いよいよ明日、9月4日(金)から開幕する「ゴルフ5レディス」。YouTube「ゴルフ5チャンネル」で練習場からライブ配信を行っているゴルフ5所属・伊藤元気プロと、下村樹美プロに、今大会の注目点について聞いてみました。
練習場中継をしていて2人が気づいたのは、今年の会場である「ゴルフ5カントリーみずなみコース」のある岐阜や近郊の愛知など中部地方出身の選手が多いこと。もちろん地元ならではの推薦出場などもありますが、それ以上に中部出身の実力派がそろっていることに改めて気づいたと言います。
その理由は、やはりジュニアゴルファー育成環境の充実にあるだろうと、2人は言います。
「いま中部地区を管轄しているCGA(中部ゴルフ連盟)が、ジュニア育成にすごく力を入れているんです。いまJGAのジュニア育成のトップも中部の人ですし、JGAと同じメソッドで強化しているので、すごくレベルが上がっているんです。とくにこの瑞浪エリアはゴルフ場が集中しているエリアなので、環境も抜群なんです」(伊藤プロ)

『練習場中継を通じて見えてきた、今大会ならではの注目ポイント』
「愛知県にはAJG(愛知県ジュニアゴルファー育成財団)という組織もあって、地元の企業さんたちの支援でプレーも練習もクラブも、全部無料のレッスン会を開催したりしています。こういった活動が、トップカテゴリーだけでなく、ジュニアゴルファーの裾野を広げていることにも大きく寄与していると思います」(下村プロ)
今大会に出場する中部出身の選手は、ゴルフ5所属の穴井詩選手(愛知県岡崎市)や山本景子選手(岐阜県瑞浪市)をはじめ、神谷そら選手(岐阜県土岐市)、神谷桃歌選手(愛知県高浜市)、入谷響選手(愛知県豊川市)、與語優奈選手(愛知県長久手市)、野澤真央選手(愛知県名古屋市)、池ヶ谷瑠菜選手(三重県四日市市)、清本美波選手(愛知県一宮市)、金田久美子選手(愛知県名古屋市)、そしてアマチュアの伊藤せあら選手など、枚挙に暇がありません。

『愛知県出身の伊藤元気プロも、中部地方のゴルフ環境の充実ぶりを実感している』
なかでも2人が注目選手として挙げるのが、神谷桃歌選手です。
ツアー2年目、まだ未勝利の20歳ですが、今年はQTランキング2位でレギュラーツアーを主戦場とし、「資生堂・JALレディス」では2位タイに入るなど実力をつけてきています。
「とにかくショット力が高くて、縦の距離感がそろったショットを打てるので、『ゴルフ5カントリーみずなみコース』のような打ち上げ・打ち下ろしのあるコースでは強いはず。アプローチもうまいですし、今大会で初優勝を遂げる可能性は十分あると思います」(下村プロ)
「ほんわかとしたキャラですが負けん気も強く、プレーやスイングのリズムもいい。いつ勝ってもおかしくない実力があり、今年複数回優勝しても僕は驚きません。いま勢いに乗っていて、おもしろいと思いますよ」(伊藤プロ)
また下村プロは、神谷そら選手、池ヶ谷瑠菜選手も注目プレーヤーとして挙げてくれました。
「彼女は、会場の『ゴルフ5カントリーみずなみコース』のすぐ近くにある麗澤瑞浪高校の出身で、本当の地元。今年はまだ未勝利ですが通算4勝の実力者ですし、何より飛距離が出てスケールの大きいゴルフをします。優勝候補の上位と言ってもいいと思います。池ヶ谷選手はプロ3年目でまだ未勝利ですが、最近結果が出始めていて急上昇中。『北海道meijiカップ』から予選落ちがなく、取り組んでいる課題が結果につながってきたところ。今大会もやってくれる気がします」(下村プロ)

『池ヶ谷瑠菜選手は近況も良好。下村プロも期待を寄せる注目株だ』
伊藤プロが注目しているのは清本美波選手。
「プロテストトップ合格やQTでの実績を見ても間違いなく実力のある選手。プロ入り後は『QTではいいけれど試合では結果が出ない』という状況が続き、ある種の脆さを感じていましたが、最近はプレーに隙がなくなってきて、今年はステップアップツアーでは予選落ちがありませんし、レギュラーツアーでも戦える感触が出てきています。この辺でジャンプアップする可能性は十分あると思います」(伊藤プロ)
ゴルフ5契約の穴井詩選手、山本景子選手からももちろん目が離せませんし、今大会は地元中部の選手たちが台風の目になるかもしれません。
<ゴルフ5レディストーナメントについてはこちら>
https://www.golf5-ladies.com/
【文章・写真】アルペングループマガジン編集部