安定性も、反発性も。「GT-2000 15(ジーティー2000 15)」に死角なし。

GT-2000シリーズと言えば、アシックスのスタビリティモデルとしてその地位を確立し、今回で15代目に突入します。

 

ですが、これまたアシックスさんが、よもや自社ラインナップを苦しめることになるのではないのか!?というくらいのアップデートがされていまして。

 

ほんともう、どんだけ隙を作らないんですか!っていう内容を早速見ていきましょう。

 


「安定性と反発性の両立」

 

これはGEL-KAYANOシリーズにも通じるテーマでして、シューズアドバイザー藤原さんの言葉を借りれば、GEL-KAYANOシリーズは高級セダン、GT-2000シリーズはその略語の通りグランツーリスモ(長距離を快適に)な走り心地をテーマにした、GEL-KAYANOシリーズの弟分的な存在です。

 

先にリリースされたGEL-KAYANO 33(ゲルカヤノ33)でアップデートを実感したところでしたが、追随してGT-2000 15(ジーティー2000 15)も同様にアップデートしたと言っていいでしょう。

 

 


GEL-KAYANO 33では2層構造のミッドソールの上層部で使用されていた「FF BLAST MAX(エフエフブラストマックス)」を、GT-2000 15ではフルで使用。

 

ヒールにPureGEL(ピュアゲル)搭載と、スペックのみでは引けを取らない仕様です。

 

NOVABLASTシリーズを彷彿とさせる立体的なミッドソールデザインを採用し、人気シリーズの良いとこ取りです。

 

 

 

反発性を高めながらも安定性を維持するため、前作から引き続き3D GUIDANCE SYSTEMを採用。

 

接地面を広くとったソール形状で、足の過度な内側への倒れ込み(オーバープロネーション)を抑制し、スムーズな足運びをサポートします。

 

 


前作比較で、重量とスタックハイトのアップデートがわかります。

 

 

 

スタビリティモデルでありながら、冒頭の「安定性と反発性の両立」を追求している今作のGT-2000 15は、お値段16,500円(税込)という魅力的なコストパフォーマンスも手伝い、個人的にお勧めする最初の一足のランニングシューズラインナップのトップ3に入りました。


アシックスの公式サイトでは、おすすめのランナー・シーンとして、「弾むようなクッション性を感じながら、安定感のあるシューズが欲しい」「日々の軽いジョグから、フルマラソン完走に向けたトレーニングまで」と書いてありますが、フルマラソンレース当日も使えるオールインワンシューズでしょう。

 

 

メンズ・ウイメンズのキーカラー以外で、こんなベーシックなカラーもラインナップしているので、ほんとにさまざまなシーンで着用できるかと。

いやあ、隙がないです、アシックス。


 

> GT-2000シリーズ

 


<著者プロフィール>
牧野 英明
BEAMS所属。キャリア約20年の中で、店頭とECスタッフを15年、2020年よりTIGORA by BEAMS DESIGNのディレクターを務め、Alpen TOKYOオープンを機にアルペン ランニング ディヴィジョンアドバイザーに就任。
自身も熱心なランナーであり、フルマラソンベストは2時間47分44秒(東京マラソン2023)。ロード以外にもトラックレースやトレイルランにも積極的に取り組む全方位ランナー。
「走るに快適なファッション日常着」を体現する#いつでも10km走れるコーディネート は業界でも有名。
ファッション目線を取り入れた独自のシューズレビューをぜひお楽しみください。
Instagram: @makinohideaki


 

【文章・写真】牧野英明
【画像提供】アシックスジャパン株式会社

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