2011年に日本女子ツアーに参戦し、2015年、2016年には2年連続賞金女王に輝くなど絶大な人気を誇り2023年にツアー引退をしたイボミプロが、3月8日(日)新宿AlpenTOKYO内の7階「ゴルフ5フラッグシップストア新宿店」で、アンバサダーを務める「本間ゴルフ」のイベントに登場した。
同イベントは、トークショー、ドラコン&ニアピンチャレンジなど盛りだくさんの内容であったが、今回はトークショーの内容を中心にお届けする。
『イボミプロが本間ゴルフ主催のイベントに登場した』
『会場はAlpenTOKYO内の7階「ゴルフ5フラッグシップストア新宿店」で行われた。当日はファンの方が多く駆け付けた』
イベントの司会はフリーアナウンサーの八幡美咲さん。まずは久しぶりに日本に来たというイボミプロ。何をしたのかが気になるところ。
八幡さん 久しぶりの日本で何かしましたか?
イボミプロ ずっと仕事でしたが、終わった後に美味しいご飯を食べています。ご褒美です(笑)
八幡さん イボミプロといえば、うなぎがお好きなイメージですが食べましたか?
イボミプロ ちょうど昨日食べました!目の前でさばいてくれるお店で、それを見て食べるのは初めてで少しショックでしたけど…でも美味しかったです!(笑)
日本に来て大好物のうなぎを食べられて嬉しそうイボミプロ。次の話題は現役時代を振り返った。
八幡さん この時期といえばツアー開幕ですが、引退前のこの時期は緊張していましたか?
イボミプロ そうですね。沖縄だったので少ない方でしたけど、でも合宿で練習した結果が最初に出るところなので緊張していましたね。
八幡さん その緊張をどのように結果に繋げていきましたか?
イボミプロ その緊張感をみんなが持っていると思っていたので、その中でも頑張ろうと思ってプレーしていました。あとは、キャディさんやスタッフさん、マネージャーさん、お母さんなどがサポートしてくださったので、そのサポートに感謝することで頑張ることができました。
八幡さん 周りからの期待がある中、プレッシャーに打ち勝って実力を安定して出し続けられた秘訣は何かありますか?
イボミプロ あの時は、頭にゴルフの事しかなかったですね。いい結果を出すために何をしたら良いか考えましたし、キャディさんのコースマネジメントとか、良い身体を作るだとか、色々準備をして頑張りました。
八幡さん 大事な試合の日に、これやったら勝てる!といったゲン担ぎみたいなものはありましたか?
イボミプロ 金曜日は絶対にうなぎを食べることです(笑)。あと寝る前に30分くらいお祈りをして、ヤーデージブックを見てどういうマネジメントをするかなどイメージトレーニングして寝ました。やらなかった日はなかったです。本当に毎日していたことだったのでそのルーティンを守っていました。
八幡さん 30分のお祈りはイメージトレーニングとは違って自分に何かを言い聞かせたりしていたのですか?
イボミプロ その1日の結果で上位行けるか下の順位に下がるかが決まるので、そのプレッシャーを考えずに、その1日を感謝することだけをお祈りしていました。結果はあまり考えずに1日の感謝を伝えていました。
『“お祈り”と“感謝”を大切にしているとのこと』
感謝することはお母さんから大事にするよう伝えられたとイボミプロ。話題は日本について移る。
八幡さん 日本に来たきっかけについて教えてください。
イボミプロ プロ3年目に韓国で賞金女王になって、自分の中では思っていた以上に早くなれたので、次の目標としてアメリカツアーか日本ツアーに行きたいなと思いました。その時お母さんは日本が良いからテレビとかで見てほしいと言われて。それでテレビで見てみると、横峯さくらさんがパー5で2オンしているのを見て、それがすごくカッコよくて。それで私も行ってみたいと思いました。お母さんのおかげです(笑)
八幡さん 想像していた日本と来てみた後の日本でギャップなどはありましたか?
イボミプロ 来る前はやはり食べ物は韓国とあまり変わらないからその辺がすごくいいなと思っていたんですけど、それ以上にゴルフの環境とか気温が暖かかったりとかファンの皆さんがすごく優しくて、日本の文化に慣れるのは(思っていた以上に)早かったですね。
次はすべてのゴルファーが気になる、スコアを良くするために何をすべきかという話題に。イボミプロが大事にしていたスコアメークのポイントとは。
イボミプロ 私はやはりドライバーショットが大事かなと思いますね。どこに行ってもドライバーから始まるので、そのドライバーショットの精度ですね。あとは、アプローチとパッティングも大事です。選手の皆さんは試合が終わったら1~2時間グリーン上で練習するのでその1mのパッティングも大事だと思います。なので、(コースの)最初と最後がスコアメークのカギを握っていると思います。
八幡さん 打つ前はどんなことを考えていますか?
イボミプロ 私の場合は考えないようにしていますね。考えるとそこに意識がいってしまい変なショットになってしまうので、素振りする時にちゃんと私が何をすべきかを考えながら素振りをして、打つ時はあそこに行ったらいいなということをイメージするだけですね。
『ショットの前にやることを考え、打つ瞬間はイメージだけすると話すイボミプロ』
次の話題は、なぜ強かったのか。というシンプルなテーマに。
八幡さん 日本では男女で初2億円プレーヤーがイボミプロだったということで、なぜそこまで強くなれたのか秘訣を教えてください。
イボミプロ やはり支えてくれた人たちとお母さんから教えてもらったお祈りもありましたが、クラブのサポートも大きかったです。私が言った通りに作ってくださったので本間ゴルフさんのおかげでもあります。
イボミプロは長年「本間ゴルフ」のクラブで好成績を残してきた。
「本間ゴルフ」は山形県酒田市に自社工場を構える国産ゴルフメーカー。職人技と最新技術を融合させた高品質なクラブを開発している。「BERES」や「TOUR WORLD」シリーズは高級感と高性能で世界的な人気を博す。イボミプロは現在でもアンバサダーとして関わっているが、イボミプロが考える「本間ゴルフ」のクラブの良さを話した。
八幡さん 本間ゴルフさんのYouTubeでは実際に工場にも行かれていましたが、実際にクラブが作られる過程を見てどうでしたか?
イボミプロ それ見てたら、クラブのせいで(スコアが)悪いなんて言えないと思いました(笑)。本当にすごく大事に大事に作ってくださっている姿を見ると、もっとこのクラブで上手くなりたいと思うので、工場に行った時はもう一回感謝の気持ちを持って帰ってきます。本間ゴルフさんのクラブでは言い訳できません(笑)
八幡さん クラブを選ぶときはどこを意識してクラブを決めてますか?
イボミプロ 私は、ヘッドのデザインがカッコイイものが好きなのでデザインですね。私は本間の「TW717シリーズ」から「TW777シリーズ」まで使ってきました。それぞれ違うヘッドデザインですがどれもカッコよくて。あとは打ちやすいクラブも大好きです。
八幡さん 打ちやすいというのは具体的にどんなクラブですか?
イボミプロ 難しいクラブは構えた瞬間からわかります。当たらなそうな感じなんですけど、HONMAのクラブはすごく良い弾道が出せそうな雰囲気のデザインなので、見た目から安心感があります。そこが好きです。
八幡さん 色々試すとわかるようになってくるのでしょうか?
イボミプロ そうですね。後はHONMAのクラブは高級感があるので“自慢できる”というか私はこれ持ってるという所有感があります。このクラブでいいショットを打つと周りのみんなが「オオーッ」って驚いてくれるのでそれが忘れられないです。あとは、打つ時の感じもすごく大事で、今のクラブは球離れが早く感じるんですけど、HONMAのクラブは“球を押す感じ”が出るのですごく好きで。その感じが続くときは成績もすごく良かったですし、それを今でもHONMAさんにはお願いしているところです。
八幡さん もう本間ゴルフさんとは10年以上の付き合いとのことですが、一番どんなところが信頼していますか?
イボミプロ もちろんクラブっていいショットが出ている時はいい結果が出るのは当たり前なんですけど、試合の時はプレッシャーの中なのでミスショットになりやすいです。そのミスした時も私が狙っていた場所にボールがあるので、次のショットの自信に繋がります。その(ミスに強い)信頼感がありましたし、クラブのサポートをしてくれるスタッフさんもお願いをするとすぐに対応してくださって、頼んだことをすぐにパフォーマンスに繋げられたことがすごく助けられたなと感じていました。酒田工場ですぐに対応してくれました(笑)
八幡さん 今日は普段から使用しているキャディバッグとクラブを持ってきていただいているんですよね?
イボミプロ はい。そうなんです。可愛いでしょ(笑)。色が本当に可愛くて、クラブも本当にカッコよくて、昨日のラウンドも楽しかったです。
八幡さん クラブの中で、お気に入りのポイントはどんなところですか?
イボミプロ このドライバー(TW777 10.5度)が本当に良くて、去年までは試合で使っていたスペックで続けていたんですけど、やはり練習やラウンドの回数が減ったので少し軽めにした方がいいんじゃないかと思って、フィッティングしてもらったんですけど、本当に練習していないのにスイングスピードも落ちないしボールスピードも良くて、距離も出ていいショットができるのですごく楽しいです。ぜひ皆さん使ってみてほしいです。
『ターコイズブルーを基調としたキャディバッグとヘッドカバーが可愛いとイボミプロ。現在使用している「TW777」シリーズにも好印象な様子だった』
次の話題はイボミプロの近況について。
八幡さん 日本ツアーから引退されて今現在はどのくらい練習されているんですか?
イボミプロ ハハハハハッ!あ、皆さん笑ってる!知ってますね(笑)。練習場はもう行っていないですね(笑)。でも、プライベートで家族や友達とラウンドは行ってますけど、やはり今はスコアをあまり考えずにバーディ3つ4つくらい取れればいいラウンドだなと思っていますね。もし自分が思うようにいかなくて、ボギーとかダボとか打ってもしょうがないと思っています。それが楽しいです(笑)
八幡さん どのくらいの頻度ですか?
イボミプロ 1ヶ月に2回くらいですかね。あとは仕事で回ることもありますしパフォーマンスを見せる場合もあるので、その前にラウンドに行って感覚を上げるようにしていますね。
『最近は練習せずにスコアを気にしないゴルフが楽しいとのこと』
八幡さん 日本で好きなコースはありますか?
イボミプロ 私は、フェアウェイが広くて、グリーンも大きく、傾斜もあまりないコースが好きなんですけど(笑)。例えば、「マスターズゴルフ倶楽部」とか「大箱根カントリークラブ」あと「カメリアヒルズカントリークラブ」や伊藤園が開催される「グレートアイランド倶楽部」とか。あの辺のコースが好きなので優勝も何回かできたと思います。やっぱイメージが良いですね。
八幡さん イボミプロぐらいになると、難しいところを極めたいという感じなのかと思っていました。
イボミプロ 難しいところは弱いです…。だからメジャー優勝は少なかったと思います(笑)
最後にファンに向けてイボミプロからメッセージ。
八幡さん ゴルフをしている方、そしてこれからゴルフを始める方に向けてアドバイスなどのメッセージをお願いします。
イボミプロ まず、クラブは「HONMA」でお願いします。本当にクラブが良いんですけどブランドのイメージもすごく良いですし、色々なラインがあるので選ぶことができます。自分のスイングのスタイルとか、身体に合わせて本間ゴルフさんでフィッティングしてもらえると思うので、その辺を楽しんでもらえると嬉しいです。
八幡さん ありがとうございます。最後に一言お願いします。
イボミプロ はい。イボミです。本間ゴルフの最新シリーズ「TW777」が出ています。「777」と言えばラッキーな数字なのでぜひ皆さんチェックしてみてください。あと、ゴルフシーズンになりました。ぜひ皆さんゴルフを楽しんでください。ありがとうございました。
『本間ゴルフ「TW777」シリーズがおすすめです!という言葉でトークショーを締めた』
トークショーの後は、ドラコン、ニアピンチャレンジやイベント参加者との2ショット撮影会などファンの皆さんと貴重な時間を過ごしたイボミプロ。現役時代と変わらぬ「ボミちゃんスマイル」を間近で見ることができ、参加者も満足なイベントになった。

『試打ブースでドライバーショットを披露したイボミプロ』

イボミ プロフィール
韓国出身。2007年にプロ転向し、2011年に日本女子ツアーに参戦。2015年-2016年に日本ツアーで2連続の賞金女王に輝く。2015年には当時の男女最高賞金額を記録し2023年に日本ツアーを引退した。抜群のアイアンショットと、どんな時も笑顔を絶やさない明るさで日本からも絶大な人気を誇る。愛称は「スマイル・キャンディ」。
<LIVE配信アーカイブはこちら>
https://youtube.com/live/g8dvIHlTJt0?feature=share
【文章・写真】アルペングループマガジン編集部