【バスケ】ノールックパスを決めるコツ|視野を広げてディフェンスを翻弄しよう

3ポイントシュートやダンクシュート、ドライブなど、バスケットボールの試合には観客が歓声を上げる鮮やかなプレーがいくつもあります。「ノールックパス」と呼ばれるプレーも、観客が沸き立つテクニックのひとつです。
ノールックパスが決められるようになると、会場が盛り上がるだけでなく、相手ディフェンスを翻弄できるようになります。
この記事では、バスケットボールでノールックパスを決めるコツや、求められる能力などをご紹介します。

 


【目次】
■ノールックパスのメリット
■ノールックパスを出すコツ
・周辺視野で味方を見る
・直接視野はフェイクで使う
・選手の動きを予測する
・使いどころに注意する
■ノールックパスに求められる能力は?
・ハンドリング力
・パスの正確性
■ノールックパスで会場を盛り上げよう

 

 

■ノールックパスのメリット

文字通り、パスを出す相手やその方向を見るのではなく、別の方向に視線を向けながら正確に味方へボールを投げるのがノールックパスです。
通常のパスは、味方やボールを投げる方向を見ながらパスを出します。ボール保持者がボールをコントロールしやすく、味方もパスが来るとわかりやすい一方で、相手にパスコースを読まれてしまうリスクがあります。

 

しかし、ノールックパスは目線とは別の方向にボールを投げるため、相手にパスコースを悟らせません。ディフェンスはパスが出た後にボールに反応することになるため、どうしても初動が遅れます。
その結果、オフェンス側が次の攻撃につなげやすくなるのがメリットです。

 

 

■ノールックパスを出すコツ

 

ノールックパスは相手の反応を遅らせるうえで有効なテクニックですが、むやみやたらにボールを投げるだけではパスがつながりません。相手にボールを奪われてしまい、自チームのピンチにつながることもあります。
効果的なノールックパスを出すには、コツを意識してボールを投げることが大切です。
ノールックパスを成功させるためのコツや注意点としては、次の4点が挙げられます。

 

・周辺視野で味方を見る

ノールックパスを成功させるために最も重要な点は、ボール保持者の視野です。
人間の視野は、対象物をはっきりと視認する直接視野と、対象物から外れて視界に入る周辺視野(間接視野)の2種類に分けられます。
周辺視野は、ものの形や色はぼやけて見えますが、視界内の周囲の状況を把握するのに役立つものです。

 

ノールックパスを出す前に、周辺視野で選手の体の向きや、敵味方の区別を大まかにつけておきましょう。どこに誰が、どんな状況でポジショニングしているのかを大まかに把握することで、「どこにパスを出せるのか」を判断しやすくなります。

日頃の練習から、周辺視野を活用してコート内の状況を俯瞰的に捉えるように意識してみてはいかがでしょうか。

 

 

・直接視野はフェイクで使う

周辺視野で全体の様子をぼんやりと俯瞰するだけでなく、対象物をしっかり見る直接視野を相手へのフェイクに活用することもポイントです。
例えば、パスを出す前にパスを出したい方向から目線をそむけることで、相手に「目線の先にパスを出すんだな」などと思わせることができます。
目線は別の方向に向けながら、周辺視野で一度確認した味方に向けてパスを出せば、相手の反応を遅らせることが可能です。

 

周辺視野だけで周囲を確認するのが難しい時は、パスを出す瞬間に顔を動かして目線をそらす方法でも、相手を欺く効果が期待できます。

 

 

・選手の動きを予測する

コート内の選手の動きを予測したうえでパスを出すことも重要です。例えば、次のような点を把握できていると、「味方はここにいて敵はあそこだから、こういったプレーができるはず」などという予測が立てやすくなります。

 

・味方がどこにいるか
・味方はどんなプレーを多用する傾向にあるか
・体(プレーの方向)はどちらに向いていたか
・相手ディフェンスは誰についているか

 

味方のプレーの傾向や直前の体の向きがわかっていると、視界に入らない部分も予測で補うことが可能です。ノールックパス以外のプレーの質も高まるため、日頃から動きを予測する意識を持ってプレーしてみてはいかがでしょうか。

 

 

・使いどころに注意する

相手をだましてパスの受け手をフリーにしやすくなるノールックパスは、攻撃を優位に進められる非常に便利なテクニックです。
ただし、ボールを投げる瞬間にターゲット(受け手)側を全く見ないため、通常のパスよりも精度は落ちます。使いどころを間違えてしまうと、相手にボールを奪われたり、ボールがコート外に出たりする原因になるため注意が必要です。

 

例えば、パスを出したい味方が完全にフリーで、相手ディフェンスも近くにいない状況であれば、わざわざノールックでパスを出す必要はないでしょう。しっかりと味方(受け手)を見た状態でパスを出した方が、結果として次のプレーにつながる可能性は高くなります。

ポイントは、ノールックパスは「ディフェンスが周囲にいる状況でパスコースを作り出すテクニック」という点です。問題なくパスを通せるフリーの味方に対して、ノールックでボールを投げる必要はありません。

 

 

■ノールックパスに求められる能力は?

 

ノールックパスは、通常のパス以上に能力が求められるテクニックです。試合でもノールックパスを使いこなしたい方は、次の2つの能力を高めることを心がけましょう。

 

・ハンドリング力

ノールックでボールを投げられたとしても、視線ではなく、ボールがパスを出したい方向に向きっぱなしだったり、一連の流れがぎこちなかったりすると、相手にプレーを読まれてスティールされるリスクが高まります。

 

他のバスケットボールのテクニックと同様に、ノールックパスもボールを取り扱う能力が伴わないと、効果が薄れてしまうのです。
最低限のボールハンドリング力や、体の上手な使い方といった点は、日頃の練習から意識してみてください。

 

 

・パスの正確性

パスを出す対象を目で直接見ていたとしても、狙った場所に正確にボールを投げるのは難しいものです。投げようと思った場所から少しずれたり、大きく暴投したりすることもあるでしょう。
受け手を直接視認できないノールックパスの場合、その難度はさらに高くなります。

 

また、ノールックパスはディフェンスの隙を突くために使うことが多いテクニックなので、パスコースが狭いというケースもあるはずです。
そのため、狙った場所に力強くボールを投げることができるパスの正確性も欠かせません。

 

■ノールックパスで会場を盛り上げよう

ノールックパスは、使いこなせると攻撃の幅を大きく広げられるテクニックです。得点機会を演出しやすいだけでなく、会場にいる観客も盛り上がりやすいプレーなので、自チームを勢いづける効果が期待できます。

 

使いこなせれば非常に強力な一方で、自分自身のテクニックに加えて味方との連携も求められるなど、通常のパスよりも難度が高い点には注意しなければいけません。
ノールックパスを使いこなすには、日々の練習からチームメートとの連携を磨きつつ、ハンドリング力やパスのコントロール力などを磨くことが大切です。

 


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【文章】アルペングループマガジン編集部

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