カラビナの便利な使い方|用途に適した種類を選ぶことが大事!

カラビナは、登山やクライミングをはじめとしたアウトドアシーンに欠かせないアイテムのひとつです。キーホルダーやアクセサリーのように使われることもあります。
一見するとどれも同じに思えるカラビナですが、種類ごとに強度や機能は大きく異なるため、使用する際は用途に見合ったものを選ぶことが大切です。
ここでは、アウトドアシーンの必需品「カラビナ」の概要や種類別の特徴、アウトドアシーンでの使い方の例などをご紹介します。

 

 

【目次】
■カラビナとは?
■主なカラビナの種類
・素材による違い
・形状による違い
・ゲートによる違い
■【アウトドアシーン】カラビナの使い方
・アイテムを吊り下げる
・ロープの連結に使う
・キーホルダーにする
■カラビナを有効活用しよう

 

 

■カラビナとは?

カラビナとは、開閉可能なパーツ(ゲート)を搭載したリングのことです。登山やクライミングのシーンでは、ハーネスとベルト、ロープなどを素早く、確実につなぐために使われています。
元々は登山道具ですが、工業用やアクセサリー用など、商品展開が豊富でさまざまな用途から選ぶことが可能です。

ただし、登山やクライミングの際は、体をカラビナに預けることがあります。強度の低いカラビナを使うと、滑落などの大事故につながる可能性が高く危険です。
強度に優れており、安全基準を満たしている「UIAA」や「CE」マークつきのカラビナを用意してください。

安全基準を満たしていないカラビナは、原則としてはキーホルダーと同じ扱いです。クライミング用途での使用は絶対に避けてください。

 

 

■主なカラビナの種類
カラビナは、素材や形状、ゲートの形などが商品によって大きく異なります。主なカラビナの種類とそれぞれの特徴を把握して、用途ごとに使い分けるようにしましょう。

 

・素材による違い
カラビナの強度は、使われている素材によって大きく異なります。用途にも関わる部分なので、主な素材と特徴を覚えておきましょう。

 

【アルミニウム(ジュラルミン)】
アルミニウムは、軽量ながら強度に優れているのが特徴です。耐食性にも優れているため、さびにくい点もメリットとして挙げられます。登山やクライミングで使われるのは、基本的にはアルミニウム製のカラビナです。

荷物の軽量化ではなく、耐久性を重視する産業用途や救助作業などでは、スチール(鋼)製のカラビナが使われることもあります。

【ステンレス】
耐久性と耐食性に優れており、屋外でもさびにくいのが魅力です。カラビナを長く使いたい方に適しています。

【アクリル(プラスチック)】
軽量で、さまざまなカラーやデザインの商品があるのがアクリル(プラスチック)製カラビナの魅力です。リュックに荷物を吊り下げたり、キーホルダーとして活用したりする用途に向いています。
強度が低いので、クライミングなどのシーンで使うことはできません。

 

・形状による違い
カラビナは形状も豊富です。使い勝手の良さや吊るすことができるものの数などに影響するので、形状も確認しておきましょう。主な形状としては、以下が挙げられます。

 

【オーバル型(O型)】
左右対称の楕円形をしているカラビナです。複数の道具をまとめて吊るしたり、幅がある道具を使用したりする用途に適しています。強度はそこまで高くありません。

【D型】
アルファベットのDのような形をしています。荷重のかかる主軸がゲートの反対側に位置するため、安全性に優れているのが魅力です。素材にもよりますが、登山やギアの連結など、幅広い用途で使うことができます。

【洋ナシ型(HMS型)】
名前のとおり、洋ナシのような形状をしていて、下部が広いのが特徴です。開口部も大きいため、複数のものを通すことができます。複数の道具をまとめる用途におすすめです。一部のロープワークでは、基本的には洋ナシ型のカラビナを使います。

【S字型】
両端にゲートがあり、上下で異なるものを接続できるのがS字型です。バッグにキーホルダーを取り付けるなど、小物を収納する際に役立ちます。

【オリジナルデザイン】
キャラクターデザインなど、見た目を重視して作られたカラビナもあります。キーホルダーやアクセサリー用途がメインで、他の形状に比べると実用性はあまり高くありません。

 

・ゲートによる違い
開口部に当たるゲートの形状・機能もカラビナごとに異なるので、主なゲートを覚えておきましょう。

 

【ストレート】
開口部が真っすぐになっています。一般的に広く使われている形状です。開閉しやすく便利ですが、ロックできないため安全性は劣る場合があります。

【ベント】
ゲートが曲がっているタイプで、ロープを通しやすいのが特徴です。

【ワイヤー】
ゲート部分が細くなっているのが特徴です。開閉するのが簡単で、軽さにも優れています。

【オートロック】
自動でロックがかかり、勝手にゲートが開きにくいカラビナです。閉め忘れを防ぐことができるので安全性には優れていますが、片手だと開閉しにくい場合があります。

【スクリューロック】
スクリューを回してゲートをロックできるタイプです。オートロックと異なり、片手でも操作しやすい傾向にあります。ロックし忘れたり、ロープで擦れてロックが勝手に外れたりすることもあるため、使用時は注意が必要です。

 

 

■【アウトドアシーン】カラビナの使い方

クライミングシーン以外にも、カラビナはさまざまな用途で使うことができる便利なアイテムです。アウトドアシーンでの使い方の例をご紹介するので、キャンプなどの際に参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

・アイテムを吊り下げる
カラビナを使えば、ランタンやカップなど、アウトドアシーンで使うことが多い小物類を吊り下げて収納できます。
例えば、カラビナを使ってリュックサックの外側にカップやコンパスといった使用頻度の高い道具を吊り下げておけば、リュックを開くことなく道具を使えます。
耐荷重によっては、リュックをキャリーバッグなどに吊り下げて持ち運びしやすくするなどの方法で活用することも可能です。

 

・ロープの連結に使う
ロープワークにカラビナを活用するのもおすすめです。輪にしたロープの先端にカラビナを取り付けておけば、ロープワークを行いやすくなります。
例えば、テントやタープの張り綱の先端にカラビナを取り付ければ、難しいロープワークなしでテントやタープを設営することが可能です。

 

・キーホルダーにする
キーホルダーとして使うこともできます。ズボンのベルトにカラビナを取り付けて、そこに鍵などをぶら下げておけば、ポケットにものをしまうことなく持ち運べて便利です。

 

ブランドロゴ入りのカラビナなど、デザイン性に優れたものはリュックに取り付けてアクセサリーとするのも良いでしょう。
さまざまな方法で活用できるのが、カラビナの大きな魅力です。

 

 

■カラビナを有効活用しよう
カラビナは、キャンプや登山など、さまざまなアウトドアシーンで活用できるアイテムです。デザイン次第では、キーホルダーやアクセサリーとしても活用できます。

 

ただし、商品ごとに性能は大きく異なります。選び方を間違えると重大な事故につながる恐れがある点には注意してください。
原則として、本格的なクライミング・登山用途では安全性に優れたものを用意することが大切です。
アウトドアをより快適に楽しみたい方は、用途に適したカラビナを用意してみてはいかがでしょうか。


⇒カラビナを探す
 

【文章】アルペングループマガジン編集部

BUYNOW

カラビナバッテリー カーキ Carabiner Battery Khaki

バリエーション選択

¥3,080

HEROCLIP SMALL Forest Green

バリエーション選択

¥3,960

CC Lights on Glowカラビナ

バリエーション選択

¥1,540

タクティカルカラビナ ローデルグリーン

¥880

RANKING ランキング