豊かな自然の中でのんびりしたり、焚き火を眺めたり、屋外ならではのアクティビティーにチャレンジしたり、思い思いに過ごせるのがキャンプの魅力のひとつです。キャンプ場で一人、静かに過ごすのも魅力的ですが、複数人で行うグルキャン(グループキャンプ)も、みんなで盛り上がりながら楽しめます。
しかし、複数人で行動を共にするため、快適に楽しむには事前の準備やルール決めが欠かせません。
ここでは、グルキャンの魅力や楽しむためのコツ、グルキャンを行うキャンプ場探しのポイントをご紹介します。
【目次】
■グルキャンの魅力
■グルキャンを楽しむためのコツ
・メンバー間の距離は適度に保とう
・役割はみんなで分担を
・子どもから目を離すのは厳禁
・他のキャンパーへの配慮は必須!
■グループキャンプに適したキャンプ場の選び方
■グループキャンプでみんなで盛り上がろう!
■グルキャンの魅力

グルキャン(グループキャンプ)とは、文字通り複数人で集まって行うキャンプスタイルです。家族や友人はもちろん、近年はSNSなどを通じて知り合ったキャンプ好きの仲間と集まってキャンプを楽しむこともあるようです。
キャンプと一口に言っても、楽しみ方は人それぞれで異なります。自然の中でのんびりと過ごすのが好きな方もいれば、キャンプ飯を作るのが趣味の方や、新しいギアを集めるのが好きな方もいます。
そして、キャンプスタイルによって使用するキャンプギアもさまざまです。
たくさんのキャンパーが集まれば、自分が気になっていたギアや、使ったことのないギアを持っている人もいるでしょう。そのようなギアを見たり、使わせてもらったり、新しい知識を得たりできる機会がある点は、グルキャンの大きなメリットです。
また、複数人でキャンプを行うので、バーナーやテーブル、アウトドアナイフのようなアイテムを万が一忘れてしまっても、他の仲間とシェアすることができる点もメリットといえるでしょう。
さらに、ソロキャンプだとどうしても作る料理が限られますが、グループキャンプならさまざまなキャンプ飯を一度に楽しむこともできます。
複数人だからこそ、一人では行えなかったことに取り組めたり、新しいことを知れたりするのが、グルキャンならではの魅力です。
■グルキャンを楽しむためのコツ
グルキャン中は、複数人のキャンパーと共同で過ごすことになります。一人なら自由気ままに過ごしたり、大きな失敗をしたりしても問題ありませんが、グルキャンではそうはいきません。場合によっては、メンバー間で険悪な雰囲気が流れてしまうことも考えられます。
グルキャンを成功させるには、事前にしっかりとルールを決めたり、役割分担をしたり、グルキャンならではのマナーを知ったりすることが大切です。
グルキャンを楽しむためのコツを、4点ご紹介します。
・メンバー間の距離は適度に保とう
大前提として、グループキャンプだからといって、終始みんなで一緒に行動する必要はありません。常に全員で一緒に行動していると、気疲れしてしまうことも考えられます。
とはいえ、常にテントにこもっていたり、各々が自由に活動したりするだけで終わってしまっては、ソロキャンプとほとんど違いがありません。
料理や焚き火といったアクティビティーは全員で協力しながら行い、隙間時間には自由に過ごせる時間を設けるなど、メンバー間の距離感は適度に保つことを心がけましょう。
・役割はみんなで分担を
グルキャンの際は、メンバー間のアウトドアスキルに差がある可能性が高いです。ベテランキャンパーに協力を仰ぐこと自体は問題ありませんが、特定のキャンパーが参加者全員の面倒を見るような状況が続くと、一人に負荷がかかりすぎてしまいます。
「この時間は誰が主体で何をする」「朝食は誰が作る」「焚き火の準備はこのメンバーが主導で行う」など、事前にある程度の役割を決めて分担しておきましょう。
また、持ち物の配分にも注意が必要です。シュラフ(寝袋)やコット、アウトドアチェア、カトラリーといった個人で使うアイテムは問題ないものの、複数人でシェアできるアイテムは全員が持ち込むと数が余ってしまい、余計な荷物になることが考えられます。
バーナーやコンロ、調理器具、テーブル、焚き火台、クーラーボックスなどのシェアできるアイテムは、事前にメンバー間で「誰がどれくらい持って行くのか」をすり合わせておきましょう。
テントの配分をどうするのかも考えておくと良いかもしれません。
誰がどんな荷物を持って行くのかを事前に決めておけば、「用意したものの使わなかった」という事態を防ぎやすくなります。
・子どもから目を離すのは厳禁
子ども連れでグルキャンを行う場合、大人の方は子どもから目を離さないようにしてください。自然の中には、都市部にはない危険がたくさんあります。目を離したすきに子どもが転んでけがをしたり、行方がわからなくなったりする恐れも否定できません。
また、近隣にテントを張っているキャンパーに迷惑をかけてしまうことも考えられます。
特に、参加人数が多くなりがちなグループキャンプだと「これだけ人がいるし、誰かが見ているに違いない」と考え、気が緩みやすいです。
人が多いからといって安心するのではなく、必ず子どもの行動に目を配るようにしてください。
・他のキャンパーへの配慮は必須!
キャンプ場は、多くの人が利用する共用の場所です。キャンプの際は、周囲の人に迷惑をかけないようにルールを守ることが求められます。
しかし、大人数になるとつい盛り上がって大声で話したり、気が大きくなって騒いだりしやすいものです。
近隣キャンパーに迷惑をかけるだけでなく、トラブルの原因になることもあるため、周囲に配慮して行動することを心がけてください。
■グループキャンプに適したキャンプ場の選び方

グループキャンプは、大人数が集まってキャンプを行うことになります。参加する人数にも左右されますが、基本的にはテントやタープを自由に設営できるフリーサイトのキャンプ場を選ぶのが望ましいです。
テント泊が不安なアウトドア初心者がメンバーにいる場合は、コテージやバンガローといった施設に隣接した区画を選ぶのも良いでしょう。
水場がきれいで設備が充実している高規格キャンプ場も、快適に過ごしやすいのでおすすめです。特に、小さな子どもがいる場合は高規格キャンプ場の方が安心して過ごしやすくなります。
また、キャンプ場によってはグループキャンプそのものを禁止していることもあります。予約を取る前に、キャンプ場の公式ホームページなどで情報を確認しておくことも重要です。
■グループキャンプでみんなで盛り上がろう!
グループキャンプは、メンバー全員でアウトドアを楽しめるのが魅力です。キャンプギアや料理をシェアしたり、ベテランキャンパーから知識を教えてもらったりできるので、ソロキャンプよりも多様な経験を積むことができるでしょう。
ただし、参加者が多いからこそ、キャンプ場での過ごし方や持ち物の配分、役割分担といったルールは、事前にしっかりと計画を立てておくことが大切です。
準備と役割分担をしっかり整えておけば、グループキャンプはソロキャンプとは異なる楽しさを味わえます。次のキャンプは、家族や友人を誘ってグループキャンプにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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【文章】アルペングループマガジン編集部