ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちがフィッティングの現場で気づいたギアの「深~い話」をお届けする連載【グッと深掘りゴルフギア】。
第206回目は、三菱ケミカルのウッド用カーボンシャフト「ディアマナスティンガー」を紹介する。
三菱ケミカルが長く販売している「ディアマナ」シリーズは、基本的に青、赤、白という3ラインをベースに展開され、現在は「ディアマナBB」、「ディアマナRB」、「ディアマナWB」という第6世代シリーズが展開されている。
そのラインアップとは別に、今年4月高弾性カーボンなどのハイテク素材をふんだんに使った「ディアマナスティンガー」が発売された。
『「ディアマナスティンガー」は4月10日に発売されている』
「ディアマナスティンガー」というシャフトは、実は2004年にツアープロ向けに作られた幻のプロトタイプが存在したが、それをリファインし、市販品として登場させた形だ。
ゴルフ5プレステージ日本橋店の木村悠野フィッターによると「ハードヒッターはぜひ試してほしいシャフト」だと話す。
『2004年にツアー限定でつくられたシャフトのリファイン・リメイク版』
「昔の『ディアマナスティンガー』は、とにかくハードで、シャフトに強い負荷をかけて打つ人でも暴れない安定性が特徴でした。『スティンガー』という名の通り強い球が打てましたが、球が上がりにくく、普通のアマチュアにはちょっと手が出ない感じでした。だからツアー限定だったのですが、新しい『ディアマナスティンガー』は、確かにハードですがプロじゃなきゃ打てないというほどではありません。しっかり振れれば初速は出るので、ハードヒッターの方には面白い選択肢になると思います」(木村さん)
『ゴルフ5プレステージ日本橋店勤務の木村悠野フィッター』
最大の特徴は素材。全長にボロンファイバーを使用しつつ、高弾性ピッチ系炭素繊維「DIALEAD」を採用。
全長にボロンを使うというのはコストも高くなるため珍しいが、当たり負けしないぶ厚いインパクトが可能になり、ボールを強く押し込める。そのためオフセンターヒットにも強く、初速が出やすいのが大きなメリット。
切り返しが強くなるタイプのプレーヤーやパワーヒッターでも暴れにくく、ミート率も上がりやすい。
『ボロンや高弾性カーボンをふんだんに使った高機能シャフト』
「弾きもあって締まりのあるシャフトですが、手元から先端までスムーズにしなる素直な動きが特徴。かなりクセがないタイプなので、あまりシャフトに余計な動きをしてほしくない人にも合うと思います。その意味では、ある程度のヘッドスピードさえあればスイングタイプを選ばず広いゴルファーにマッチするはず。ハマれば結構初速が出るので、とにかく一度試してほしいですね」(木村さん)
『しっかり感はあるが動きにクセはなく幅広いゴルファーが心地よく振れる』
高級で高性能な素材を使って、極力クセのない素直な動きを目指したという点でとても贅沢なシャフトと言えるが、それだけに完成度は高く、バランスのよさが際立つシャフト。
ハードヒッター向けとはいっても50g台からラインアップされているので、案外使える層は広い。尻込みせずに打ってみる価値はありそうだ。
ゴルフ5プレステージでは、豊富な試打クラブ・シャフトをご用意しているのでクラブにお悩みの方はぜひ一度ご来店いただきたい。
『50g台のSから70g台のXまで幅広いフレックス構成』
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【文章・写真】アルペングループマガジン編集部