渡辺皓太選手が語った、足元から生まれる自信。アシックス「DS LIGHT X-FLY 6」と“成長するための習慣”

横浜F・マリノスの渡辺皓太選手が、スポーツデポ フラッグシップストア トレッサ横浜店で行われたスペシャルイベントに登場した。愛用するアシックス「DS LIGHT X-FLY 6」の魅力を語るとともに、ジュニア世代に向けたメッセージも発信。イベント終了後には、アルペングループマガジンが単独インタビューを実施し、スパイクへのこだわりやサッカーと向き合う姿勢を聞いた。

 


■トップ選手の言葉に集まった視線

 

 

2026年4月19日、スポーツデポ フラッグシップストア トレッサ横浜店で、横浜F・マリノスの渡辺皓太選手によるスペシャルイベントが開催された。会場には、サッカーに打ち込む子どもたちやその保護者、地元クラブのファンが集まり、トッププレーヤーの言葉に熱心に耳を傾けた。

 

 

 

この日のテーマは、渡辺選手が実際に着用するアシックスのスパイク「DS LIGHT X-FLY 6」。新素材「SILKYWRAP」を採用し、素足感覚を追求したエリートプレーヤーモデルだ。イベントでは、渡辺選手が実感するスパイクの魅力だけでなく、ジュニア世代に伝えたい思いも語られ、会場は終始あたたかな空気に包まれた。

 

イベント冒頭、司会から「試合とこうしたイベントでは、どちらが緊張しますか」と問われると、渡辺選手は少し照れたように「全然こっちの方が緊張します」と笑顔で回答。ピッチ上で見せる落ち着いた表情とはまた違う、素顔の一面に会場は一気に和やかな雰囲気に変わった。

 

 

■履いた瞬間にわかる“フィット感”の価値

 

 

トークの中心となったのは、やはり足元へのこだわりだ。スパイク選びで最も大切にしていることを聞かれると、渡辺選手は迷わず「フィット感」と答えた。

 

「履いた瞬間に、自分の足に吸い付くような感覚があるかどうか。それが一番大事です。サッカーは切り返しも多いし、プレー中にストレスなく走れることがすごく大きい」

 

渡辺選手のように、細かいステップや切り返しを繰り返す選手にとって、足元のわずかなズレはプレーの質に直結する。だからこそ、履いた瞬間だけでなく、その感覚がプレー中も続くことが重要なのだという。

 

 

■SILKYWRAPが支える柔らかさと耐久性

 

 

渡辺選手が高く評価したのが、「DS LIGHT X-FLY 6」に採用された新素材「SILKYWRAP」だった。天然皮革のような柔らかさを持ちながら、水や汗に強く、耐久性にも優れているのが特徴だ。

 

「小さい頃はカンガルー革のスパイクを履いていて、柔らかさは魅力だったんですけど、そのぶん壊れやすかったり、雨に弱かったりもした。このスパイクは柔らかいのに壊れにくいし、同じフィット感が続きやすい。そこはすごく進歩したと感じます」

 

柔らかさとタフさを高い次元で両立した素材は、単なる履き心地の良さだけではなく、試合やトレーニングの中での安心感にもつながっている。その特徴を「革の良さと人工素材の安定感、その中間のような感覚」と表現した。

 

 

■怪我をしにくいことも、スパイク選びの大切な基準

 

 

さらに印象的だったのが、アウトソールやスタッドへの評価である。渡辺選手は「やっぱり一番大事なのは怪我をしないこと」と強調。見た目の派手さではなく、プレーを支える安定感や足へのやさしさを重視していることが伝わってきた。

 

「スタッドが尖っているスパイクは見た目はかっこいいけれど、足裏や骨に負担がかかることもある。でも、このスパイクは丸みがあって足に刺さる感じがない。それでいて滑りにくくて、長時間走っても疲れにくい。本当にストレスがないです」

 

 

 

このコメントは、会場に多くいたジュニア世代のプレーヤーや保護者にとっても大きなヒントになったはずだ。特に小学生のような成長期の選手には、まず足に負担をかけないことが大切だと渡辺選手は話す。人工芝でプレーする機会が増えている今だからこそ、「怪我をしにくいスパイク選びが大事」という言葉には強い説得力があった。

 

 

■子どもたちに伝えた“意識する習慣”の大切さ

 

 

イベント終盤では、これからプロや世界を目指す子どもたちへのメッセージも送られた。そこで渡辺選手が語ったのは、華やかな技術論ではなく、日々の積み重ねの大切さだった。

 

「1回の練習、1試合ごとに“今日はこれを意識する”という目標を決めて、そのあとにできたかどうかを振り返ること。何となくやるより、ひとつでも意識して取り組んだ方が絶対に上手くなる」

 

トップレベルで戦う選手の口から語られたのは、ごくシンプルでありながら、もっとも大切な習慣だった。才能やセンスだけではなく、毎日の小さな意識の積み重ねが未来をつくる。渡辺選手の言葉には、その実感がにじんでいた。

 

 

 

イベントの最後には、じゃんけん大会やサイン入りグッズのプレゼント、記念撮影も行われ、会場は大きな盛り上がりに包まれた。締めくくりに渡辺選手は来場者へこう呼びかけた。

 

 


「ぜひ高い目標を持って、毎日頑張ってください」

 

足元を支える一足の大切さ。そして、成長のために今日からできること。今回のイベントは、サッカーをする人にとっても、子どもたちを支える保護者にとっても、多くの気づきに満ちた1時間となった。

 

 

■イベント終了後、アルペングループマガジンが渡辺皓太選手にインタビュー

 

 

イベント終了後、アルペングループマガジンでは渡辺選手にインタビューを実施。会場では語りきれなかった思いや、スパイクへのこだわり、そして子どもたちへのメッセージについて、あらためて話を聞いた。

 

 

――まず、イベントを終えての率直な感想を聞かせてください。

 

 

まずはホッとしています。でも、それ以上に、僕のトークショーにこれだけ多くの方が来てくださったことが本当にうれしかったです。こういう形のトークショーは今回が2回目くらいで、まだ慣れているわけではないんですけど、だからこそありがたさを強く感じました。


――渡辺選手にとって、スポーツショップにはどんな思い出がありますか。少年時代や中学生の頃、どんな楽しみがあって通っていたのでしょうか。

 

僕は小さい頃からスポーツショップが本当に大好きでした。スポーツデポにも何度も通っていて、お年玉をもらったら、ほとんどスポーツショップで使っていたと思います。スパイクやサッカーウェアはもちろん、スポーツテイストのアパレルも好きだったので、気づけば全部そこにつぎ込んでいました。

 

特に楽しかったのは、スパイク選びですね。買う予定がない時でも、新作が出たら試し履きをしに行って、いろいろなモデルを履き比べていました。あの時間は、子どもの頃の自分にとって特別でしたし、いま振り返ってもすごくいい思い出です。

 

――今回、DS LIGHT X-FLY 6の「SILKYWRAP」が大きな特徴になっています。実際にプレーしてみて、アッパーのタッチ感やフィット感にはどんな良さを感じていますか。

 

一番感じるのは、横ずれの少なさです。僕は細かいステップを踏んだり、切り返しを繰り返したりするプレーが多いので、その時に足が横にずれてしまう感覚がすごく嫌なんです。でも、このスパイクはそれがほとんどない。そこはかなり大きいですね。

 

人工皮革のスパイクなんですけど、感覚としては天然皮革のような柔らかさもあるんです。ギュッと足を包み込んでくれる感じがありながら、ちゃんと締まりもある。柔らかさと安定感、そのちょうど中間にあるような感覚で、本当にバランスがいいと思います。横ずれしにくくて、履いている間ずっとフィット感が続く。そこがすごく気に入っています。

 

――ボールを蹴る時のタッチ感や、プレー中の安定感についてはいかがですか。

 

タッチ感は、もともとすごく良かったんです。僕自身、最初にこのスパイクの良さとして惹かれたのも、まずはそこでした。ボールを触った時の感覚がすごく自然で、そのうえで今回は強度も増している。そこが大きな進化だと思います。

 

さらに、プレー中の安定感もかなり高いですね。他のスパイクだと、履いていくうちに少しずつ感覚が変わってきたり、ぐにゃっとした不安定さが出たりすることもありますけど、これはそれがない。しっかりホールドされている感覚があって、最後まで安心してプレーできます。

 

やっぱり大事なのは、履いた瞬間や走り出した瞬間に感じる“いい感覚”が、そのまま長く続くことだと思うんです。プレー中にずれないこと、ストレスがないこと、その最初の感覚が持続すること。そこがこのスパイクのいちばん好きなところですね。

 

――渡辺選手がこれまでのキャリアの中で、「技術面で伸びた」と実感した瞬間や、プレーが変わったきっかけはありましたか。考え方の変化でも、取り入れたトレーニングでも構いません。

 

 

正直、自分では「ここで大きく伸びた」という感覚はあまりないんです。何かひとつのきっかけで一気に変わったというよりは、毎日コツコツ積み重ねてきたことが、少しずつ今につながっているのかなと思います。特別な転機があったというより、地道に積み上げてきた結果という感覚の方が強いですね。

 

その一方で、プレーの感覚という意味では、小さい頃から自然と身についてきたものもあると思います。僕はずっと体が小さかったので、どうやったら相手にぶつからずにプレーできるか、どうすればうまくかわして前を向けるか、ということを子どもの頃からずっと考えてきました。

 

もちろん感覚に頼っている部分もありますけど、それだけではなくて、事前にどれだけ情報を入れられるかもすごく大事です。相手がどう取りに来るのか、どこにスペースがあるのか、次に何が起こりそうか。そういうことを常に頭の中で整理しながらプレーすることで、今の自分のスタイルにつながっているのかなと思います。

 

――最後に、今サッカーを頑張っている学生のみなさんへメッセージをお願いします。サッカーを通じて学んでほしいことや、学生時代に大切にしてほしいことがあれば教えてください。

 

学生のうちは、そこまで深く考えないかもしれないですけど、サッカーはチームスポーツなので、今一緒にやっている仲間を大事にしてほしいなと思います。僕も中学や高校の頃に一緒にプレーしていた仲間とは、プロになった、ならないに関係なく、今でも年に1回集まったりします。サッカーを通じて出会った仲間が、一生の付き合いになることもある。そこはこの競技の大きな魅力のひとつだと思います。

 

だからこそ、仲間を大切にしながら、今しかない時間を思い切り楽しんでほしいですね。その時間はきっと、サッカー選手としてだけでなく、人としても大きな財産になると思います。
 

 

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スポーツデポではアシックスのサッカースパイク「DS LIGHT」シリーズにおける専門拠点として、「DS LIGHT CLUB HOUSE(DSライト クラブハウス)」を新たに展開しております。

「DS LIGHT CLUB HOUSE」では、高度な製品知識とフィッティング技術を備えたスタッフが、プレーヤー一人ひとりに適したなスパイクを提案し、一部店舗でしか取り扱いの無い、高機能モデルを展開いたします。

 

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【写真】軍記ひろし
【文章】池田鉄平
【取材協力】株式会社アシックス

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