今夏の東京オリンピックでベスト4入りしたU―24日本代表で、中山雄太選手は主力のひとりとして活躍した。オランダ・エールディビジのPECズヴォレでプレーする守備のマルチタレントは、オリンピックを経て日本代表に定着し、2022W杯カタール大会出場を争うアジア最終予選に挑んでいる。
世界を舞台に戦い続ける中山選手に、東京オリンピックや自身が着用するシューズについて語ってもらった。
──オリンピックに出場して、どのようなことを感じましたか?
「初めて参加してわけですが、世界大会は特別ものだなと感じました。サッカーのワールドカップとは違って、五輪は他の種目も一斉に行なわれる。スポーツ界全体が注目している大会として、サッカーに限らず色々な種目のファンがいて、無観客ではありましたけれど、皆さんの声援は僕らに届いていました。ホントに特別なものなのだな、と思いました」
──男子サッカーのチームは、選手村に滞在しなかったようですね?
「AD(参加資格証)を作るときに行っただけです。他の競技の選手にも会わなかったので、サッカー競技は別のものという感覚でした」
──そんななかでも、五輪を感じた場面があったのでは?
「テレビのニュースやSNSを通してですね。色々な人が色々な応援をしていたり、友だちがサッカーだけでなく色々な競技の結果に対して喜んだり、悔しがったりしていました。オリンピックに参加しているから目に入ってきたのでしょうが、明らかに日常ではないですし、特別な大会だからこそそういう機会が増えていたのだと思います」
──チームスポーツとしてのサッカーの醍醐味を語るとすると?
「みんなが良く言う『チーム一丸となって勝利を勝ち取る』のは醍醐味だと思います。そのうえで、一人ひとりの選手がそれぞれに色々な野心を抱いていて、野心を抱いている選手たちが合致してやっていくのがチームスポーツだと思っています。だから、試合の途中で交代させられてしまうのは、僕のなかではそれがチーム戦術だとしても悔しさがあるんです。その悔しさが、次に生きてくると思っているので」
──スパイクについてもお聞きします。プロ1年目のシーズン終盤からアシックスのスパイクを履いていますが、アシックスを選んだ理由を教えてください。
「シンプルに最初に履いた感覚が良かったのです。そこはいまでも僕のポリシーで、ファーストインプレッションというか最初の履き心地を大事にしているので、それが良かったので選びました。選んで履き続けることで、さらに良さを知ることができました」
──当時から現在に至るまで『DS LIGHT』シリーズを着用していますが、『DS LIGHT』シリーズをひと言で表現すると?
「(迷わずに)進化を止めない安定、ですね」
──スパイクを選ぶ際のこだわりを教えてください。
「最初に足を入れた感覚です。その時点で、自分の好みかどうかが分かれるのかなと。そこをクリアして初めて、お気に入りになっていくかな、という感じですね」
──プロ入り前とプロ入り後で、スパイクに求めるものは変わりましたか?
「プロ入り前は単純に足の問題があって、マメができたりしていました。小さな問題ですけれど気になるので、自分のプレーに100パーセント集中できるスパイクに出会えないかなと、ずっと思っていました。アシックスのシューズを履いてみると問題がなさそうで、履き続けてみたらやっぱりマメができなかったんです」
──プロフェッショナルのレベルでのプレーの強度は、ユース年代までとは比べものにならないところがありましたか? 足にかかる負担も大きくなったのでしょうか?
「それは確実にあると思います。ユースのときにトップチームの練習に参加したときは、ユースの試合と同じくらいのものを感じました。いえ、同じではなくそれ以上だったかもしれません。ただでさえ強度の高い練習で、身体にダメージがあるなかで、練習じゃないところでダメージを受けたらすごくもったいない。そういった理由も含めて、ずっと思い続けていたスパイクに出会うことができました」
──プロを目ざしている年代の選手たちに、スパイク選びのポイントをアドバイスするとしたら?
「年齢が低い子どもになるほど、カッコ良さで選ぶと思うんです。カッコ良さというか、自分が好きなものを選びがちになるのかなと。僕自身もカッコよさで選んでマメを作ってしまって、お母さんに新しいスパイクを買ってもらうことがありました(笑)。本気でプロを目ざしていて、サッカー選手として活躍したいと思っているのなら、自分の足に合ったシューズを選んでほしいですね。そうすれば、サッカーに100パーセント集中できると思います」
──最後に、未来のオリンピアンへメッセージをお願いします。
「僕から言えることは少ないですけれど、ぜひオリンピアンではなくメダリストになってほしいです。メダルを獲得してもそれで終わらないスポーツ人生だと思うので、それを糧にしてどんどん進化していってほしいと思います。
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