バレーボールやテニス、バドミントンといったネットを挟んで試合を行うスポーツは、何点を取れば1セットを得られるのかが明確に決まっています。例えば、テニスは6ゲーム先取した方が1セット、バドミントンなら21点先取した方が1セット(ゲーム)の勝者です。
では、バレーボールは何点を取れば1セットを得られて、何セットを取ると試合で勝つことができるのでしょうか。
ここでは、バレーボールの得点に関する基本的なルールをご紹介します。
【目次】
■バレーボールは1セット何点?
・6人制
・9人制
・その他のバレーボール
■バレーボールの得点の入り方
■覚えておきたい得点に関するその他のルール
・デュース
・最終セットの得点
■得点のルールを把握してバレーボールを楽しもう
■バレーボールは1セット何点?

バレーボールと一口に言っても、6人制や9人制、ビーチバレーなどの種類に分けられ、それぞれ得点に関するルールが異なります。
「バレーボール」に分類される代表的な種目と、それぞれの得点に関するルールは、以下のとおりです。
・6人制
オリンピックなどの国際大会や、プロリーグで広く採用されている種目です。一般的に、「バレーボール」といえば6人制のことを指します。
立ち位置から前衛と後衛に分けられ、後衛の選手は前衛ゾーン(ネット側)でネットより高い位置にあるボールをスパイクしたり、ブロックしたりすることができません。リベロと呼ばれる守備専門のポジションがいる点や、サーブ権を得るごとに配置が時計回りに移動するローテーションがある点も特徴です。
6人制バレーでは、1セット25点先取の5セットマッチが採用されることが多いです。5セットマッチの場合、3セットを先取したチームが勝利となります。
ただし、大会によっては先に2セットを取ったチームの勝ちとなる3セットマッチで行われることもあります。
・9人制
いわゆる「ママさんバレー」などで採用されているのが9人制バレーボールです。
6人制とはチーム人数だけでなく、プレー上のルールにもいくつか違いがあります。
【9人制の主な特徴】
・リベロがいない
・アタックラインがなく、後衛の選手もブロックやアタックに参加できる
・ローテーションは行わず、ポジションは任意
・ブロックを1回の接触としてカウントする
・サーブをミスしても1回打ち直しが可能
9人制のバレーボールでは、1セット21点の3セットマッチで、先に2セット取ったチームの勝利となります。
・その他のバレーボール
主に室内で行う6人制や9人制以外にも、ソフトバレーボールやビーチバレーと呼ばれる種目もあります。それぞれの概要は以下のとおりです。
【ソフトバレーボール】
名前のとおり、ゴムでできた柔らかいボールを使用する種目です。4対4で行われ、基本的なルールは6人制・9人制のバレーボールに準拠しています。バドミントンのダブルス用コートの広さで行える点が特徴です。
ソフトバレーボールは、1セット15点の3セットマッチで試合が行われます。
【ビーチバレー】
屋内ではなく、砂浜(ビーチ)で試合を行うのが特徴の種目です。1チーム2人で、前後または左右に分かれてプレーを行います。ポジションの規定はないため、プレー中に選手の配置は自由に変えることが可能です。
コートの広さは一般的なバレーボールよりも狭いですが、1チーム2人でカバーしなければいけないうえに、砂浜でプレーを行うなど、スタミナが求められる競技といえるでしょう。
1セット21点の3セットマッチで行われますが、3セット目(最終セット)のみ15点マッチになります。
■バレーボールの得点の入り方

バレーボールでは、どのようなタイミングで得点が認められるのかも覚えておきましょう。得点が認められる代表的なタイミングは、以下のとおりです。
【相手コート内にボールが落ちた】
バレーボールの基本的な得点方法です。スパイクやブロックなどを相手が拾えず、コートにボールが落ちると得点になります。ラインに少しでもかかっていればインの判定です。
【相手選手が最後に触れたボールがコート外に落ちた】
相手のスパイクがアウトになったり、レシーブが大きく乱れてコート外に落ちた時は、自チームの得点になります。
【選手が反則またはミスをした】
サーブがネットにかかった、ネットに体が触れた、2回連続で同じ選手がボールに触れた、ネットを越えてボールに触れたなど、反則やミスが起きると即座に相手チームの得点になります。
【3回以内に相手コートに返球できなかった】
バレーボールは、1チームが連続してボールに触れられるのは3回までです。3回以内にボールを返すことができないと、相手チームの得点になります。
■覚えておきたい得点に関するその他のルール
前述のとおり、オリンピックなどで採用されている6人制バレーボールは、原則として1セット25点の5セットまたは3セットマッチです。
ただし、試合展開によっては25点取っても試合が終わらなかったり、15点取った段階でセットが終わったりすることがあります。
得点に関連して、以下の2つのルールも覚えておくと便利です。
・デュース
あと1ポイントでそのセットを取ることができる状態は、「セットポイント」と呼ばれます。片方のチームがセットポイントになっている時に、相手チームも得点を重ねて、両チーム同点になった状態がデュースです。
25点先取の場合は、24対24の状況がデュースになります。
デュースの状態では、25点を先取してもセットは終わらず、どちらかのチームが2点差をつけるまでセットが続きます。
バレーボールにおけるデュースのポイントは、点数上限が設けられていないため、2点差がつかないとセットが終わらない点です。過去には、44対42など、ほぼ2セット分に相当するスコアになるまでセットが続いたこともあります。
・最終セットの得点
一般的な6人制のバレーボールは、最終セット(5セットマッチの場合は5セット目)のみ、勝利に必要な点数が変わります。
例えば、25点マッチの場合は最終セットだけ15点マッチになります。
これは、フルセットに及んだ場合の試合時間の短縮や、選手の体力消耗を考慮したルールです。通常の25点マッチではないため、試合観戦の際は覚えておきましょう。
■得点のルールを把握してバレーボールを楽しもう
バレーボールは、6人制や9人制、ビーチバレーなど、種目によって1セットの得点や勝利条件が大きく異なります。国際大会などで主流の6人制は「25点先取の5セットマッチ」が基本です。
ただし、最終セットのみ15点先取になるなど、細かなルールがある点には注意してください。
相手の反則やミスによる得点の仕組み、各競技の点数ルールを正しく理解しておけば、試合の盛り上がりがさらにわかりやすくなります。
基本ルールをしっかりと押さえて、バレーボールのプレーや試合観戦をさらに楽しんでみてください。
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【文章】アルペングループマガジン編集部