ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちがフィッティングの現場で気づいたギアの「深~い話」をお届けする連載【グッと深掘りゴルフギア】。
第207回目に紹介するアイテムは、フジクラのシャフト「スピーダーブースト」だ。
フジクラのメインブランド「スピーダー」シリーズといえば、現在は「バイオレット」「ゴールド」、そして今年発売される「ホワイト」といった「NX」シリーズが主流。女子プロを中心にツアーでの使用率も高いシャフトだが、フジクラには今年3月に別ラインで発売された「スピーダーブースト」という“もう1つのスピーダー”がある。
この「スピーダーブースト」、ハマると一気に飛距離を伸ばすお客さまが多いと、ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちの間でひそかに話題になっているという。
プレステージ日本橋店の木村悠野フィッターも「昔のスピーダーを彷彿とさせる走り感があって面白い」と話す。
『今年3月に発売された「スピーダーブースト」』
『プレステージ日本橋店の木村悠野フィッター』
「最近のシャフトは大型ヘッドに対応するため先端がしっかりしているものが多く、“走る”といっても昔のスピーダーにあったようなスピード感は抑えられている感じがします。でも『スピーダーブースト』は先が走ってつかまりもよく、かなり心地いいフィーリングなんです。やっぱりシャフトは走ってしっかり助けてほしいという方にとっては、これは面白いと思いますよ」(木村さん)
「スピーダーブースト」は、最近ではめずらしいダブルキックなのが特徴。
切り返しでは手元がしなりつつ、インパクト前後では先端も走る。そのためタイミングの取りやすさとスピード感やつかまりを両立しており、「シャフトが仕事をしてくれる」感が非常に強い。
一方で、VTC(Variable Torque Core)を採用し、手元と先端のトルクを最適化。ダブルキックのシャフト特有のしなり量の大きさからくる“暴れ感”を抑え、しなり量は大きいのにフェース向きが安定し、方向性も担保しつつタイミングが合わせやすくなっている。
『切り返しでは手元側がしなってタイミングがとりやすい』
『インパクトゾーンでは先端がはしって飛びとつかまりを“ブースト”』
「振ってみるとムチのようなしなやかさがあってタメが作りやすく、それでいて最後にしっかりスピーダーらしい走り感があるんです。この感じがネーミング通り、飛ばしを『ブースト』してくれる感じがあるんです。硬いシャフトが好きな人には合いませんが、タイミングが取れると一気に飛距離が伸びるお客さまもいます。タイミングがとりやすくて打ち急ぎを防げるうえ球のつかまりもいいので、スライス改善にも効果があります。最近の低スピンドライバーで球が浮かないという人にもアリだと思います」(木村さん)
『最近めずらしいダブルキックシャフトは、アマチュアにとっては武器になり得る』
重量も40g台のRまであってパワーに自信がない人でもOK。
最近のシャフトがマイルドな特性のものが多いなか、しなやかで振りやすく、「走る」「つかまる」というサポート機能が充実した「スピーダーブースト」は、アベレージゴルファーにピッタリのシャフトといえそうだ。
『40g台のRから60g台のSまで5スペックがラインアップ』
ゴルフ5プレステージでは、もちろんすべてのスペックで試打が可能だ。
気になった方はぜひ、ゴルフ5プレステージに足を運んでみては。
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【文章・写真】アルペングループマガジン編集部