9月5日(金)から開幕する「ゴルフ5レディス」。今年は千葉県市原市にあるデズモンド・ミュアヘッド設計の難コース「ゴルフ5カントリーオークビレッヂ」(6505ヤード、パー72)で開催されます。コースの見どころについて今大会のコースセッティングを担当した馬場ゆかりプロに話をお聞きしました。
今回は優勝争いの佳境となるであろう15、16番ホールを紹介します。
15番ホールは394ヤードの長いパー4。
右サイドはOB、左サイドは池に向かっての崖というロケーションなうえ、フェアウェイ全体が右から左に傾斜していてティーショットが非常に難しいホールです。

『15番ホールは394ヤードのパー4。』
「ホール全体がなだらかに左にカーブしているうえ左サイドにはハザードがあるので、ティーショットは右サイドに打って行きたいところですが、右にミスするとOBもあるので、とても立ちにくいホールだと思います。しかもグリーンも2段グリーンで難しく、ピン位置が左だと池のプレッシャーも出てきます。とくにドローヒッターは2打目が打ちにくいので、ピン位置によっては無理にピンを狙わず、安全にセンター狙いという選手も多いでしょう」
プレッシャーのかかるティーショットですが、消極的にならずにドライバーをしっかり飛ばし、2打目を短い番手で打てる選手にはチャンスが訪れるはず。
しかし2022年には、優勝したセキ・ユウティン選手がOBを打って苦しんだホールでもあり、ドラマが生まれる可能性を秘めたホールと言えるでしょう。
ピン位置は、グリーン右奥の出っ張ったところに切られるともっとも難いしだろうとのこと。このピン位置になるのは何日目か、注目してみましょう。

『左サイドは池。コース全体的に左に傾斜している』

『2段グリーンも難易度をあげるひとつの要素に』
馬場プロによると「このコースのアーメンコーナーは14、15番」とのことですが、その15番を切り抜けると次の16番は535ヤードのパー5となります。
長いパー5ですが、ティーショットを飛ばせば打ち下ろしのエリアに届きランが出るため距離も出やすいので、風向き次第では2オンできる選手もいるかもしれません。

『16番は打ち下ろしのロングホール。セカンドからグリーンが左上にドッグレッグしている』
「ティーショットの落としどころ付近は右サイド、そこから先は左サイドの木がせり出したデザインになっていて、2オンを狙うならティーショットはフェアウェイ右サイドに打っていくことが必須。しかし右に行きすぎると木がジャマになって2打目が打てなくなりますし、それを嫌がって左に打つと2オンは狙ません。レイアップするとしてもグリーン左サイドの木がジャマになって狙いが狭くなるので注意が必要です」
3打目勝負する場合は、何ヤード残すかのマネジメントも重要です。
グリーンまで50ヤード前後の地点からだと打ち上げになってグリーン面が見えません。あえてウェッジのフルショットくらいの距離を残したほうが打ちやすい可能性もありますので、レイアップする選手がどこから3打目を打つかをチェックしましょう。

『ティーショットの狙い目は右サイド地点。グリーン右の細い花道を活用できるかにも注目』
グリーン手前にはバンカーもありますが、その右には細い花道があります。馬場プロは「飛ばし屋の選手にはぜひこの花道を活用して狙ってほしい。ここを使えるとバーディの可能性が大きく広がるようなセッティングにしたい」と話します。
グリーンは3段グリーンで、とくに右手前にピンが切られると難易度は大きくアップします。決してやさしいホールではありませんが、優勝争いのなかではぜひともバーディがほしいホールでもあります。

『グリーンは縦長で3段になっている。前回開催最終日のピンは手前から19ヤードのセンターに切られていた』
攻めるのか守るのか、スコアや順位まで考慮した選手たちの判断にも注目すると面白いです。
〈第30回ゴルフ5レディストーナメントHPはこちら〉
https://www.golf5-ladies.com/