JORDAN ブランドの新作パフォーマンス バスケットボールシューズ『トライアングル』を体感するイベントが開催された。
当日は、東海大学 男子バスケットボール部の入野貴幸監督と選手たちが登壇。商品説明、トークセッション、クリニック、個別インタビューを通じて、実際のプレーで感じた履き心地やパフォーマンスについて語った。
■ポジションレスに対応するJordan ブランドの新作

トライアングルは、Jordan ブランドのラインアップにおいて、次世代のオールラウンド・パフォーマンスモデル」の中核を担うバスケットボールシューズに位置づけられる。
名前の由来は、バスケットボールの戦術「トライアングル・オフェンス」。ボールを持っている時だけでなく、オフボールでの動きにも着目し、あらゆるプレーをサポートする一足として設計されている。
現代のバスケットボールでは、ポジションごとの役割がより流動的になっている。ガードがリバウンドに絡み、ビッグマンが外へ広がり、全員が走り、守り、切り返す。そうしたポジションレスなプレーに対応するため、トライアングルはスピード、ジャンプ、安定性をバランスよく備えている。

前足部には、反発性と衝撃吸収性に優れたZoomXフォームを搭載。踏み込みや走り出しの一歩目をサポートし、スピードのある動きにつなげる。

さらに、かかと部分にはAir Zoomユニットを備え、ジャンプ後の着地や体重移動をスムーズに支える。
アッパーにはカーボンファイバー製のタフなメッシュアッパーを採用し、軽さ、強度、通気性を確保。

アウトソールにはヘリンボーンパターンとハードラバーを使用し、方向転換やカッティング、急加速、急停止といったバスケットボール特有の動きに対応する。

発売日は7/2、価格は税込18,480円。ポジションが変わりやすい学生プレーヤーや、どのシューズを選べばよいか迷っているプレーヤーにも提案しやすいモデルとなっている。
■東海大学バスケットボール部が語ったリアルな着用感

商品説明に続いて行われたトークセッションには、東海大学男子バスケットボール部の入野貴幸監督、轟琉維選手、ルーニー慧選手、尾﨑匠朗選手が登壇。それぞれが普段のシューズ選びのこだわりや、トライアングルを履いた印象を語った。

入野監督は、長時間履いても負担が少ない点を評価。練習などで長くコートに立つ指導者の視点から、「コーチにも勧めたい」と快適性に触れた。プレーヤーだけでなく、日々選手を指導する立場にとっても、長時間履いた時の疲れにくさは大きな魅力になる。
選手たちからも、プレー感に直結するコメントが多く聞かれた。


轟選手はグリップや安定性、デザインを評価し、ルーニー慧選手は「履いた瞬間のフィット感がすごく良かった」とコメント。

尾﨑匠朗選手も、スピードを出しながらの切り返しにしっかり対応してくれる点を高く評価した。

シューズ選びについては、登壇者それぞれが「デザイン」「サイズ感」「フィット感」「グリップ」「クッション性」を重視していると語った。見た目で気持ちが上がること、試着した瞬間に自分の足に合うと感じられること。その両方が、選手にとって大切なポイントであることが伝わるセッションとなった。
■実際のプレーで試すトライアングルの性能

入野監督のクリニックでは、参加者が実際にトライアングルを着用し、ウォーミングアップ、ドリブル、シュート練習、ゲーム形式のメニューを体験した。

軽いステップから始まり、前後左右の切り返し、踏み込み、ジャンプ、着地へ。メニューが進むにつれて、トライアングルのフィット感や安定性を実際の動きの中で確認する場面が増えていった。

ドリブル練習では、細かなステップや方向転換の中で、足元がブレにくい印象が見られた。踏み込んだ後に次の動作へ移る流れもスムーズで、切り返しの多いバスケットボールにおいて重要な「止まる」「動き出す」の動作を支えていることが感じられた。


シュート練習では、踏み切り時の反発性と、着地時の安定感がポイントになった。ジャンプの瞬間には前足部の反発を感じやすく、着地ではヒール部分のクッションが衝撃を受け止める。シュート、リバウンド、ディフェンスの戻りといった連続した動きの中でも、安心してプレーに入れる様子が印象的だった。

ゲーム形式では、急加速、急停止、切り返し、ディフェンス時のスライドなど、より実戦に近い動きの中でトライアングルの性能を確認。足元が流れにくく、次のプレーへ移りやすいことで、参加者もシューズを試しながら積極的に動いていた。

クリニック後、入野監督は「今日は1限から授業があり、その後もずっと立っている時間が長かったが、あまり負担は感じなかった。」とコメント。プレーヤーだけでなく、長時間コートに立つコーチや指導者にとっても魅力のある一足であることを実感していた。
選手たちからもポジティブな声があがった。轟選手は「切り返しの部分が良かった。クッション性もあり、飛びやすくて動きやすかった」と語り、ルーニー選手も「ジャンプや切り返しの場面でスムーズに動けた」とコメント。尾﨑選手は「余計な力を使わずに切り返しができた」と、プレー中の安定感を評価した。
■「重要な試合でも履きたい」轟琉維選手が感じた一歩目の変化

クリニック後、轟琉維選手に改めてトライアングルの着用感を聞いた。
スピードを生かしたプレーや切り返しを得意とする轟選手は、前足部に搭載されたZoomXフォームについて、「走る時や踏み込む動作の時に反発性を感じた」と話す。
特に印象に残ったのは、一歩目の出しやすさだった。

「踏み込みやすくて、一歩目が出しやすい。ゼロのスピードから100になるまでのスピードが、今までよりも速くなった感じがします」
バスケットボールにおいて、一歩目の速さは相手とのズレを生む大きな武器になる。ドライブで抜き去る瞬間、ディフェンスの反応を外す瞬間、ルーズボールに反応する瞬間。その一瞬の踏み込みを支えるシューズは、選手にとってプレーの選択肢を広げる存在でもある。

急なストップや踏み込みが多い轟選手にとって、足元を信頼できるかどうかは大きなポイントだ。トライアングルでは、急停止の場面でもズレを感じにくく、安心して踏み込める感覚があったという。
また、リバウンド後の着地やコンタクトで体勢が崩れそうな場面でも、ヒール部分のクッションが支えとなり、安定して着地できる感覚があったと語った。

「デザインも好きですし、屈曲性やグリップ性が本当に良いので、重要な試合でも履きたいと思いました」
その言葉からは、実戦を見据えた選手目線のリアルな評価が感じられた。
トライアングルは、スピード、ジャンプ、切り返し、着地といったバスケットボールに欠かせない動きをバランスよく支える一足だ。

ガードのように一歩目の速さを求める選手にも、ジャンプや着地の安定性を重視する選手にも対応しやすい。成長とともにポジションが変わる学生プレーヤーにとっても、選びやすいポジションレスシューズといえる。
商品説明、トークセッション、クリニック、そして選手インタビューを通して見えてきたのは、トライアングルが単に機能を詰め込んだシューズではなく、プレーヤーが自分の動きに集中できるよう足元から支えてくれる一足であるということだった。
最後に、轟選手は日々バスケットボールに取り組むプレーヤーへ、こうメッセージを送った。

「苦しい時やきつい時もあると思います。でも、みんなバスケットボールが大好きでやっていると思うので、思いっきり楽しんでほしいです」
足元を信頼できることで、もっと思い切って動ける。
トライアングルは、プレーヤーの一歩目を後押しする新たな選択肢として、コートで存在感を放ちそうだ。
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【写真】軍記ひろし
【取材・文章】池田鉄平
【取材協力】株式会社ナイキ ジャパン