屋外でお肉や野菜、魚介類などを焼いて食べるバーベキュー(BBQ)は、高い人気を誇るアウトドアアクティビティのひとつです。みんなとおいしい料理を楽しめる反面、片付けを手間に感じる方は多いのではないでしょうか。
特に、バーベキューコンロ(グリル)は油や炭などで汚れやすいため、お手入れも大変です。
ここでは、バーベキューコンロのお手入れ方法や、汚れを簡単に落とすためのコツをご紹介します。
【目次】
■キャンプ場では簡単なお手入れでOK
■バーベキューコンロの洗い方
・1.ブラシで焦げを落とす
・2.油汚れを落とす
・3.網を磨いて乾燥させる
・4.乾燥させたら油を塗ってメンテナンスを
■コンロ掃除を簡単にするコツ
・網に油を塗っておく
・火床にアルミホイルを敷く
■コンロはしっかり洗って長持ちさせよう
■キャンプ場では簡単なお手入れでOK

バーベキューコンロは、一度使うとすぐに食材から出た油や、炭・灰などで汚れてしまいます。汚れをそのまま放置すると、見た目が悪いだけでなく、コンロの不具合にもつながりかねません。
きれいな状態を保って長持ちさせるには、使い終わったらしっかりとメンテナンスをすることが大切です。
バーベキューが終わって完全に冷めたことを確認したら、焼き網に付着した大きな汚れや火床の炭・灰を処理します。炭や灰が確実に消火できたら、キャンプ場の灰捨て場や専用のゴミ捨て場に捨ててください。灰捨て場がない時は、火消し壺などに入れて持ち帰ってから処理しましょう。
早く片付けを済ませようとして熱を持ったコンロに水をかけるのは、変形ややけどといったトラブルの恐れがあるため厳禁です。
また、キャンプ場でバーベキューコンロを本格的にきれいにしようとすると、排水口が詰まったり、汚れたりしてキャンプ場や他のキャンパーに迷惑が掛かります。
基本的には、簡単に汚れを落とす程度にとどめて、本格的な洗い物は帰宅後に行ってください。そのままでは落としにくい焦げや頑固な汚れは、バーナーなどで焼き切って炭化させると落としやすくなります。
焼き網などを持ち帰る際は、新聞紙やゴミ袋などに包んでおけば他のギアが汚れるのを防げます。
■バーベキューコンロの洗い方
キャンプ場で簡単に汚れを落としたら、自宅でしっかりとバーベキューコンロを洗っていきます。洗い物の際は、次のアイテムが必要になるので、事前に用意しておくと便利です。
【洗い物に必要なアイテム】
・洗剤、スポンジ、ブラシまたはたわし、タオル(雑巾)、ゴム手袋
必要なものを用意したら、次の手順で洗い物を行いましょう。
・1.ブラシで焦げを落とす
最初に、焼き網や火床の汚れをブラシ・たわしなどを使って落とします。網がクロスしている部分など、細かな場所は汚れを落としにくいので、念入りに洗いましょう。
手が汚れることがあるので、ゴム手袋や軍手をしておくことをおすすめします。
・2.油汚れを落とす
大まかに汚れを落とせたら、洗剤を使って油汚れを落としていきます。油は酸性の汚れなので、アルカリ性の洗剤を使うと中和作用が働き、効率的に落とせます。
つけ置き用のバケツなどにぬるま湯と重曹を入れて溶かし、汚れた網やパーツを浸してからブラシなどでこするのもおすすめです。つけ置きすることで油が浮くので、汚れをさらに落としやすくなります。油を溶け出しやすくするために、お湯を使うのがポイントです。
汚れが酷い時はクレンザーを使う方法もありますが、コンロや網に傷がつく恐れがあります。傷つきが気になる方は、クレンザーの使用は控えた方が良いでしょう。
・3.網を磨いて乾燥させる
油汚れを落とした後に、さびなどがある場合は、研磨スポンジで磨いて落としておきましょう。磨き終わって全体をよくすすいだら、水を切ってしっかりと乾かします。
コンロや網の素材にもよりますが、水でぬれたままだとさびる恐れがあるので注意が必要です。
時間をかけずに乾燥させたい時は、汚れても良いタオルや雑巾(ぞうきん)などで水気を拭き取っておくのも効果的です。
・4.乾燥させたら油を塗ってメンテナンスを
長期間使用する予定がない時は、洗い終わった網や火床に油を薄く塗っておくのがおすすめです。油の膜を作って空気を遮断することで、金属が酸化しにくくなるため、さびを防げます。
油はオリーブオイルなどの食用油で構いません。特に、鉄製の網や火床はさびに弱いため、しっかり油を塗っておくことをおすすめします。
油を塗り終わったら新聞紙などで包み、湿気が少なく風通しの良い場所で保存しましょう。
また、洗い終わったら本体のねじの緩みなどをチェックして、緩んでいる場所は締め直しておくことも重要です。
■コンロ掃除を簡単にするコツ

バーベキューコンロのメンテナンスは、できるだけ簡単に済ませたいものです。洗い物の手間を軽減するコツを2つご紹介するので、バーベキューの際に試してみてはいかがでしょうか。
・網に油を塗っておく
バーベキューを始める前に、使用する焼き網や鉄板には油を塗っておきましょう。油でしっかりとコーティングすることで、食材が焦げ付くのを防ぎやすくなります。
お酢やレモン果汁などで代用することも可能です。火を通す際にお酢やレモン果汁の成分は飛んでいくので、味わいが大きく変わる心配はありません。
加えて、しっかりと網や鉄板を熱してから食材を焼き始めると、焦げ付きを防げるため洗い物の手間を減らせます。
・火床にアルミホイルを敷く
火床や灰受けにアルミホイルを敷いておくのもおすすめです。火床を覆うようにアルミホイルを敷き詰めておくことで、油汚れや炭汚れなどがコンロ本体に直接付着するのを防げます。
バーベキューが終わったら、油汚れや灰などを受け止めたアルミホイルを丸めて捨てるだけで済むため、汚れを洗い流したり、灰を片付けたりする手間を減らすことが可能です。
一般的な薄いアルミホイルだと、トングで破れたり、炭の熱で穴が開いたりする恐れがあるため、バーベキュー用の厚手のアルミホイルを敷くようにしましょう。
また、使い終わったアルミホイルを丸めれば、たわしの代用品として活用できます。たわしなどを忘れた際も、網などの汚れを落とすことができるテクニックなので、覚えておくと便利です。
■コンロはしっかり洗って長持ちさせよう
バーベキューコンロを長持ちさせるには、しっかりと汚れを落としてきれいな状態を保つことが大切です。
自宅に帰ったら、丁寧に洗ったり、ねじなどの緩みを締めたりしてメンテナンスを行いましょう。
洗い物やメンテナンスは面倒くさい作業ではありますが、ちょっとした工夫をすれば手間を軽減できます。
ご紹介した方法でお気に入りのバーベキューコンロのメンテナンスを行い、バーベキューを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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【文章】アルペングループマガジン編集部