ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちがフィッティングの現場で気づいたギアの「深~い話」をお届けする連載【グッと深掘りゴルフギア】。
第201回目となる今回は、3代目ミズノ「ザ・クラフト」ウェッジを取り上げる。
2019年の初代モデル発売以来、アマチュアゴルファーから絶大なる支持を得てきたハイバウンスウェッジ「ザ・クラフト」シリーズ。ゴルフ5が蓄積してきたアマチュアゴルファーのデータに基づくコンセプトをミズノとの共同開発によって具現化し、「ダフリたくてもダフれない」と初代モデルだけで販売数2万5000本を超える大ヒット作となった。
その3代目モデルが今年6月に発売される。
ゴルフ5プレステージでも、このハイバウンスの恩恵をより多くのゴルファーに受けてもらうべく、ニューモデルに大きな期待を寄せるとともに、販売に大きな意欲を見せている。
プレステージ神戸店の竹田敬介フィッターも「ハイバウンスのメリットもずいぶん浸透してきました。初代、2代目からの買い替えのお客さまだけでなく、新たにハイバウンスを求める方も増えてきているので、この魅力をしっかりお伝えしていきたいですね」と話す。
『ゴルフ5プレステージ神戸店の竹田敬介フィッター』
『3代目となる「ザ・クラフトウェッジ」』
『ロフト56度でバウンス角23度のハイバウンス設計』
ハイバウンスがアマチュアゴルファーにとってやさしいことは、もはやある程度のコンセンサスを得られているといえる。
だからこそ「ザ・クラフト」シリーズも、単にハイバウンスを売りにするだけでなく、ウェッジとしての総合性能をより高いレベルで示していくことが重要になってきている。
3代目の「ザ・クラフト」はまさにそこにフォーカスしたウェッジとなっている。
「いちばんの進化ポイントは、フェースと溝の改善によるスピン性能のグレードアップだと思います。初心者向けのお助けウェッジではなく、中・上級者にも満足して使ってもらえるウェッジとしてこの辺は妥協できないところ。そのため使い方に応じて最適なスピン性能を発揮できるように、ロフト52度以下の番手と54度以上の番手で溝の設計を変えているんです」(竹田さん)
『52度以下と54度以上で溝やフェースの設計を変えている』
フルショットでの使用が多くなるロフトの立った番手は、溝1本1本の幅が狭く深さが深い構造で、溝の本数も多い。これはヘッドスピードの速いインパクトで溝が有効に機能しやすい構造。
一方コントロールショットやグリーン周りのアプローチで多用するロフトの寝た番手は、溝1本1本の幅が広く深さが浅くなっており、本数も少なめ。さらにフェース面に施された「ハイドロフローマイクログルーブ」というミーリングの方向を10度傾けて施してあり、フェースを開いてもしっかり機能するような工夫が施されている。
48~60度まで7種類のロフトを展開しつつ、このように番手別の配慮がなされているのは、3~4本のセットでウェッジラインナップを構成するうえで非常に有効といえるだろう。
『ロフトバリエーションは48度から60度まで2度刻みで7種類』
「ヘッドのデザインは、ミズノ養老工場の有名クラフトマンが行っているそうで、アマチュアに寄り添った非常に使いやすい仕上がりになっています。ヘッドはやや大きめで安心感がありつつ、わずかなグースがついていてインパクトでボールを包み込むようなイメージが出る。初心者から上級者まで誰もが違和感なく、とっても構えやすい顔だと思います」(竹田さん)
『セミラージ、セミグースで構えやすく安心感のある顔』
さらに3代目「ザ・クラフト」のソールは、「実効バウンス」にこだわって設計されているという。
バウンス角だけを見ると、ロフト58度で25度と、2代目よりも3度小さい。しかしソールの頂点をわずかにトレーリングエッジ側(ヘッドの後方)にズラした「新Vソール」設計は、インパクトではバウンスの前面がしっかり地面に当たりつつ、後方にスムーズに流れるため抜けがよく、数字以上にしっかりバウンス効果が発揮され、まったくジャマにならない。
『コースの芝の上でどう機能するかを徹底的に考慮したバウンス設計』
『ソールの「尾根」が中央よりもわずかに後方にズラされているという』
『リーディングエッジは「面取り」され、刺さりにくい』
バウンス角の数字ではなく、コースの芝の上で実際にどう作用するかを考慮した新ソールは、これまで以上にやさしく「ちゃんと効く」バウンスなのだ。
こちらの「ザ・クラフト」はゴルフ5限定販売。すでに前作を使っている方も、まだハイバウンス効果を体験していない方も、ぜひ実際にお近くの店舗に足を運んでいただき、打ってこの効果・進化を体感していただきたい。
<The Craftシリーズの詳細はこちら>
https://store.alpen-group.jp/golf5/campaign/mizuno_the_craft/
<プレステージ店舗の詳細はこちら>
https://www.golf5-prestige.jp/
<プレステージ店舗のフィッティング予約はこちら>
https://www.golf5-prestige.jp/custom_fitting/
【文章・写真】アルペングループマガジン編集部