ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちがフィッティングの現場で気づいたギアの「深~い話」をお届けする連載【グッと深掘りゴルフギア】。
第202回目となる今回は、ピレッティのゼロトルクパター「NO TORQUE」シリーズを取り上げる。
ゴルフ5プレステージで人気のパターの代表格といえば「ピレッティ」。アメリカ人トップアマ、マイク・ジョンソン氏が自宅ガレージで立ち上げたパターブランドで、こだわり抜いた厳選素材から削り出しで作られるソリッドな打感や繊細なデザインが人気。
最近では桑木志帆プロなども使用しており、クオリティの高さには定評がある。
そんなピレッティも、時流に乗ってゼロトルクパター「NO TORQUE」シリーズを発売した。人気パターブランドから出たゼロトルクということもあるが、ゼロトルクパターにしてはトラディショナルな形状に近く、違和感が小さい点が面白いとプレステージ神戸店の竹田敬介フィッターは言う。
「ステンレス削り出しで打感がいいのはもちろんですが、ネックに工夫があって構えやすい点もゼロトルクが初めてという人に受け入れやすいパターだと思います。独特の短い逆クランクネック形状で、構えてみると普通のセンターシャフトっぽい感じ。ゼロトルクにありがちな“気持ち悪さ”が少ないんです」(竹田さん)

『ゴルフ5プレステージ神戸店の竹田敬介フィッター』
『その名の通りトルクフリーなゼロトルクパター』
ヘッドはブレード型の「フェラーラ2.5」と、マレット型の「サボナ2.5」の2種類。
いずれもヘッドが大きすぎないので大型マレットが苦手な人でも扱いやすく、スクエア感が出しやすい形状だ。
『「フェラーラ2.5」はブレードタイプ』
『「サボナ2.5」は台形ヘッドのマレットタイプ』
ネックはいずれも短いクランクタイプだが、一般的なクランクネックとは逆にオンセット方向に曲がっているのが特徴。これによってシャフトがヘッドの重心を指してトルクフリーになるが、ゼロトルク特有の「ヘッドの真ん中にシャフトが刺さっている」違和感を解消しつつ、クランクネック的なスクエア感も生み出している。
両モデルともトップブレードがしっかり見える形状である点もセンターシャフト的なフィーリングがあり、一般的なセンターシャフトパターが好きな人にとっても構えやすいネック形状と言える。
『ショートネックの逆クランクという独特のネック形状』
『センターシャフトっぽさにも構えやすさがある』
「ゼロトルクなのにいい意味でかなり“普通”っぽいんです。ゼロトルクそのものの機能を最大限に生かすなら大慣性モーメントのネオマレット形状がいいのかもしれませんが、そういったヘッドは使い手を選ぶ部分もあり、苦手意識を持っている人も多いと思います。『NO TORQUE』シリーズは、むしろ世に出ているゼロトルクが苦手な人のためのゼロトルクという感じもあるので、ゼロトルクパターを敬遠していた人にこそ試してみていただきたいと思っています」(竹田さん)
気になった方はぜひゴルフ5プレステージにてチェックしていただきたい。
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【文章・写真】アルペングループマガジン編集部