サイクリングにグローブは必要? 着用する効果と選び方

寒い時期に、手を寒さから保護するために役に立つ手袋(グローブ)。スポーツシーンでもグローブを着用することがあります。自転車で舗装路などを走るサイクリングの際も、専用のサイクリンググローブ(サイクルグローブ)を着けておくと快適です。
しかし、なぜサイクリングの際にはグローブが必要になるのでしょうか。
この記事では、サイクリンググローブを着用する効果や選び方のポイントをご紹介します。

 


【目次】
■自転車用のグローブを着用する効果
・衝撃を緩和できる
・ハンドルを握りやすくなる
・手を保護できる
■自転車用グローブの選び方
・グローブの種類
・クッション性の高さ
・サイズ
・用途や状況に合わせた機能性も確認しよう
■グローブを用意してサイクリングを快適に

 

 

■自転車用のグローブを着用する効果

 

クロスバイクやロードバイク、マウンテンバイクといったスポーツバイクに乗る時は、グローブを着用しておくと安心です。
サイクリンググローブを着用する効果やメリットとしては、次の3点が挙げられます。

 

・衝撃を緩和できる
自転車で走っている最中は、地面からの衝撃がタイヤやフレーム、ハンドルを通じてライダーの手に伝わってきます。衝撃を受けた状態で走り続けると、余計な疲労がたまる原因になりかねません。

 

しかし、ゲルなどの衝撃緩衝材が使われているサイクリンググローブを着用しておけば、地面からの衝撃を緩和できます。結果として、自転車に乗っている際に感じる手の痛みや疲労感などを軽減することが可能です。
特に、長距離を走る予定がある方は、サイクリンググローブの着用をおすすめします。

 

 

・ハンドルを握りやすくなる
自転車に長時間乗っていると汗をかきます。手汗や腕を伝ってきた汗が原因で、ハンドルを握っている手が滑ってしまうと危険です。特に、夏場の暑い時期は汗をかきやすいため、手が滑りやすいと考えられます。
「汗をあまりかかない」という場合も、突然の雨でハンドルがぬれて手が滑ってしまうかもしれません。

そのような際も、吸汗速乾素材が使われたサイクリンググローブを着用しておけば水分を吸い取ってくれるため、ハンドルを握りやすくなります。

 

 

・手を保護できる
手を保護できる点も、サイクリンググローブを着用する大きなメリットといえるでしょう。注意していても、自転車に乗っている最中に転倒してしまうリスクはなくせません。
そのような際に手を突いたり、こすったりしてけがをしてしまうこともあるはずです。サイクリンググローブを着用して手を保護しておけば、転倒した際にけがを負うリスクを減らすことができます。

 

また、サイクリンググローブを着用すると、肌の露出を減らせます。夏場の紫外線対策や、冬場の防寒対策として活用することも可能です。


 

■自転車用グローブの選び方

 

サイクリンググローブと一口にいっても、性能や見た目の異なるさまざまなモデルが販売されています。着用する目的や自転車に乗る時期などを考慮したうえで、自分が使いやすいモデルを選ぶことが大切です。
サイクリンググローブを購入する際は、事前に以下の4点を確認しておきましょう。

 

・グローブの種類
サイクリンググローブは、形状からフルフィンガー(ロンググローブ)とハーフフィンガー(ハーフグローブ)に大別できます。それぞれの概要は、以下のとおりです。

 

【フルフィンガーの特徴】
指先まで覆うことができるサイクリンググローブです。UVカット機能付きのフルフィンガーグローブなら、指先だけ日焼けするのを防げます。
通気性やUVカット性能に優れた夏用、裏起毛を使った防寒性の高い冬用などの種類があるため、シーンに応じて使い分けるのもおすすめです。特に、障害物の多いオフロードを走る際はフルフィンガータイプを着用しておきましょう。
タッチパネル対応モデルなら、着用したままスマートフォンを操作できます。

 

【ハーフフィンガーの特徴】
指先が露出しているタイプのサイクリンググローブです。通気性に優れているため、特に夏場の使用に適しています。指先が動かしやすいので、小銭を出したり、ヘルメットを装着したりといった細かな作業が行いやすい点も魅力です。スマートフォンの操作も問題なく行えます。
ただし、夏場は指先だけ日焼けしてしまう点には注意が必要です。

 

また、中には指をまとめて収納できるミトンタイプのグローブもあります。保温性に優れているので、寒い地域でサイクリングを行う時はあると便利です。

 

 

・クッション性の高さ
サイクリンググローブのクッション性も確認しておきましょう。一般的には、ハンドルを握った時に最も振動を受ける手のひらの指の付け根辺りに、クッション材が配置されている傾向があります。
特に、長距離を走ることが多い方やサイクリング初心者の方は、クッション材が使われているサイクリンググローブを選ぶのがおすすめです。

 

ただし、クッション材が多く使われている厚手のタイプは、操作性などに影響を及ぼすことがある点に注意が必要です。ある程度乗り慣れている方や、自分の好みがある方は、あえて薄手のサイクリンググローブを選ぶのも良いでしょう。

 

 

・サイズ
手に対してサイクリンググローブのサイズが大きすぎると、ハンドル操作がしにくくなることがあります。反対に、小さすぎると着用できなかったり、痛みを覚えたりする原因になりかねません。
基本的には、手にジャストフィットするサイズのグローブを選ぶのがおすすめです。

 

また、フルフィンガータイプのサイクリンググローブは、指先がきつくないかどうかも確認しておくと良いでしょう。
メーカーがサイズ表を用意しているケースもあるので、商品説明欄やメーカーの公式ホームページなどでサイズ感を調べてみるのも有効です。

 

 

・用途や状況に合わせた機能性も確認しよう
用途やシチュエーションによっては、サイクリンググローブに求められる機能性は変わります。
例えば、寒い時期のサイクリングなら厚手で防寒性・防風性に優れたサイクリンググローブがあると快適です。反対に、暑い時期は通気性に優れていたり、手の甲部分で汗を拭けたりするモデルだと使いやすいでしょう。
夜間もライドするのであれば、リフレクター付きで視認性を高められるサイクリンググローブだと、接触事故のリスクを減らせます。

 

また、信号待ちや休憩中にスマートフォンを操作する場合、その都度サイクリンググローブを外すのは手間に感じるものです。フルフィンガータイプの場合は、タッチパネル対応のモデルを用意するのもおすすめです。

 

 

■グローブを用意してサイクリングを快適に
手を保護したり、振動を和らげたりする役割を持つサイクリンググローブは、快適に自転車を楽しむために欠かせないアイテムのひとつです。用意していなくても自転車に乗ることはできますが、あれば手をしっかり保護することができます。
特に、長距離を走ることが多い方や、スポーツバイクに乗り慣れていない初心者の方などは、用意しておくと便利です。

 

ただし、サイクリンググローブは商品ごとに機能性が異なります。どのようなシーンで自転車に乗ることが多いかを踏まえて、自分に最適なサイクリンググローブを用意してみてはいかがでしょうか。

 


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【文章】アルペングループマガジン編集部

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