ホカの代名詞シューズ「クリフトン」は、今年で11代目に突入です。
それとほぼ同時にリリースされたこちらのクリフトン プロですが、シンプルにクリフトンの上位モデルと言っていいでしょう。

デザインと値段の比較です。
クリフトン プロは他社比較だと、ナイキのボメロ プラスと同じ定価で近い走行感と言うのが個人的な感想です。
厚みのあるヒール部分のデザインも近しいものがありますね。

スタックハイト:42/34 mm (M10)
重さ(片足):296g (M10)
ドロップ:8 mm
全体的なソールの厚みとロッカー構造は、クリフトンシリーズにならっています。


大胆に編み目に変化を付けて通気性を確保したエンジニアードメッシュアッパー。

「PROGLIDE™+」は、いわゆるSCF(スーパークリティカルフォーム=超臨界発泡素材)技法を使用したホカの新ミッドフォーム材です。
特にヒールから着地して転がすように走ると、その反発弾性をしっかり感じることができます。

内側のエンボスロゴフォルム、かっこいい!

しっかりと肉厚な履き口と半一体型シュータンで、ラグジュアリーなフィットを体感できます。
と、ここまでは従来のクリフトンを踏襲するディテールなのですが、アウトソールが一番の変化です。

このデザインは今までのクリフトンには見られず、

そうそう、こんなかんじに、中足部にアウトソールラバーが配置されない仕様が多かったのですが、

今作はトライアングル上のラバーが全面的に配置されたことで、ミッドソールの擦れや減りが大きく改善されそうです。
中抜きされているので重量にもさほど影響はせずに、耐久性向上に貢献です。

お約束の、シューズのカラーに合わせたソックスコーディネート。


あらためて、クリフトン 11とスペックを比較。
注目は、クリフトン 11の用途が「ランニング&ウォーキング」となっているんですよね。
ライフスタイルにも広く認知されているクリフトンは、用途としてデイリーにも広くリーチしているため、おすすめ範囲を広く設定したのでしょう。
そこで誕生したのが、パフォーマンスによりリーチしたこのクリフトン プロなのかなと。
もちろん定番のクリフトンは今後もしっかり進化していくでしょうが、新たにシリーズから枝分かれしたこのクリフトン プロが、これからどのような道筋を辿っていくかも注目です。
プライスは正味2千円ほどしか変わらないため、クリフトンを愛用してきた方はこのタイミングでプロをトライしてみるというのもおすすめかと。
もちろん最初のデイリートレーナーとしての懐の深さも備えていますので、デザイン先行で自由に選んでみてください。
すでに完売サイズも出てきている注目のクリフトン プロ、ぜひチェックしてみてください。
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<著者プロフィール>
牧野 英明
BEAMS所属。キャリア約20年の中で、店頭とECスタッフを15年、2020年よりTIGORA by BEAMS DESIGNのディレクターを務め、Alpen TOKYOオープンを機にアルペン ランニング ディヴィジョンアドバイザーに就任。
自身も熱心なランナーであり、フルマラソンベストは2時間47分44秒(東京マラソン2023)。ロード以外にもトラックレースやトレイルランにも積極的に取り組む全方位ランナー。
「走るに快適なファッション日常着」を体現する#いつでも10km走れるコーディネート は業界でも有名。
ファッション目線を取り入れた独自のシューズレビューをぜひお楽しみください。
Instagram: @makinohideaki
【文章・写真】牧野英明
【画像】メーカー提供