ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちがフィッティングの現場で気づいたギアの「深~い話」をお届けする連載【グッと深掘りゴルフギア】。
第203回目となる今回取り上げるのは、ベティナルディの「BB」シリーズパター。
ベティナルディの「BB」シリーズは、同社のフラッグシップモデルに位置づけられるラインで、ゴルフ5プレステージでも人気商品の1つ。303ステンレスをワンピースで削り出して得られるピュアな打感が大きな特徴で、独自のフェースミーリングによって最新のソリッドボールとの相性がいいやわらかい打感を備えている点が人気の大きな理由だ。
今年その「BB」シリーズがリニューアルされたとのことで、プレステージでも大きな注目を集めているという。プレステージ神戸店の竹田敬介フィッターに話を聞いた。
『プレステージ神戸店の竹田敬介フィッター』
「新しい『BB』シリーズは、新しいフェースミーリングとヘッドのバリエーションがポイントです。ベティナルディのフェースといえばかつてはハニカムデザインの印象がありましたが、そこからどんどん進化し、ニューモデルではステンレス削り出しとは思えないテクノロジーが搭載されています。ヘッドも6種類のラインアップがあり、慣性モーメント大きめのやさしいモデルもあります。削り出しのパターに高い性能を求める方にはおすすめですね」(竹田さん)
竹田さんの言う「新しいフェース」とは、「VDFフェース」という新ミーリング加工。
VDFは「Variable Depth Flymill」の略で、フェースを9つのゾーンに分け、それぞれミーリングの深さを変えることで、芯を外してもボール初速や転がりを揃える設計だ。
インサートのないステンレス削り出しフェースといえば芯で打ったときの打感にフォーカスされ、ミスヒットに関しては一定の“諦め”があるのが普通だったが、新しい「BB」シリーズではそこから一歩進み、ミスヒット時の距離感を補正する機能を備えるに至っている。
『複雑に構成されたミーリングが打点のミスをカバーしてくれる』
ヘッドは、アームロックタイプを除くと6モデルがラインアップ。
「BB」シリーズといえばブレードのイメージが強いが、今回は「INOVAI」シリーズで培った高MOI形状も取り込み、選択肢がかなり広がっている。
「現在のパターはヘッドの高機能化が進んでいるので、どんなパターであっても『やさしさ』が求められる時代です。削り出しパターであってもそれは例外でなくなりつつあるなかで、新しい『BB』シリーズはそこにも応えるラインアップを用意してきました。やさしく、しかもフィーリングもいいということが可能になってきているんです」(竹田さん)
ラインアップは、伝統的なブレード型の「BB1」、セミワイドブレードの「BB8W」、ダブルワイドブレードにベントネックを組み合わせた「BB28」、ミッドサイズマレットの「BB49」、いわゆる“ツノ型”の「BB6.0」の5種類に、大型マレットの「BB7.0」も加わる。
『美しいオーソドックスなブレード型の「BB1」』

『セミワイドブレードでクランクネック、スクエアを出しやすい「BB8W」』
『ダブルワイドのブレードにベントネックを装着した「BB28」』
『カマボコ型で適度な寛容性とシャープさを兼ね備えた「BB49」』
『慣性モーメントが大きい“ツノ型”の「BB6.0」』
ニューモデルでは、ヘッドカラーが新色の「サバンナブルーPVD」となっていることに加え、シャフトもツアーグレードの「ブラッシュドニッケルシャフト」でスペシャル感の高いデザイン。
性能を志向するとデザインがチープになっていくパターが多いなか、この「BB」シリーズは、性能だけでなくベティナルディならではの所有感も満たしてくれる。
「新しい『BB』シリーズは、削り出しパターにも寛容性という新しい価値観を持ち込んだパターといえます。距離のバラつきを抑えるという、大型マレットが得意としてきた性能を、クラシカルな削り出しパターで実現できているのはすごいことだと思います。性能とフィーリング、両方を求めたい欲張りな方は、ぜひ手に取っていただきたいですね」(竹田さん)
ゴルフ5プレステージ各店舗で在庫しているので、気になった方はぜひ足を運んでいただきたい。
<プレステージ店舗の詳細はこちら>
https://www.golf5-prestige.jp/
<プレステージ店舗のフィッティング予約はこちら>
https://www.golf5-prestige.jp/custom_fitting/
【文章・写真】アルペングループマガジン編集部