バレーボールは、高い位置に張られたネットを隔てて、2チームがボールを打ち合うスポーツです。ネットの上端は選手の身長よりも高い位置にありますが、具体的にはどれくらいの高さなのでしょうか。
ネットの高さを知っておくと、自分がどれくらいジャンプすれば良いのかなどを判断しやすくなるため便利です。
この記事では、バレーボールのネットの高さや、覚えておきたいネットに関連するルールをご紹介します。
【目次】
■【年代別】バレーボールのネットの高さ
・小学生
・中学生
・高校生
・一般(大学生以上)
■ネットに関連する反則も覚えておこう
・タッチネット
・オーバーネット
・パッシング・ザ・センターライン
・インターフェア
■ネットの高さを知ればバレーをさらに楽しめる!
■【年代別】バレーボールのネットの高さ

バレーボールのネットの高さは、年代や性別、6人制と9人制の違いなどによって変わります。年代を基準にした場合の、バレーボールのネットの高さは以下のとおりです。
なお、コートのサイズについては、一般的な6人制バレーの場合、小学生が縦(サイドラインの長さ)16M×横(エンドラインの長さ)8M、それ以外の年代は18M×9Mとなっています。
9人制バレーは、小学生が16M×8M、中学以上の女子が18M×9M、中学男子が20M×10M、高校以上の男子が21M×10.5Mと、年代・性別ごとにコートサイズが細かく変わるのが特徴です。
・小学生
小学生年代は、性別による身長差が他の年代に比べると大きくありません。そのため、ネットの高さは男女ともに共通で、6人制が2M、9人制が1.9Mとなっています。
中学生以上のカテゴリーに比べてネットは低く設定されているとはいえ、一般的な小学生からすると2Mは相当な高さになります。そのため、ネット越しにスパイクを決めるようなシーンはまれです。
また、試合によってはネットの高さを下げて行われる場合もあります。出場する大会や連盟のルールなどを事前に確認しておくと安心です。
【ネットの高さ(小学生:男女とも)】
・6人制:2M
・9人制:1.9M
・中学生
中学生頃になると、男子が成長期に入るため男女で身長差が出始める傾向にあります。そのため、中学生以上の年代からは男女でネットの高さが変わります。
【ネットの高さ(中学男子)】
・6人制:2.3M
・9人制:2.15M
【ネットの高さ(中学女子)】
・6人制:2.15M
・9人制:2M
・高校生
高校生カテゴリーのネットの高さは、一般カテゴリーよりも少しだけ低めに設定されています。
ただし、6人制バレーの全国大会などでは、一般カテゴリーのバレーボールと同じネットの高さで試合が行われる場合もあります。
【ネットの高さ(高校男子)】
・6人制:2.4M
・9人制:2.25M
【ネットの高さ(高校女子)】
・6人制:2.2M
・9人制:2.05M
・一般(大学生以上)
大学生や社会人、プロといった一般カテゴリーのバレーボールは、以下のネットの高さで試合が行われます。オリンピックなどの国際試合も同様です。
【ネットの高さ(一般男子)】
・6人制:2.43M
・9人制:2.38M
【ネットの高さ(一般女子)】
・6人制:2.24M
・9人制:2.15M
■ネットに関連する反則も覚えておこう

バレーボールには、ネットに関連する反則がいくつかあります。反則を取られると相手チームの得点になってしまうため、ネットの高さと併せて注意したいルールを覚えておきましょう。
ネット付近に関連する代表的な反則としては、次のようなものが挙げられます。
・タッチネット
名前のとおり、インプレー中に体がネットの両脇にあるアンテナや、ネットそのものに触れてしまう反則がタッチネットです。スパイクやブロックといったネット近くでのプレー中に取られやすい反則になります。
タッチネットはあくまでも「体が直接ネットに触れて正常なプレーを妨げること」を防ぐためのルールなので、髪の毛やユニフォームだけがネットに触れるのは反則にはなりません。
また、タッチネットで反則の対象になるのはインプレー中のボールに関連するプレーです。そのため次のような場合は、ネットに触れてもタッチネットには当たりません。
【タッチネットに当たらないシチュエーションの例】
・ボールの動きとは関係ないプレーでネットに触れてしまった
・得点が決まった後(ボールが床に落ちた後)にネットに触れた
・オーバーネット
オーバーネットは、ネットの上から手や腕を伸ばして、相手コート上でボールに触れる反則です。ネットを越えて手を伸ばし、相手コート側にあるボールをスパイクするといった行為が該当します。
ただし、6人制バレーでは相手選手がスパイクしたボールをブロックするために、ネットを越えて手を出すのは正常なプレーに当たり、反則ではありません。
一方、9人制バレーでは相手コート側に手を出してスパイクをブロックする行為は反則になります。同じプレーでも6人制と9人制でルールが変わるので注意が必要です。
・パッシング・ザ・センターライン
ネットの下に引かれているセンターラインを越えてしまう反則がパッシング・ザ・センターラインです。ブロック後にセンターラインから足が出てしまったケースなどが該当します。
タッチネットと同様に、反則を取られるのはインプレー中に限られるのがポイントです。そのため、スパイクを決めた後に勢いが余って相手コート側に足をつけてしまうなどの行為は反則になりません。
また、床やボールに体が触れることも、相手のプレーを妨げることもなければ、体が相手コート側に出てしまうこと自体は認められています。
・インターフェア
インターフェアは、相手選手のプレーを妨害する反則です。具体的には、次のような行為がインターフェアに該当します。
【ネット付近でのインターフェアの例】
・ネット下から相手選手に接触してプレーを妨害した
・相手コート側にあるボールに触れてプレーを妨害した
・アンテナの外側にあるロープに触れて、相手チームのプレーを妨害した
■ネットの高さを知ればバレーをさらに楽しめる!
バレーボールのネットの高さは、年代やカテゴリーによって異なります。プレーに大きく関わる要素なので、ネットの高さの違いは覚えておくと良いでしょう。
また、相手コートとの境界線に当たるネット付近は、反則が起こりやすいエリアでもあります。実際にプレーする際は、反則を取られないように注意が必要です。
ネットの高さや関連する反則行為は、試合観戦時にも役立つ知識です。ご紹介した内容を参考に、よりバレーボールを楽しみましょう。
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【文章】アルペングループマガジン編集部