い楽しみ方ができるスポーツです。

登山やハイキングとの
違いって?

登山やハイキングも、トレッキングと同じく「山を歩く」イメージがあるけれど、違いがわからないという声をよく耳にします。ここでは簡単に、それぞれの違いをお教えします!

登山 MOUNTAIN CLIMBING
山や気候に合わせた道具を装備して、山頂を目指す。
トレッキング TREKKING
特殊な道具を使わずに、山を登ったり山麓を歩いたりする。
ハイキング HIKING
山に限定せず、軽装で気軽な散策をする。

MUST
ITEM トレッキング3種の神器

トレッキングをはじめるにあたって服装以外にも、いくつか用意しておきたいアイテムがあります。
ここでは3種の神器ともいえる、ぜひとも最初に揃えてほしいギアをご紹介します。

  1. 01

    トレッキングシューズ TREKKING SHOES

    トレッキングシューズのイメージ画像

    足場が悪い登山道を歩くこともあるため、トレッキングシューズを履くようにしましょう。
    一般的なシューズと異なり、ソールのクッション性が良いなどトレッキング用に作られているので、長時間歩いても疲れにくいです。足首まで覆うことができるハイカットタイプのシューズなら、怪我の予防も期待できます。
    クッション性以外にも防水性や耐久性、滑りにくさなどをチェックし、自身が歩きやすいシューズを選ぶことが大切です。

  2. 02

    バックパック BACKPACK

    バックパックのイメージ画像

    水筒や上着、雨具など多くの持ち物が必要なトレッキングでは、荷物をまとめて入れられる、アウトドア用のバックパックを用意しておきましょう。
    とくに重い荷物でも快適に運びやすい、ウェストベルト付きのものがベストです。
    また、疲れやすくなったり摩擦で肩が擦れたりする原因にもなるので、自身の体にフィットするバックパックを選ぶことも大切です。
    その際、服装によってフィット感が異なる場合もあるため、服装を変えても体に合うか試すことをおすすめします。

  3. 03

    レインウェア RAINWEAR

    レインウェアのイメージ画像

    山は平地よりも天気が変わりやすく、突然の雨に打たれて体が冷えると、低体温症のリスクがあります。
    レインウェアは季節や山の難易度に関わらず、必ず入れておきましょう。
    選ぶ際には、防水性や耐久性に加えて、ウェア内部の汗を水蒸気として外に逃がす「透湿性」が高いものをチョイスすると、汗をかいても内部が蒸れにくく、快適に着用できます。
    また、コンパクトかつ軽量でリュックの容量を圧迫しないものを選びましょう。
    ただし、重たく厚みがあるレインウェアほど性能が良い傾向にあります。重量と性能のバランスが取れているレインウェアを選ぶこともポイントのひとつです。

LAYERING トレッキングウェア
レイヤリングの基本

平地に比べて山の天気は変わりやすく、山頂に近づくにつれて気温も平地より下がっていきます。

暑さや寒さで体力を無駄に消耗しないためにも、都度服を脱いだり着たりして体温調整を行いやすい「レイヤリングシステム」を取り入れる必要があります。

本格的な登山ほどではありませんが、トレッキングも山登りの一種です。適切な服装で臨みましょう!

基本の
レイヤリング

アウターレイヤー:雨や風など寒さから体を守る / ミドルレイヤー:体を温めウェア内をドライに保つ / ベースレイヤー:汗を吸収し肌面をドライに保つ

選び方のコツ

  • アウターレイヤー OUTER LAYER

    防風性能が高いだけでなく、防水透湿性も備えていると便利です。
    防水やウェア内の熱を放散する機能に優れているアウターなら、急に雨が降り出してもレインウェアとして活用することができておすすめ。
    また、岩や木の枝に引っかかっても破けにくい耐久性の高さも要チェックです。

  • ミドルレイヤー MIDDLE LAYER

    おもに温度調整を目的としているため、透湿性や保温性に優れているかを確認しましょう。
    しかし、厚すぎるウェアを選ぶと重ね着が難しくなるので、コンパクトに収納できるか、重ね着がしやすいかなども確認しておくと安心です。

  • ベースレイヤー BASE LAYER

    肌に直接触れるベースレイヤーは、動きやすさに加えて、汗をかいてもドライに保つ速乾性や保温性に優れたものを選ぶのがポイントです。
    ただし、コットン(綿)素材だけで作られたウェアはNG!
    コットンは吸水性に優れている反面、乾きにくいです。汗や雨などで濡れてしまうと、体温を奪われたり、動きにくさを感じたりするおそれがあります。

シーン別
レイヤリング例

  • 暑い時期 SPRING・SUMMER

    • アウターレイヤー

      急な雨風に対応できるよう、パッカブルなものが便利

    • ミドルレイヤー

      温度調整がしやすいボタン付きのシャツがおすすめ

    • ベースレイヤー

      吸汗速乾性に優れた化学繊維でできたウェアが、快適に過ごせてGOOD

  • 寒い時期 AUTUMN・WINTER

    • アウターレイヤー

      防寒性や防風性に優れたハードシェルがマスト

    • ミドルレイヤー

      フリースやアクティブインサレーションで防寒性をUP

    • ベースレイヤー

      保温性や吸湿性に優れたウール素材のウェアで暖かさを底上げ

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