スポーツデポ沼津店
児島 大樹179cm
【長文レビュー編】HOKAを代表する看板シューズが、全面刷新とも言える大大大アップデート!!!!
2009年に誕生した、元祖厚底ブランド・ホカオネオネ。
たくさんのランナー・ウォーカーを虜にしてきた代表作クリフトンが、大幅進化!
一言で言い表すなら、まさに『走行性能の向上』といったところでしょうか。
色々と変わりすぎて、何から語ろうか迷ってしまいますが…その心を順番にご紹介していきます!!
《大アップデート①》
「エンジニアードニット」
さぁ…アッパーからもう別物。
ニットと言ってもソックスみたいな伸縮性の高いものではなく、程よく包みこんでホールド・サポートしてくれる。
伸縮性の高いニット素材に起こりがちな横ブレ感はまるでなく、長時間の着用でストレスないような高級感ある仕上がりに!!
また、前作とラスト(靴型)の変更はないですが、結構ゆとりが出た印象。
サイズ感がガラッと変わるほどではないですが、1サイズ落とそうか悩むほど感触は変わりましたね!
一体型のシュータンは、内側のみになり、足入れがしやすくなったのもGoodポイント!甲高の方には嬉しいですよね^^
《大アップデート②》
「+3mm、-2g!」
今回最も大きく変わったところ、ミッドソール。
初代〜8までは厚さの変更はしてきませんでしたが、ここにきてついに!3mm厚みを増しました!!
もはやかかとの厚みはあのマックスクッションのボンダイと1mm差にまで!!
それでいて重量はほぼ据え置きとは…驚き。
《大アップデート③》
「コシのあるミッドソール」
厚さだけでなく、ミッドソール自体も変更!
素材の変更はありませんが、圧縮成形型のEVAになったとのこと。
つまりは、スカスカ=フワフワだった前作までとは違い、ギュッと詰まったような、コシのあるクッション感になりました!
「硬くなった」と表現されそうですが、沈み込みが少なくなって安定感が増したと捉える方が吉。
厚みも増してるので、クッション力はむしろ上がってますよ⤴︎⤴︎
この「コシのある」クッションを最も体感でき驚いたのは、少しスピードを出した時。
前作までのクリフトンは、衝撃をキャッチするかのようなモフっとした感覚があり、万能シューズだけど優しさの部分が少し頭でっかちな印象でしたが、今作は一味違いました…。
沈み込みが少なく気持ちよくリズムも作れ、ポンッと、フワッと身体を浮かせてくれるような、適度な反発・推進力。
まさに今まで自分が抱いていたクリフトンのイメージが変わるほどの心地よさがありましたね!!
とは言ってもガツンと上げることは得意ではないので、明確に使い分けるならリンコンやマッハを選択してもらった方が良いと思います。
が、シンプルに使い勝手が良すぎる…。
そのくらい1足である程度カバーできてしまう程の変化を遂げてます!!
《大アップデート④》
「ソール面積拡大&耐久性ラバー搭載」
アウトソールもガラリと変更。
アウトドアサンダルにも用いられるようなデュラブレーションラバーと呼ばれる耐摩耗性に優れたラバーを新しく採用。
不安要素の1つだった耐久性はかなり改善されましたと思います!
また、前足部も広がり、元より高い安定感はさらに増し、言うことなし!!
《総括》
価格こそ大きく上がってしまいましたが、これだけ良い進化を遂げれば当然、と捉えられるほど大ーきく変わってます!!
これだけクッションも安定感も着用感もいいので、
✨普段履き(特にオールブラックは超オシャレ)
✨ウォーキング用
✨初心者〜サブ5ランナーの第1足目として
としては文句なしにオススメ!
また、適度な推進力も備わったので、
✨サブ4ランナーのジョグ〜テンポアップ
→なんならレースにまで行けちゃう力はあります!
✨シリアスランナーの早めのジョグにも
→そのくらい幅広く対応できちゃう裾野が広い!!
長くなってしまいましたが、そのくらい従来のイメージすら変わるほどの大刷新。すでに人気の高いモデルですが、それがさらに進化した『走行性能』、是非ともご体感ください!!
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