キャンプなどのアウトドアシーンでの醍醐味のひとつに、キャンプファイヤーが挙げられます。初心者の方だと、「火を起こすのが難しそう」などと考えてしまうかもしれませんが、コツさえつかめばキャンプファイヤーは誰でも楽しむことができます。
ただし、火を使うアクティビティなので、注意したい点が多いのも事実です。
この記事では、キャンプファイヤーの魅力ややり方、行う際の注意点などをご紹介します。
【目次】
■キャンプファイヤーの魅力
■キャンプファイヤーのやり方は?
・場所を確保する
・必要な道具をそろえる
・薪を組む
・みんなで遊んで盛り上がろう
・楽しんだ後は片付けを
■キャンプファイヤーを成功させるコツ
■キャンプファイヤーを楽しもう
■キャンプファイヤーの魅力

キャンプファイヤーとは、みんなで炎を囲んで暖を取ったり、交流を深めたりするアクティビティのことです。元々は宗教的な儀式として行われていた風習が由来とされています。
一般的な焚き火に比べて、大きな炎の周りをみんなで囲んで楽しむのが特徴です。
メンバー間の仲間意識を高めたり、炎の揺らぎを見てリラックスしたり、暖を取ったりできる点が、キャンプファイヤーの魅力として挙げられます。
■キャンプファイヤーのやり方は?

キャンプファイヤーを成功させるコツは、ルールを守ることと、事前準備をしっかり済ませることの2点です。準備をしっかり行っていれば、初心者の方でも火を起こすことができます。
ここからは、キャンプファイヤーのやり方のコツを、手順ごとにご紹介します。
・場所を確保する
キャンプファイヤーを始める前に、火を起こす場所を確保しましょう。原則として、地面の上で直接火を起こす直火は禁止しているキャンプ場が多いため、焚き火台を用意しておきましょう。
また、直火は許可しているものの、キャンプファイヤーを禁止しているケースも考えられます。事前にキャンプ場の情報を調べたり、管理者にルールを問い合わせたりしておくと安心です。
火事につながる危険があるため、キャンプファイヤーが許可されている場合も、周囲にタープやテント、枯れ草などの燃えやすいものがない場所を選ぶこともポイントです。
・必要な道具をそろえる
キャンプファイヤーを自分たちで行う場合は、必要な道具をそろえなければいけません。キャンプファイヤーで必要になるアイテムとしては、次のものが考えられます。
【キャンプファイヤーで必要な道具の例】
薪・着火剤・バーナー・火ばさみ・耐熱グローブ・焚き火台・焚き火シート・水(消火用)・新聞紙 など
・薪を組む
場所と道具を用意したら、薪を組んでいきます。薪の組み方にはいくつか種類がありますが、井桁型や閉じ傘型、開き傘型、並列型などが代表的です。どのようにキャンプファイヤーを行うかに応じて、薪の組み方を決めておきましょう。
【井桁型】
薪を縦横交互に並べていく組み方です。名前のとおり、漢字の「井」のような形に組み上げます。中央の空間に空気が通るため火の勢いを出しやすいのが特徴です。太い薪を交互に置いていくだけなので、初心者でも簡単に組むことができます。
一方で、薪が崩れやすく、燃え尽きるまでの時間が短い点はデメリットです。
【閉じ傘型】
細い薪を積んだ上に、太い薪を斜めに立てかけていく組み方です。中央に高い火柱が上がるので、キャンプファイヤーらしい雰囲気を楽しめます。
空気の流れを作りやすいため着火しやすい一方で、炎はあまり長持ちしません。
【開き傘型】
中心に細い薪や枝を敷き詰めたら、放射状に薪を並べていく組み方です。火力の調整がしやすく、長時間火が燃える様子を楽しめます。
ただし、井桁型や閉じ傘型に比べると炎の高さは出ないので、迫力のあるキャンプファイヤーを楽しみたい場合には向きません。
【並列型】
下に枕木となる薪を置いて、その上に薪を並べる組み方です。着火しやすく、薪を平面に並べていくため、調理したい時にも適しています。
横に薪を並べる性質から、コンパクトな焚き火台では組むのが難しい場合があります。
・みんなで遊んで盛り上がろう
燃えやすいものに着火してある程度火を大きくしたら、火の周囲をみんなで囲んでキャンプファイヤーを楽しめます。キャンプファイヤーの際は、火を眺めるだけでなく、グループで余興を行ってみてはいかがでしょうか。
例えば、リズムに合わせて言葉を連想していく「マジカルバナナ」や、フォークダンスの「マイムマイム」などは、キャンプファイヤーでは定番の余興です。
子どもも安全に楽しめる余興を取り入れれば、より思い出に残るキャンプファイヤーになります。
ただし、騒ぎ過ぎると周囲のキャンパーに迷惑をかけてしまうかもしれません。騒音で周囲に迷惑をかけないように配慮することも大切です。
・楽しんだ後は片付けを
キャンプファイヤーを楽しんだら、しっかりと後片付けを行うことも大切です。多くのキャンプ場は消灯時間が決まっているので、消灯時間に間に合うように逆算して片付けを行いましょう。
片付けの際に重要なのは、薪をしっかりと燃やし切って消火することと、灰や炭をキャンプ場の所定の場所にルール通りに捨てることの2点です。
この時、時間がないからといって燃えている薪(炭)に直接水をかけると、高温の蒸気が発生してやけどを負ったり、焚き火台が変形したりする恐れがあります。基本的には、自然に消えるのを待つことを心がけましょう。
消火までにかかる時間を少しでも短くしたい時は、トングなどで炭を細かく砕くと良いでしょう。火消し壺を用意しておくと、使用後の炭を素早く消火できて便利です。
また、キャンプファイヤーを行うにあたって地面を掘ったり、石を並べたりすることも考えられます。キャンプでは、終わったら元の状態に戻すことが鉄則です。
穴を埋める、石は元あった場所に戻すなど、しっかりと原状回復を行うことも心がけましょう。
■キャンプファイヤーを成功させるコツ
キャンプファイヤーの際にアウトドア初心者の方が悩みやすいのが、火がなかなかつかないことです。
キャンプファイヤーで使う薪は、水分を多く含んでいると燃えにくくなります。しっかりと乾燥した薪を用意することを心がけましょう。火の勢いが弱くなってしまうので、一度火がついた薪を何回も動かす必要はありません。
また、通常の焚き火に比べて大きな炎を燃やすキャンプファイヤーは、一歩間違えると火事ややけどなどの事故につながる恐れがあるアクティビティです。
風や炎の様子を見ながら薪の量を減らしたり、薪を崩したりして、火力をコントロールすることも大切です。
■キャンプファイヤーを楽しもう
キャンプファイヤーで揺らめく大きな炎を囲めば、自然と会話も弾み、仲間との絆も深まります。
ただし、火事につながる恐れがあるので、火の取り扱いには注意してください。
また、騒ぎすぎない、消灯時間を守る、ゴミ捨てはキャンプ場のルールに従うなど、周囲に配慮することも大切です。
正しいやり方で、キャンプファイヤーを楽しんでみてはいかがでしょうか。
⇒BBQ・焚火台・燃焼器具
【文章】アルペングループマガジン編集部