トーナメント会場では、クラブメーカーが派遣した工房バスが選手たちのクラブをサポートしています。
そこで実際に選手たちに対応するツアーレップたちに、「ゴルフ5レディス」会場で突撃取材を試みました。
今回は、ダンロップのツアーバスにお邪魔して、ツアー担当の北野浩生さんに、クラブの使用状況や今年の流行などについて話を聞きました。

『トーナメント会場で選手をサポートするツアーバス』

『ダンロップのツアー担当の北野浩生さん』
ダンロップはこの9月に、「スリクソン」シリーズやウェッジのニューモデルを発売します。
これらのクラブは発売前からツアーに投入され、選手たちはテストを繰り返しており、すでに使用を始めている選手も多いと言います。
「ドライバー『スリクソンZXi RKT』シリーズは7月の『資生堂・JALレディスオープン』から、アイアン『スリクソンZXi』シリーズは8月の『NEC軽井沢72ゴルフトーナメント』からツアーに持ち込んでテストを始めています。ドライバーもアイアンも前モデルから性能は向上していますが、顔やフィーリングなどは極端には変えていないので、選手たちも比較的スムーズに移行できていると思います」(北野さん)
ドライバーに関しては、スタンダードモデルのほか、低スピンの「LS」、小ぶりヘッドで操作性の高い「TR」、大慣性モーメントの「MAX」という、前モデルと同じ4モデルのラインアップですが、選手の使用比率は変化していると言います。
「前モデルは、スタンダードモデルが最多で、次いで『LS』が多かったのですが、ニューモデルでは『TR』が最多で、スタンダードモデルがその次というふうに変化しています。『スリクソンZXi RKT』は前モデルより少しつかまりが抑えられたので、そのぶん操作性の高い『TR』の人気が高まったのだと思います」(北野さん)

『ニューモデル「ZXi RKT」ドライバーのツアーで人気のモデルは「TR」』
一方、アイアンは相変わらず「スリクソンZXi5」が一番人気。
適度な操作性とやさしさを兼ね備え、「ツアーVTソール」の抜けのよさも実戦で高く評価されています。
女子ツアーでは全体の7~8割が「ZXi5」で、「ZXi7」は2割前後とのこと。
ポケットキャビティの新モデル「ZXiR」は使われていないそうです。
「アイアンは前モデルよりも球が上がりやすくなり、1~2ヤード程度ですが飛ぶようになったという声がありますね。『ZXi5』と『ZXi7』のコンボにしている選手もいて、藤本愛菜選手のように6番だけ『ZXi5』で7番以下を『ZXi7』というケースもありますし、入谷響選手のように5~7番を『ZXi5』、8番以下を『ZXi7』というように半々に混ぜている選手もいて、さまざまです」(北野さん)

『「スリクソンZXi5」と「ZXi7」を組み合わせて使う選手もいる』
なお「ゼクシオ」シリーズはツアーでは使用者が多くなく、今週の出場選手では、安田彩乃選手が「ゼクシオ14」ドライバー、菅沼菜々選手と中村心選手が「ゼクシオ14+」のドライバー、アイアンでは吉本ここね選手が「ゼクシオ14+」のアイアンを使用しているだけとのこと。
ウェッジのニューモデル「クリーブランドRTZ2」は、ツアー投入が今週始まったばかりとのこと。
ウェッジの場合は、いま使っているモデルが摩耗して交換する際にニューモデルを試すケースが多いとのことなので、刷新が進むのはもう少し時間がたってからになりそうです。

『前作から重心設計を進化させ、より打点ブレに強くなった』
なおダンロップ契約の女子選手ではボールは「スリクソンZスターXV」の使用者が圧倒的に多いそうです。
「どのボールもスピン性能は高いので、ドライバーの飛距離を優先する選手が多い印象ですね。あとは『スリクソンZスター ダイヤモンド』が2割前後。今週の出場選手で『スリクソンZスター』を使っているのは吉﨑マーナ選手くらいですね」(北野さん)

『しっかりとした打感で飛距離性能の高い「スリクソンZスターXV」』
「スリクソン」はアスリート向けでハードな印象があるかもしれませんが、女子選手たちの多くが使っているように、ヘッドの選択肢も豊富で、スペックさえ適切に選べばアマチュアでも十分使えそうです。
ゴルフ5各店舗で全モデルをさまざまなスペックで試打できますので、試してみてはいかがでしょうか。
<ゴルフ5レディストーナメントについてはこちら>
https://www.golf5-ladies.com/
【文章・写真】アルペングループマガジン編集部