日頃より「TIGORA by BEAMS DESIGN」をご愛顧いただきありがとうございます。
この度ですが、そのブランドから新たに派生して、ランニングに特化した新レーベルが誕生しました。
今回登場する「BEAMS DESIGN RUNNING FORCES」は、一人ひとりが持つ「力(Force)」が集結することで、より大きな力となるという想いを込めた新レーベルです。
一人で走るだけでなく、友人や仲間、チームとともにランニングカルチャーを楽しみながら、パフォーマンスの向上を目指すランナーに向けて、機能性とデザイン性を兼ね備えたアイテムを展開します。
というのがテーマではあるのですが、
単純明快にお伝えすると、わたくし牧野の本気を詰め込んだ(詰め込むことができた)コレクションになっています。
モノづくりってほんとむずかしいものでして、従来のアイテムではコストメリットを強調して、その範囲の中で全力を尽くしてきてはいたのですが、値段の天井が決まっていると、どうしてもやりたいことができないこともあるんです。
そこで今回の新レーベルでのモノづくりは、従来の「TIGORA by BEAMS DESIGN」ではあり得なかったコストをかけて、作り手の満足度が高いアイテムをリリースできたと思っております。




これらを見ていただき、おわかりいただけましたでしょうか??
ランニングブランドでは今や特別にめずらしいわけではないタイガーカモフラージュ柄なのですが、今回のものは柄の中にリフレクターが潜んでいるのです。
僕が把握している範囲では、このテクニックはまだどこもやっていない、はず。
名称を付けるとすれば「ナイトタイガーカモ」です。
従来のナイトカモは暗視スコープに映らないようにするためのものなのですが、こちらは夜に目立つカモフラージュということで、まさしく都会的解釈の賜物でございます。
あ、ちなみに、牧野が初のモデル出演です(笑)
今回のコレクションには、売れっ子ランナーモデル以前の実業団時代からの付き合いがある、このプロジェクトの初期モデルを担当してもらっていた畔柳くんに絶対出てもらいたくてオファーしました。
そして、自分も一緒に出演するという、ある意味で念願叶った思い入れの深いプロジェクトです。
それでは、そのこだわりが詰まったアイテムごとの説明に入らせていただきます。




リフレクターが潜むナイトタイガーカモをプリントしたスリーブレスは、通気性に優れたハニカムメッシュ生地を使用し、本格的なランニングに対応。詰まった襟元や開きすぎないアームホールなど、着用時のシルエットにもこだわった一着です。



こちらは、スリーブレスと同じ素材を使ったTシャツバージョン。
無地同素材でのフットボールT的な切り返しがデザインアクセントです。
新ロゴの青タグもいい感じに効いています。

個人的にはこのショーツが一番のレコメンド。
ずっとやりたかったインナー付きモデルを、念願叶って作成できました。
そして、もはや外すことができないマルチポケットですが、世の中に色々なスタイルが出回るなか、新しいポケットワークにチャレンジ。


両サイドポケットに加えて、5個のウエストポケットを330度で配置。
機能性はそのままに、各ポケットの容量を増やしつつ、前後での顔つきも変えてみました。
ポケット部分の無地生地は、プリントと一緒のパンチングニット素材で、程よく伸縮しつつもダレずに高いホールド力を保ちます。
もちろん、こちらも柄にリフレクターが潜んでいます。



こちらのフーディージャケットは、個人的も大好きな“通気する保温着”であるアクティブインサレーションをテーマに製作。
モコモコ素材で作られたフーディーのフードとヨーク部分のみ布帛で二重仕様にして、軽い雨にも対応できるようにアレンジ。
胸ポケットと裾部分に、ショーツと同様のナイトタイガーカモ柄のパンチングニット生地を配置して、リフレクター機能と共にコレクションの連動性を出しました。
フロントはもちろんダブルスライダーで、袖口にはサムホールも付けましたよ。
初秋から活躍してくれる、使用期間が長いアウターです。


リフレクター紐をストラップに使った5パネルタイプのランニングキャップは、被りの深さがまじで絶妙。
ブルーのネームタグもいい感じに効いており、ランニングだけではなく、デイリーにも活躍します。
実際に僕はこれを普段のスタイルに取り入れていますが、かなり調子いいです。


に、今回のレーベルテーマをダイレクトに表したシグネチャーロゴTシャツを。
Runingの部分だけがリフレクターになっています。
シンプルなロゴTですが、絶妙なラウンド丈とブルータグで、いい感じのストリート感が出ています。
そんな個人的に思い入れのあるコレクションなのですが、先日の北海道マラソンで実際に着用して走ってきました。
例年に比べて涼しいとはいえ、25℃くらいまで気温が上がった中でも、快適に走ることができました。




こうやって実施にトライアルしてみましたが、うん、ちゃんと自信を持っておすすめできます!
今回は全身で柄on柄でしたが、単品だけで取り入れたり、キャップとショーツで合わせてみたりと、あくまでも着こなし方は自由です。
シグネチャーTシャツ以外は、柄以外のロゴは控えめですので、シンプルに柄を楽しんで取り入れていただければと思います。
長く取り組みをさせてもらっているプロジェクトの中で、このようなモノづくりができたことを本当に嬉しく思います。
個人的な話ですが、今シーズンはフルマラソンを8本走る予定でして、その中でこのウエアを着ている方を見つけることが密かな楽しみです。
ちなみに、この原稿を書いているのが金沢マラソンのために移動している新幹線の中です。
明日はこのウエアを着て出走しますので、道中に同じアイテムを身に着けている方を見たらお声がけしようと思っています。
全国のスポーツデポの限定店舗での取り扱いとなります。
どうぞよろしくお願いいたします。
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<著者プロフィール>
牧野 英明
BEAMS所属。キャリア約20年の中で、店頭とECスタッフを15年、2020年よりTIGORA by BEAMS DESIGNのディレクターを務め、Alpen TOKYOオープンを機にアルペン ランニング ディヴィジョンアドバイザーに就任。
自身も熱心なランナーであり、フルマラソンベストは2時間47分44秒(東京マラソン2023)。ロード以外にもトラックレースやトレイルランにも積極的に取り組む全方位ランナー。
「走るに快適なファッション日常着」を体現する#いつでも10km走れるコーディネート は業界でも有名。
ファッション目線を取り入れた独自のシューズレビューをぜひお楽しみください。
Instagram: @makinohideaki
【文章】牧野英明
【写真】牧野英明、メーカー提供