バーベキューで必要な炭の量はどれくらい? 基本の考え方と種類別の目安を知ろう

家族や友人とみんなで食事を楽しめるバーベキューは、アウトドアシーンの定番のひとつです。食材やコンロといったものが必要になりますが、それらと同様に欠かすことができないのが「炭」の準備です。
炭が足りないと食材を焼くことができなくなってしまうため、適正な量の炭を用意する必要があります。
ここでは、バーベキューの際に必要な炭の量の目安や、炭の種類ごとの特徴をご紹介します。

 


【目次】
■【考え方別】バーベキューで必要な炭の量の目安
・時間
・人数
・コンロの大きさ
・環境にも注意
■バーベキュー用炭の主な種類と燃焼時間
・マングローブ炭
・黒炭
・白炭
・成形炭(オガ炭)
■使い終わった炭はどうすれば良い?
■バーベキューを楽しむには炭の用意が必須!


 

■【考え方別】バーベキューで必要な炭の量の目安

 

バーベキューの際に用意する炭の量が少ないと、食材を焼くことができなくなります。とはいえ、量が多すぎても持ち運びや保管の手間が増えてしまいます。バーベキューを楽しむには、適正量の炭を用意することが大切です。
1回のバーベキューで使う炭の量は、バーベキューを行う時間や人数などを目安にすると判断がしやすくなります。バーベキューで必要な炭の量を考える時は、次の4つのポイントを確認しておきましょう。

 

・時間
用意する炭の量を決めるポイントの1つめがバーベキューを行う時間です。短時間で切り上げるのであれば少量でも問題ありませんが、ある程度の時間バーベキューを続けるのであれば、相応の量が必要になります。

 

一般的に、炭の燃焼時間は1kgあたり1~2時間程度が目安とされています。
バーベキューを3時間行うなら3~6kgほど、5時間行うなら5~10kgほどの炭を用意しておきましょう。

ただし、炭の種類や火力によって、具体的な燃焼時間は変わります。不安な場合は、気持ち多めを目安にすると安心です。

 

・人数
バーベキューに参加する人数も、炭の量を左右する要素のひとつです。基本的には、大人1人につき炭1kg、子どもは大人の半分程度の量が必要になるとされています。
参加人数に応じて、必要な炭の量を考えるのも良いでしょう。

例えば、子どもが2人いる4人家族でバーベキューを行うのであれば、3kg程度が使用する炭の量の目安になります。

 

・コンロの大きさ
コンロの大きさや使用する台数もポイントです。一般的な大きさのコンロであれば、1時間あたり1~2kgほどの炭を用意しておきましょう。

 

当然ですが、コンロを複数台使用するのであれば、その台数分の炭が必要になります。長時間焼かなければいけない食材や、調理時間が長い料理がある場合なども、少し多めに炭を用意しておくのがおすすめです。

 

・環境にも注意
バーベキューを行う場所や当日の天候など、会場の環境にも注意が必要です。
例えば、風が強い場所だと火の勢いが強くなります。海辺で風が強いバーベキュー会場などの場合は、普段よりも炭の消費量が多くなる可能性があります。

反対に、風が穏やかな日は通常よりも燃焼時間が長くなりやすいため、炭の消費量が普段よりも減るかもしれません。
 

また、気温が低い日は暖を取る目的で火を起こすことも考えられます。その日の天候などに応じて量を調整することが、炭不足や余りすぎを防ぐコツです。


 

■バーベキュー用炭の主な種類と燃焼時間
炭の燃焼時間は、種類によっても大きく変わります。使用する炭の種類も踏まえて、用意する量を調整すると良いでしょう。
バーベキューで使われる主な炭の種類と燃焼時間の目安は、以下のとおりです。

 

・マングローブ炭
バーベキュー用の木炭として、多くのお店で売られているのがマングローブ炭です。価格はリーズナブルで、ホームセンターなどでも購入できます。

 

火付きが良く扱いやすいものの、燃焼時間は他の炭よりも短めで、1~2時間程度が目安です。長時間バーベキューを行うのであれば、こまめに炭を継ぎ足す必要があります。
煙が多く出やすい点もデメリットです。

 

・黒炭
ナラやクヌギといった木材を原料に作られているのが黒炭です。燃焼時間の目安は2時間ほどと、マングローブ炭よりは火の持ち時間が長く、煙の量も多くはありません。

価格と取り扱いやすさのバランスに優れていることから、初心者の方にもおすすめです。

 

・白炭
堅木を炭化して作る炭が白炭です。白炭のうち、ウバメガシ(カシ類)と呼ばれる木を原料としたものは「備長炭」と呼ばれます。
黒炭などに比べると火力が非常に安定していて、燃焼時間も6~8時間ほどと長めです。

 

一方で、着火しにくい、火がついても条件が悪いと消えてしまうことがあるなど、初心者の方は取り扱いが難しいと感じるかもしれません。
他の炭に比べると価格が高い傾向にある点もデメリットです。

 

・成形炭(オガ炭)
木材を加工する際に生まれる木くず(おがくず)などを成形して作る炭が成形炭(オガ炭)です。形状は均一で火がつきやすいなど、取り扱いのしやすさに優れています。
特に、着火剤成分を配合している着火加工成形炭であれば、さらに簡単に火起こしを行うことが可能です。

 

燃焼時間の目安は、一般的な成形炭で2~3時間、着火加工成形炭であれば1~2時間ほどになります。着火加工成形炭は、商品によっては着火剤特有のにおいが気になることがある点に注意が必要です。


 

■使い終わった炭はどうすれば良い?

 

炭の処理を間違えると、やけどや火事などのトラブルにつながる恐れがあります。バーベキューで使った炭は、適切に処理をしてから帰宅することが大切です。
自然に火が消えるのを待つこともできますが、白炭のように燃焼時間が長い炭だと燃え尽きるまでに長い時間がかかります。

水を張ったバケツに炭を1つずつ入れていくか、火消し壺と呼ばれる密閉容器に炭を入れて消火するのがおすすめです。
 

コンロに直接水をかけるとコンロが変形したり、蒸気でやけどをしたりする恐れがあるので、水をかけるのは避けてください。炭は自然に分解されないため、土に埋めるのも厳禁です。

 

使い切れずに余った炭は、ビニール袋などに入れて空気に触れないように保管するか、火消し壺に入れておきましょう。

火が消えているように見える炭でも、内部にまだ熱を持っている可能性があります。一度でも火を付けた炭を、ビニール袋に入れて保管するのは避けることがポイントです。

 

 

■バーベキューを楽しむには炭の用意が必須!
おいしい料理をみんなで楽しめるバーベキューですが、食材を焼くための炭が足りないと調理そのものができません。反対に、必要以上の量を用意してしまうと、持ち運びや処理の手間が増してしまいます。
バーベキューを快適に楽しむには、必要な炭の量を正しく把握したうえで用意を進めることが大切です。

 

とはいえ、具体的に必要な炭の量は、バーベキューを行う時間や参加人数、その日の天候などに左右されるものです。
場合によっては、想定よりもたくさんの炭が必要になることも考えられます。
ご紹介した燃焼時間の目安を参考に、少し余裕を持たせた量を準備しておくのがおすすめです。

 

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【文章】アルペングループマガジン編集部

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