【バスケ】スコアシートの書き方|記録をつけて試合分析に役立てよう

バスケットボールの試合中に何が起こったのかを示す「スコアシート」は、チーム運営に欠かせないものです。スコアシートを正確に記載しておけば、その試合で何が起こったのか、誰が活躍したのかなどを、具体的に把握することができます。
一方で、スコアシートは独自のルールで記載する必要があるため、書き方がわからないと悩んでしまうこともあるでしょう。
ここでは、バスケットボールにおけるスコアシートの必要性や、基本的な書き方をご紹介します。

 

 

【目次】
■スコアシートの役割は?
・試合の記録を正式に残す
・ゲームの分析に使う
■スコアシートの基本の書き方
・試合概要
・選手名や背番号
・出場の有無
・スコア
・ファウル
・タイムアウト
■スコアシートの書き方を覚えてチームをサポートしよう

 

 

■スコアシートの役割は?


バスケットボールのスコアシートとは、自チームまたは敵味方両チームの得点などを記録する表のことです。スコア表などと呼ばれることもあります。
なぜ、試合の際はスコアシートを記載することになるのでしょうか。スコアシートの持つ役割は、主に次の2点です。

 

・試合の記録を正式に残す
試合が正式な記録として認められるには、誰がいつ得点したのか、ファウルをしたのかなど、ゲーム内で起こったことを正確に記録する必要があります。仮に、試合を完全に記憶していたとしても、口頭で誰かに伝えるのでは記録としては認められません。
試合の記録を目に見える形で記録するスコアシートは、試合を成立させるために必要不可欠なアイテムです。

 

基本的に、公式戦ではテーブルオフィシャルズ(TO)が正式な記録として残るスコアシートを作成します。
それだけでなく、各チームのマネージャーなども、自チーム用のスコアブックを記載するのが一般的です。

 

・ゲームの分析に使う
スコアシートには、出場選手やチーム及び個人の得点、ファウルの種類や回数、タイムアウトの回数など、ゲームの詳細が記載されます。
スコアシートを正確に記入しておけば、ゲームで何が起こったのかを客観的に確認することが可能です。

 

「あの選手はスリーポイントシュートが多い」「あの選手はファウルが多い」など、試合の作戦を立てるうえでも有効活用できます。

 

 

■スコアシートの基本の書き方


具体的に、バスケットボールのスコアシートには何を、どのように書けば良いのでしょうか。基本的なスコアシートに記載する内容と、書き方のポイントをご紹介します。

 

・試合概要
スコアシートの上部には、試合の概要を記載します。

 

・チーム名:対戦相手のチーム名を記載します。ホームチームがA欄、相手チームがB欄です。

・大会名:参加している大会の名前を記載します。

・試合日程:試合の開始日を記載します。

・時間:試合開始の時間を記載します。

・場所:大会の開催場所(○○体育館など)を記載します。

・ゲームナンバー:ゲームのシリアルナンバーがある場合は必要に応じて記載してください。

 

・選手名や背番号
選手名や背番号、コーチ名などの記載も必要です。

 

・選手名:選手氏名の欄に記載します。

・背番号:選手氏名欄の隣にある「No」欄に記載します。

・キャプテン:記載した選手名の後ろに「CAP」と記載しましょう。

・コーチ名:コーチとアシスタントコーチの名前を記載します。アシスタントコーチが複数いる場合は、エントリー時に記載するコーチ名を指定されるのが一般的です。

 

・出場の有無
選手がスタメン出場なのか途中出場なのか、または試合に出なかったのかといった要素も記入します。

 

・スタメン:試合に最初から出場するスタメン選手は、「player in」という欄に小さく×印を記載しておきましょう。ゲーム開始前になったら、×印を赤丸で囲みます。

・途中出場:途中出場した選手は、「player in」の欄に×印だけを記載してください。
・試合不出場:「player in」欄を空白のまま残しておきます。

また、ベンチ入りの選手が規定人数に満たず、スコアシートの欄が余る場合は、一番下に記載されている選手名の下の行に横線を、ファウル欄に斜線を引いておきましょう。

 

・スコア
ランニングスコア欄には、個人がどのように得点したのかを記載します。左側の2列はAチーム用、右側の2列はBチーム用です。中央の2列が合計得点を示し、外側の2列には得点したプレーヤーの背番号を記入します。
フリースローの場合と2ポイントシュートの場合、3ポイントシュートの場合で、書き方が異なるので注意が必要です。

 

【フリースローの書き方】
点数の上に、黒丸(●)を記入します。横にはフリースローを行った選手の番号を記入してください。

【2ポイントシュートの書き方】
シュートを決めた後の得点となる点数の枠に、斜線を引きます。例えば、シュートが決まってスコアが4点になったのであれば、4の所に斜線を引いてください。斜線は「/」でも「\」でも問題ありません。横にはシュートを決めたプレーヤーの番号を記載します。

【3ポイントシュートの書き方】
シュートが決まった後の得点となる点数の枠に斜線を引くのは、2ポイントシュートと同様です。横にプレーヤーの番号を記入したら、その番号を丸で囲みます。

 

・ファウル
個人ファウルは、ファウルの内容によってPやTなどと記載します。フリースローの場合はファウルの横にフリースローの回数を数字で記載してください。
主なファウルの書き方は、以下のとおりです。

 

【選手に対するファウルの記載】
・P:パーソナルファウル
・T:テクニカルファウル
・U:アンスポーツマンライクファウル
・D:ディスクォリファイングファウル
・F:ファイティング(乱闘や暴力行為など)による失格
・GD:テクニカルファウルやアンスポーツマンライクファウルの累積(2回目)による失格

【ヘッドコーチに対するファウル】
・C:ヘッドコーチの振る舞いに対するテクニカルファウル
・B:C以外の理由で記録されるテクニカルファウル
・F:ファイティングによる失格
・GD:2つ目のCまたはテクニカルファウルの累積(3回目)による失格

 

ファウルの結果、フリースローが与えられた際は、記号の後ろにフリースローの数を記載しましょう。
チームファウルに関しては、チームファウルの該当するクォーターの数字を×印で消していきます。

 

・タイムアウト
タイムアウトについても記載が必要です。タイムアウトが認められたタイミングで、クォーターの経過時間を記載します。
例えば、第2クォーターの残り4分というタイミングでタイムアウトを使用した場合、タイムアウトの2段目に記載する数字は「6」です。

 

また、第4クォーター残り2分までにタイムアウトを使わなかった場合は、2段目の一番左の欄を二重線で消す必要があります。

 

 

■スコアシートの書き方を覚えてチームをサポートしよう
バスケットボールのスコアシートは、試合の公式記録やチームの分析に欠かせない重要なアイテムです。得点やファウル、タイムアウトなど、試合中のあらゆる出来事を正確に記録する役割を持つスコアシートがあれば、試合の詳細をすぐに把握することができます。

 

一見すると難しく見えるかもしれませんが、項目ごとの基本的な書き方を覚えればスムーズに記入することが可能です。
フリースローや3ポイントシュートの書き分け、ファウルの種類など、まずは基本ルールを押さえたうえで、スコアシートの記入にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

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【文章】アルペングループマガジン編集部

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