ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちがフィッティングの現場で気づいたギアの「深~い話」をお届けする連載【グッと深掘りゴルフギア】。
第211回目はダンロップ「スリクソンZXi RKT MAX」ドライバーを紹介する。
かつて、ダンロップ「スリクソン」シリーズのドライバーは、顔も打感もよくアスリート向けの完成度の高いクラブではあったが、契約プロたちからは「外ブラと比べると飛ばない」と、飛距離性能に対する不満の声が漏れ聞こえる期間が長かった。
そういった評価に発奮した努力の甲斐あって、徐々にその不評を払拭。2020年ごろからは初速性能、飛距離性能が評価され、松山英樹選手も使用するようになった。
近年では、ヘッドの構造を「軟・剛・軟・剛」と交互に組み合わせる「リバウンドフレーム」が威力を発揮し、「飛ぶ」というイメージも広まってきている。
今年、2年ぶりに「スリクソン」シリーズがリニューアルされ、9月12日にドライバーも発売される。
新シリーズはその名も「スリクソンZXi RKT」。
「RKT」は「ロケット」を意味し、前作をさらに上回る飛びだという。
同シリーズは4モデルがラインアップされるが、ゴルフ5プレステージ広尾店の北沢浩一フィッターはその中でも寛容性の高い「スリクソンZXi RKT MAX」がイチオシだという。

『ゴルフ5プレステージ広尾店の北沢浩一フィッター』
「ニューモデルは全体的に低スピン化してさらに飛距離性能がアップしていますが、『MAX』は寛容性も前作より向上していて、かなり扱いやすいドライバーに仕上がっていると思います。『スリクソン』というと手強い、ハードというイメージを持っている人も多いと思いますがこの『スリクソンZXi RKT MAX』なら球も上がりやすいし曲がらないので、低スピン性能の恩恵を受けて飛距離アップできる人は多いのではないでしょうか」(北沢さん)

『「スリクソンZXi RKT MAX」ドライバー』

『フェースには「ゼクシオ14」同様「VR-チタン」を採用』
スタンダードモデル、低スピンの「LS」、小ぶりヘッドの「TR」のほかの3機種は、操作性・寛容性などは前作と同じ水準を保ちつつ低スピン化したなか、「MAX」は寛容性がアップしたことで4モデルの住み分けがさらにはっきりし、使えるユーザー層が拡大した。
顔や打感は妥協せず、「スリクソン」らしいフィーリングをしっかり残してやさしくなったことで、「MAX」の旨味は確実に大きくなったと言える。

『「MAX」は、前モデルよりも低スピン化しつつ寛容性がアップした』

『「MAX」カテゴリーだが顔のよさはさすがスリクソン』
「スリクソンZXi RKT」シリーズは、「ゼクシオ14」で採用された「VR-チタン」を使うことでフェースの強度が上がり、さらなる肉薄化に成功。
「リバウンドフレーム」の“軟”部分のたわみ量が増えたことが初速性能向上に寄与。
さらにカーボンクラウンの採用で低重心化しスピン量の低減を実現したことで、より飛ばせる弾道を手に入れた。

『ウェイトはヘッド後方にあり、深重心で慣性モーメントも大きい』

『前作ではチタンだったクラウンをカーボンに変更し低重心化したことが低スピンにつながった』
「『ゼクシオ』シリーズの成功をフィードバックして進化している『スリクソン』は、代を重ねるごとにどんどんレベルアップしています。
数年前の『スリクソン』のイメージのままの人は、ニューモデルを打ってみるとびっくりすると思います。
『MAX』のやさしさも魅力的なので、先入観を捨てて試してみてほしいですね」(北沢さん)
ゴルフ5プレステージ各店舗では試打シャフトも豊富に取り揃えている。気になった方はぜひご来店いただきたい。
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【文章・写真】アルペングループマガジン編集部