■BSS(ビーエスエス)ショップとは?
BSSショップとは、Mizuno Baseball & Softball Specialty Shopの略称でミズノが特別に認定した、野球に特化した専門店。
「ミズノプロ」「グローバルエリート」といった限定グラブやオーダーモデルなど、BSSショップでしか手に入らない限定商品など、一般店舗では購入できない商品を取り扱っていることが最大の特徴。
硬式・軟式グローブの高品質モデルが豊富で、こだわりのカスタムオーダー対応ができる。ミズノと深いパートナーシップを結んでおり、スタッフの知識が豊富。
専門スタッフによる丁寧な接客・アドバイスを受けることができ、目的やプレースタイルに合わせて道具選び・使い方・メンテナンス方法まで分かりやすく教えてくれる。さらに、ミズノ公認のリペアスタッフが在籍し、一般店舗ではできないような修理も対応可能。購入後も長く使えるようサポートし、アフターサービスも充実している。
まさに、野球やソフトボールを愛するプレーヤーのための野球スペシャルストアとなっている。

スポーツデポ・アルペンでは、2025年8月現在、全国42店舗が「BSSショップ」として認定されており、身近な店舗でミズノ人気シリーズである「ミズノプロ」 を実際に手に取ることができる。
さらに、スポーツデポ・アルペンの「BSSショップ」には、野球用品に精通したスペシャリストが在籍。日頃から野球用品の販売や加工に携わる彼らに、野球用品販売や加工についてのこだわりについてインタビューを行った。
【BSS店舗一覧】
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Vol.1ではミズノ認定エキスパートリペアスタッフでもあるスポーツデポ 尼崎下坂部店の西尾瞭汰さんへのインタビューの様子をご紹介します。
■スペシャリストインタビュー
―――西尾さんが思う、お店の魅力について教えてください。

圧倒的な売場規模とスケール感です。ご来店されたお客様から開口一番『広いっ!』と言った声も良く聞こえてきます。
専門店では提供できないような圧倒的な品揃えがあり、初心者層からヘビーユーザーまで幅広い層のお客様に対応できる点です。
――西尾さんが普段の接客で特に気を付けている点はありますか?

一番はお客様に対し『誠実』に対応することです。お客様一人ひとりのレベルやステージによって、使用するアイテムや機能性が違ってきます。
私も小学校から野球を始め関西独立リーグで投手としてプレーしていましたが、野球用品の種類は非常に多く、どの商品が自分に合うのか迷うことが多かったです。中には購入したけどイメージと違って失敗したことも多々ありました。
しっかりとお客様と会話し目先の売上よりも、「お客様にとって本当に良い商品」を自分のプレー経験を活かしながら一緒に考えるようにしています。高い商品=お客様にとって良い商品ではないので、商品の欠点やデメリットも正直に伝えお客様に合った商品を提案しています。
あまりにも正直に伝えすぎて販売員としてはどうなのかなぁと思うこともありますけれど…(笑)
――ミズノ認定エキスパートリペアスタッフの資格をお持ちですが、どのような修理が多いのですか?
圧倒的にグラブの紐(レース)交換の修理が多いです!グラブの紐は常にボールの衝撃を受けるパーツです。特にポケット周辺・指先部分は最も負荷がかかり、長く使うと切れたり伸びたりしてきますし、試合前日に切れてしまうこともあります。
紐が切れると、グラブが開きにくくなったり、ボールをしっかり掴めなくなったりしてプレーに支障が出る重要なパーツです。切れたらすぐ直す必要があるため、お客様からご要望納期に応え、お客様の手元にすぐお返ししたいと考えています。

最近ですと、グラブ本体の破れ修理を依頼されるお客様も多くなっています。グラブは使えば使うほど手に馴染み、自分だけの「相棒」になるため、破れても「直してでも使いたい」と思う人が増えています。
――グラブの破れ修理って難しそうですね
たしかに「穴が空いたグローブ」って直せるの?と思われるかもしれませんね(笑)。でも実は、破れた部分に合った革をうまくあてて補強すれば、まだまだ使えるのです。
破れの修理は場所や状態によって難易度が変わりますが、お客様の愛着のあるグラブだからこそどんなに難しい修理でも、試行錯誤を繰り返してお客様の要望に沿った仕上がりになるよう心掛けています。
修理って「お別れじゃなくて、もう一度一緒に戦えるようにすること」だと思っているので、大事にしている選手の気持ちに応えたいですね。

――西尾さんの中で、今後の目標や夢はありますか。
西独立リーグを退団した後は明確な目標や夢を見失っていましたが、スポーツデポで勤務するようになって、スポーツデポで初めて野球用品を購入したお子様と一緒に成長し、その子が甲子園やプロ野球で活躍しているところを見てみたいと考えています。
また、全国のスポーツデポ・アルペンには、プレーヤーを支えたいと積極的に活動しているスタッフが多くいます。そのスタッフ達と切磋琢磨してより高いレベルで、より多くのプレーヤーを支えていきたいと考えています。

【西尾瞭汰さんの経歴】
・小学校から野球を始め、関西独立リーグ 大阪ゼロロクブルズ(OSAKA 06 BULLS)で投手としてプレー
・2016年に最多勝のタイトルを獲得し、2019年に引退
・独立リーグ時代の先輩の紹介で2022年に株式会社アルペンに入社
・現在はスポーツデポ尼崎下坂部店にてベースボールアドバイザーとして勤務
・ミズノ認定エキスパートリペアスタッフの資格を持ち、社内屈指の加工技術を保有している
【写真】齊藤友也
【文章】アルペングループマガジン編集部