2026年2月某日、アルペンのプライベートブランド「Alpen Outdoors」から新作が出るとのことで、メディア発表会にお邪魔してきました。2021年からスタートした「Alpen Outdoors」も、ブランドとして5年の節目。
メディア発表会の前情報として聞いていた「爆速で設営ができるテント」も初お披露目となり、合計9点の新作が発表されました。
1.100%完全遮光ヘキサ型キャンプシェード【M】

※跳ね上げポールは別売
ワンランク上のレジャー用シェルター、キャンプ用のサクッと設営できる「頑張らなくてもいいテント」の位置付けとして登場した「100%完全遮光ヘキサ型キャンプシェード」。
設営1分、撤収1分を実現した爆速設営が可能で、時間は大人2人で作業した場合の目安時間(ペグ打ちを除く)ですが、大人1人でも慣れてしまえば数分で設営・撤収が完了できます。
(安全面などを考慮すれば、大人2人での設営が望ましいかと思います。)

設営時はテントを広げたら、傘を広げるような感覚でフレームの中央を引っ張るだけ(3箇所)。女性でも簡単にできるので、強い力などは必要ありません。
撤収も逆の手順を踏むだけなので、ポップアップテントの収納が苦手だった人も、この構造なら撤収も楽になるはずです。
公式のYouTube動画で設営・撤収方法が詳しく解説されているので、気になる方はこちらもチェックしてみてください。
▶︎動画はこちら

テント内側には100%完全遮光のコーティングが施されており、熱い時期の日差し対策は万全。入り口を閉めれば日中でもかなり暗くすることができるので、小さいお子さんのお昼寝用にも嬉しい遮光性です。
また、突然の雨などでも安心の防水仕様で、縫い目には防水テープ(シームテープ)が貼られています。構造上、天面に雨が溜まりやすいので、長時間の雨天には向きませんが、タープなどを併用すれば問題ありません。

※写真はLサイズ
入り口はメッシュ(網戸)に切り替え可能で、天面にもメッシュ窓が広く取られているので、熱気のこもりやすい時期でも快適に過ごすことができます。
また、別売の跳ね上げポールを購入することで、入り口を跳ね上げることも可能。大変なタープ設営をすることなく、簡単に日陰を作ることもできます。
Mサイズは日帰りのレジャーにおすすめで、大人2人+子供2人が過ごせるサイズ感。就寝時は大人2人くらいまでとなっています。
※公園で使用する場合、ポップアップテントのみOKの場所では使用できない場合もございますので、ご注意ください。
2.100%完全遮光ヘキサ型キャンプシェード【L】

一回り大きいLサイズも基本的な仕様はMサイズと同じですが、高さ180cmと人によってはテント内で立つことができます。居住スペースも広くなっているので、キャンプでの使用も考えている人にはLサイズが快適そう。

寝室として使用する場合は大人3人程度までか、大人2人+子供2人くらいが無理なく使用できそうです。ヘキサ型なので、頭上と足元のスペースに荷物の置き場所を確保できるのは嬉しいポイント。

リビングとして使用する場合はレイアウトなどによって大きく変わりますが、4人家族でも使用できるサイズとなっています。ソロであれば寝具のコットを置きつつ、テーブルやチェアなどをレイアウトすることもできそうなサイズでした。
3.ヘキサ型キャンプシェード用トンネルL

そしてなんと、その「100%完全遮光ヘキサ型キャンプシェードL」同士を繋いでくれるオプションパーツもリリース!取り付けもフックやポールに引っ掛けるだけと非常に簡単。
さらに驚いたのが、テント本体にはこのトンネルを取り付ける専用のパーツ(ファスナーなど)が一切ないんです!「トンネルを使用しない人に無駄な金銭負担をして欲しくない」という徹底っぷり。
コストパフォーマンスも魅力なAlpen Outdoorsですが、ただ安いわけではなく、企業努力あってのコストパフォーマンスが垣間見えた瞬間でした。

取り付けは簡単ですが、構造もよく考えられており、内側と外側から挟み込む形で取り付けているので、雨が降ってきても侵入することはありません。隙間に流れてしまってもきちんと地面に排水される構造なので、安心して使用できます。
リビングと寝室を分けて使っても、連結することで2ルームテントのように使用することができます。連結部分のメッシュ窓を閉じることはできなくなってしまうので、虫の多い季節は要注意。

最大で6連結することができるので、友人などと揃えれば大人数のグループキャンプもできちゃうかもしれません!リリース時点ではLサイズのみの連結ですが、他サイズの連結も考えているそうです。
レジャー用にMサイズ。ソロキャンプ用にLサイズ。ファミリーキャンプではMサイズとLサイズを連結して2ルーム仕様。なんて使い方ができるようになるかもしれませんね。
4&5.ヘキサ型グランドシート M / L

100%完全遮光ヘキサ型キャンプシェードはMサイズ・Lサイズそれぞれ専用のグランドシートが別売されます。専用設計なので、トグルで固定することができ、動いてズレてしまうこともありません。
縁に高さがあるバスタブ形状を採用し、水や砂が侵入しにくくなっているのも嬉しいポイント。また、縫い目部分にはシーム加工もされているので、雨が降ったり地面が濡れていても安心です。
収納袋もついているので、持ち運びや収納面でも嬉しい仕様。本体に接続したままの収納も可能なので、つけっぱなしで使い続けることもできます。
6&7.ヘキサ型撥水ラグ M / L

グランドシートとセットで使用したいヘキサ型撥水ラグは、こちらもMサイズ・Lサイズとそれぞれ専用設計の展開。中綿入りで座り心地もよく、地面からの凹凸を軽減してくれます。
両面撥水加工もされているので、食べ物や飲み物をこぼしてしまってもある程度は弾いてくれます。また、ピクニックシーンでは芝生などに直接置いても湿気を弾き、ぺグループを使って風対策をすることもできます。
防水仕様ではないので、長時間の使用であればグランドシートを併用した使い方が望ましいかと思います。
8.100%完全遮光ポップアップシェード L

既存のポップアップテントが100%完全遮光ver.で新登場!公園や施設によってはポップアップタイプのテントのみOKという場所も多いので、100%完全遮光は嬉しい人も多いのではないでしょうか?
出入り口はメッシュにすることもできるので、虫が気になる場所では大活躍。遮光性が上がったことで、中が透けにくくなり、着替えなども安心して行えます。
9.枕付きインフレータブルマット 7

枕付きの厚さ7cmインフレータブルマットも登場。忘れがちで意外と嵩張る”枕”が一体化されているので、収納スペースも削減できちゃう優れもの。
枕のフィッティングは好みが分かれるところかと思いますが、筆者としては概ね満足。マットと枕が一体になったマットを検討している方は発売日以降にアルペンの取扱店で試してみるといいかと思います。

既存のマットにはなかった凹凸形状が体圧分散性を向上させ、より寝心地の良いマットとしてアップデート。マット同士の連結機能や裏面には滑りにくい素材を採用、空気の流入・流出を防ぐ逆止弁も機能として備わっています。
今回は設営1分という圧倒的なスピードを実現したヘキサ型キャンプシェードを筆頭に、遮光性・快適性・拡張性を高めたラインナップでした。Alpen Outdoorsの5周年にふさわしい、進化を感じる内容でしたが、他にも新作のリリースを予定しているようなので、今後の最新情報もチェックしてみてください!
【取材・文章】RYUCAMP
【写真】RYUCAMP