キャニオニングとは? 川を目いっぱい楽しめるアクティビティーの基礎知識

大自然の中にある渓谷を、上流から下流へと下っていく「キャニオニング」が、夏のレジャーとして近年人気を集めつつあります。
しかし、具体的にどのようなものなのかよく知らない方も多いかもしれません。
ここでは、キャニオニングの魅力や安全に楽しむために欠かせない必須アイテム、チャレンジする際の注意点などをご紹介します。

 

 

【目次】
■キャニオニングとは
■シャワークライミングやラフティングとの違い
■キャニオニングに必要な持ち物
・基本の持ち物
・用意しておくと便利な持ち物
・当日の服装は?
■キャニオニングを楽しむ際の注意点
・安全対策を行う
・自分のレベルに合った場所で楽しむ
■万全の準備を整えて沢下りにチャレンジしよう!

 

 

■キャニオニングとは


キャニオニング(canyoning)は、川の上流で行うヨーロッパ発祥のアウトドアアクティビティーです。具体的には、渓谷を舞台に、流れる水に身を任せて沢を下るスポーツを指します。

自然にできた岩場をウォータースライダーのように滑ったり、滝つぼに飛び込んだり、川を泳いだり、さまざまな方法で川を楽しむことができるのが、キャニオニングの魅力です。
自然を最大限に生かした遊び方ができることから、「究極の川遊び」と称されることもあります。

 

 

■シャワークライミングやラフティングとの違い


川を舞台に楽しめるウォーターアクティビティーとしては、シャワークライミングやラフティングも有名です。それらのアクティビティーとキャニオニングは、何が異なるのでしょうか。

シャワークライミングは、渓谷で行うという点でキャニオニング(沢下り)と似ていますが、名前のとおり沢を登ることを目的にしています。ぬれた岩場でのロッククライミング技術が求められるなど、難度は高めです。

ただし、日本国内のツアーでは沢下り・沢登りの両方の要素を取り入れたコースも多く、シャワークライミングとキャニオニングが併記されることもあります。

一方で、ラフティングはキャニオニングと同様に、沢下りを楽しむアクティビティーです。
キャニオニングが自分の体一つで川を下っていくのに対して、ラフティングはゴムボートに乗って川を下っていく点が異なります。

 

 

■キャニオニングに必要な持ち物
キャニオニングは、渓谷という自然の中で行うアクティビティーです。場合によっては、命に関わる大事故につながりかねません。安全に楽しむには、事前にしっかりと準備を行うことが大切です。
とはいえ、ツアーに参加する場合は専用の装備をレンタルできることが多いため、一般的な川遊びに必要な持ち物と服装で問題ない場合がほとんどです。
キャニオニングを行う際に必要な持ち物としては、次のようなものが挙げられます。

 

・基本の持ち物
キャニオニングでは川に飛び込むこともあるため、基本的には全身がぬれるものとして荷物を用意しておきましょう。
自分で用意する必要がある持ち物は、以下のとおりです。

 

【水着】
ウェットスーツの下に履きます。動きを妨げない水着を用意しましょう。

【タオル】
タオルも必須です。体を拭く用に加えて、小物を拭くタオルも用意しておくと役立ちます。

【着替え】
全身がぬれるため、着替えも欠かせません。専用の靴を履いてもぬれてしまうため、靴下も忘れずに用意しましょう。

【ゴーグル】
水の中に入ったり、水しぶきを浴びたりする機会が多くなるため、視界確保のためにゴーグルを用意しておきましょう。
コンタクトレンズを着けている方は、コンタクトの紛失防止にも役立ちます。

水中に飛び込む可能性があるため、基本的にはメガネではなくコンタクトレンズを着用しましょう。コンタクトレンズを着けられない時は、メガネバンドや度入りのゴーグルを用意するのがおすすめです。

 

・用意しておくと便利な持ち物
必須ではありませんが、次のような持ち物も用意しておくと快適に楽しみやすくなります。

 

【日焼け止め】
夏場のアクティビティーなので、日焼け防止グッズがあると役立ちます。水にぬれるので、ウォータープルーフタイプの日焼け止めを用意しておきましょう。

【ビニール袋】
ビニール袋を用意しておくと、ぬれた水着や靴下などをまとめて持ち運ぶことができて便利です。

ヘルメットやライフジャケットを着用する際に髪が邪魔になることもあります。髪が長い方は、束ねるためのヘアゴムも用意しておきましょう。

 

・当日の服装は?
キャニオニングを行う際は、次のような装備で臨むのが一般的です。

 

・ウェットスーツ
・ライフジャケット
・ヘルメット
・ハーネス
・グローブ
・ウェットブーツ
・スライダーパンツ

 

これらの装備はツアー会社などでレンタルできることが多く、基本的には自分で用意する必要はありません。ただし、自分で用意する必要があるケースも考えられるため、事前にツアー会社に確認しておきましょう。

また、キャニオニングでは体をたくさん動かしたり、水にぬれたりすることになります。ウェットスーツの下に着用するインナーは、動きやすく乾きやすいものだと安心です。

 

 

■キャニオニングを楽しむ際の注意点
キャニオニングは、川という自然の中で行うアクティビティーです。けがや不慮の事故につながる恐れもあるため、楽しむ際は細心の注意が欠かせません。
キャニオニングを行う際の注意点を、2つご紹介します。

 

・安全対策を行う
キャニオニングは、自然を相手に行うアウトドアアクティビティーです。どれだけ注意していたとしても、少なからず危険は伴います。
基本的には未舗装の道を進んでいくことになるため、必ず安全具は着用してください。特に、ヘルメットやシューズ、グローブ、ライフジャケットなどの着用は必須です。

 

また、雨による増水や落石といったリスクがある点も留意しましょう。普段は安全な場所でも、増水によって水の勢いが増しているなど、素人目には判断できないこともあるはずです。
ガイドの説明をしっかりと聞いたり、体調が芳しくない時は参加を見送ったりする心構えも大切です。

 

・自分のレベルに合った場所で楽しむ
キャニオニングと一口にいっても、アクティビティーを行う場所によって難易度はさまざまです。初心者でも楽しめる場所もあれば、難度が高い危険な場所もあるでしょう。

 

さらに、キャニオニングを行うのは病院などから離れた渓谷内です。一度渓谷に入ってしまうと、途中で体調が悪くなってもすぐに引き返すことはできません。

決して無理はせず、自分のレベルに合った場所で楽しむようにしましょう。基本的には、インストラクターやガイドが同行するツアーに参加することをおすすめします。

 

 

■万全の準備を整えて沢下りにチャレンジしよう!
キャニオニングは、渓谷の自然を最大限に生かして沢下りを楽しむアクティビティーです。安全に楽しむためには、水着や着替えの他、専用の装備が欠かせません。
ツアーに参加すれば専用装備をレンタルできることが多いため、初心者でも安心ですが、自然を相手にするレジャーである以上、少なからず危険が伴うものです。
決して無理はせずに、自分のレベルに合ったコースで安全を第一にチャレンジすることを心がけましょう。

 

 

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【文章】アルペングループマガジン編集部

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