ラケットでシャトルを打ち合うバドミントンは、老若男女を問わず誰でも手軽に始められるスポーツのひとつです。とはいえ、競技として本格的に楽しむためには、試合の基本的なルールを知っておく必要があります。
バドミントンの試合は、どのようなルールのもとで進められているのでしょうか。
この記事では、バドミントンをプレーしたり、観戦したりする際に知っておきたい基本的なルールをご紹介します。
【目次】
■バドミントンの基本ルール
・試合の進め方
・サーブのルール
・ラリーのルール
■試合中の反則行為
■シングルスとダブルスは何が違う?
・シングルス
・ダブルス
■ルールを覚えてバドミントンを楽しもう
■バドミントンの基本ルール

バドミントンは、羽根のついたシャトルを交互に打ち合い、得点を競うスポーツです。インドで行われていた遊びがイギリスに伝わり「バドミントン」という名前がついたという説や、イギリスの遊びを原型としている説など、その由来には諸説あります。
シャトルとラケット、コートがあればプレーすることができ、選手同士の接触がないことから、レクリエーションとして取り入れやすい点がバドミントンの魅力です。
まずは、バドミントンの試合の進め方に関する、基本的なルールを見ていきましょう。
・試合の進め方
バドミントンの試合は、1対1で行う「シングルス」と、2対2で行う「ダブルス」に大きく分けられます。
ネットを挟んでコート上で向かい合った両チーム(選手)が交互にシャトルを打ち合い、それがコートに落ちると得点が決まります。
シングルス・ダブルスともに、21点先取の3ゲーム制で、スコアが20対20になった際は2点リードするか、先に30点に到達した方が勝利するというルールです。
ただし、試合時間の短縮や選手の負担軽減を目的に、2027年1月4日からは15点3ゲーム制への移行が決定しています。
・サーブのルール
試合開始後または得点後にシャトルを打ち出すプレーがサーブ(サービス)です。
バドミントンのサーブの打ち方には、次のようなルールがあります。
【バドミントンのサーブのルール】
・シャトルは床面から1.15m以下の位置から打ち出す
・相手コートの決まった場所(コートの対角線上)にシャトルを入れる
・サーブラインを踏んではいけない
・足の一部を床につけた状態でサーブする(足を浮かせるのは禁止)
・打つ瞬間に足を動かさない など
また、シャトルがネットに引っかかった、ネットを越えなかった、ライン外に出てしまったという場合は、サーブを打った側の失点になります。
・ラリーのルール
サーブ後は、シャトルを落とさないように相手選手と打ち合う「ラリー」に移ります。シャトルがコートに落ちたり、コート外に外れたり、ネットに引っかかったりすると1点が入ります。
また、シャトルがライン上に落ちたり、ネットに触れて相手コートに入ったりしても得点として有効です。
■試合中の反則行為
バドミントンの試合中に発生する反則行為は「フォルト」と呼ばれます。その中でも、特に起こりやすい代表的なケースを覚えておきましょう。
【ネットを越えてシャトルを打つ】
バドミントンでは、ネットを越えてシャトルを打つことはできません。例えば、ラケットが少しでもネットの上を越えているとフォルトとなります。
ネット際でのラリー中に起こりやすいので注意が必要です。
【ラケットまたは体がネットに触れる】
ラケットまたは選手の体がネットに触れてしまうのもフォルトです。シャトルを打ちに行く際に、勢い余ってネットに突っ込んでしまうケースなどが考えられます。
また、シャトルが体またはユニフォームに触れるのもフォルトです。
【相手を妨害する行為】
シャトルを打とうとしている相手のプレーを妨げたり、わざと大声を出したりする行為も反則です。
ネット前でラケットを構えておく行為もフォルトになることがありますが、顔を守ろうとして出したラケットに当たったなど、偶然打ち返してしまった場合はフォルトにはなりません。
■シングルスとダブルスは何が違う?

前述したとおり、バドミントンは1対1のシングルスと、2対2のダブルスの2種類に大きく分けられます。シングルスとダブルスでプレースタイルや使えるコートの幅などが異なるため、違いを知っておくと便利です。
・シングルス
1対1で試合を行うシングルスでは、コートの横幅がダブルスよりも狭くなります。とはいえ、1人でコートを守り切ることになるため、1試合通して動き続ける体力や、素早くシャトルに向かうスピードなどは必要不可欠です。
また、点数が偶数の時は右からサービスを行い、レシーバーも自コートの右側でシャトルを打ち返します。点数が奇数の時は、左からサービスを行い左側でレシーブします。
その後のラリーは、自由に打つ場所を狙うことができます。
シングルスは、コートの広さや奥行きを活かして、空いているスペースを狙いながらラリーを組み立てる戦略性が醍醐味です。
選手同士が何を考えているのかという駆け引きの部分を考慮しながら試合を見ると、プレーの意図がわかりやすくなり、より楽しめるでしょう。
【シングルスのコートサイズ】
長さ:13.4m、横幅:5.18m
・ダブルス
ダブルスは2対2で試合を行うため、シングルスよりもコートの幅を広く使います。
サービスやレシーブはシングルスと同様に、点数が偶数の時は右側からサービスして右側でレシーブ、奇数の時は左側からサービスして左側でレシーブを行います。
サーブを打った側が得点をした場合は、同じ選手のサーブが続く点が特徴です。
ダブルスでは、選手が左右に並んだり、前後に並んだりと、複数のフォーメーションを駆使して攻守を行います。
選手同士の距離が近くなりやすいため、シングルスよりもラリーのスピードは速く、反射神経の良さや味方との連携が必要不可欠なカテゴリーです。
【ダブルスのコートの広さ】
長さ:13.4m、横幅:6.1m
■ルールを覚えてバドミントンを楽しもう
バドミントンは、お互いにシャトルを打ち合って得点を競うというシンプルなルールながら、戦略性も必要な奥深いスポーツです。
21点3ゲーム制、サーブは下側からコートの対角線上に打ち込むなど、基本的なルールを押さえておけば、試合観戦をより一層楽しみやすくなるでしょう。
もちろん、自分でバドミントンをプレーする際にも、基本的なルールを知っていると役立ちます。
また、シングルスなら個人の体力と戦略性、ダブルスならスピード感あるラリーとチームメイトとの連携といった形で、異なる魅力を楽しめる点も見逃せません。
バドミントンに興味がある方は、実際の試合を見たり、コートでシャトルを打ったりしながら、少しずつルールを覚えていきましょう。
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【文章】アルペングループマガジン編集部