福岡市博多区のキャナルシティ博多に誕生した西日本初の旗艦店「Alpen FUKUOKA」。
11月19日(日)、ルヴァンカップで初優勝したアビスパ福岡の鶴野怜樹選手がトークショーと撮影会に登場しました。
Alpen FUKUOKAは特別な熱気に包まれていた。ステージのセットアップはすでに完了しており、来場者の期待感溢れるざわめきが響き渡る。スポットライトが一か所に集まり、その中心にアビスパ福岡の鶴野選手が登場。観客からは一斉に歓声が上がった。
「アビスパ福岡28番の鶴野怜樹です。よろしくお願いします!」
改めてルヴァンカップ優勝を祝福された鶴野選手は、国立に足を運んでくれたサポーターに感謝の意を述べ、「自分は試合に出てないんですけど、本当にたくさんの応援が力になったと思います。ありがとうございました」
優勝後の反響について、鶴野選手は「たくさんのメディアさんに呼んでいただいたり、雑誌にもたくさん載せていただいて、ほんとに優勝してよかったなって思います」と語った。
Alpen FUKUOKAのオープニング記念の大きな看板に関しては、「これ見てびっくりしました。もっと頑張ろうっていう気持ちになりましたね。」と述べ、彼のモチベーション向上につながっていると素直な心境を語った。
鶴野選手は残念ながらルヴァンカップ決勝での出場は叶わなかったが、国立の雰囲気に触れ、「アビスパサポーターの方たちも本当に素晴らしい声援で浦和サポーターに負けてないような声量で後押ししていただいてたので、ピッチに立ちたかったなっていうのが1番の感想です。自分はまだまだチャンスがあると思ってるので、このアビスパ福岡で国立のピッチに立って、またみんなで勝利を分かち合いたいなって思います」と次なる目標への意気込みを語った。
鶴野選手のプロデビュー戦(ルヴァンカップ グループステージ初戦のホーム新潟戦)でのゴールが優勝に繋がるきっかけとなり、その道のりについて振り返りながら、「大学時代は怪我が多く、その中でもプロデビュー戦で点を取ることを目標に日々リハビリに励んでいました。デビュー戦で得点できたことは嬉しかったですが、自分がイメージしていたゴール数やアシスト数にはまだまだ達していないので、来年はそれを達成できるように再び頑張ります。次のシーズンでは12ゴールと11アシストを目指していきます」と抱負を述べた。
今シーズンのプレイについて問われると、「自分の特徴は、一瞬のスピードを生かして得点したり、アシストするのが特徴なのでそこを見てほしいなって思います。」と瞬発力を生かし、チームに貢献していることをアピール。
更にアビスパ福岡が強くなった要因について聞かれると、「シーズン途中から怪我人が相次ぎましたが、それでも戦力の低下を感じさせずに勝ち点を積み上げることができました。ルヴァンカップや天皇杯でも順調に勝ち進めたのは、日頃の練習で誰1人手を抜くことなく取り組んでいるからだと思います。その結果、どの選手が出場しても勝利できるというのが今季のアビスパの強みの一つだと考えています」と団結力と徹底したトレーニングが強さの秘訣であることを強調した。
続いて、アビスパ福岡とパリ五輪への想いについて尋ねられると、「本当に呼んでいただけるためには、試合にコンスタントに出続けることが不可欠だと考えています。そのためには日頃の練習からアピールし、途中交代でも早い時間帯で出場し、チームに勝利をもたらす結果を残すことが重要。そうすれば、より注目を浴びることができるのではないかと思います。まだまだ希望は捨てずに頑張ります」と目標に向けて、アビスパ福岡の中でも存在感を示すことを誓った。
最後に、鶴野選手がゴールを決めた後の特別なポーズについて聞かれると、「直接言われたわけではありませんが、以前Twitter(現X)で提案してくれたことがありました。やはり、子供たちに夢を与えるのがプレーヤーの仕事だと感じていますので、その提案を実現できて良かったと思います」と、サポーターとの交流や子供たちへの感謝の気持ちを述べた。
会場からの質問コーナーでは、小さい頃の練習内容やサッカー選手としての目標、スパイクについての質問が飛び交った。
最初の質問は、「小さい頃、どんな練習をしていましたか?」に対しては、「小さい頃に所属していたチームは、ドリブルを中心にしたチームで、相手をイメージしてのコーンドリブルや、狭いスペースでのドリブルなど、激しいドリブルの練習を重点的に行っていました。」とドリブル技術を鍛える練習に力を入れていたことを明かした。
次に質問されたのは、「サッカー選手としての1番の目標は何ですか?」に鶴野選手は率直に「この前のルヴァンカップの決勝に出場できなかったので、今の目標はあのピッチに立って優勝することです」とチームとしての優勝への強い渇望が感じられた。
最後に、「スパイクのこだわりなどがありますか?」という質問に対しては、「現在はミズノのモレリアNEO4を着用していますが、これが本当に履きやすいです。大学の時にミズノを履き始めたのですが、急に得点が増えて、それ以来ミズノを信じています。」と自身の経験を通じてミズノのスパイクに対する信頼を語った。
イベントでは、参加者の皆さんにじゃんけん大会への参加のチャンスが与えられ、8名の方が選ばれ、鶴野選手のサイン入りグッズを手に入れることができた。
続いて参加者と鶴野選手との貴重なツーショット写真の撮影が行われ、ファンの皆さんは笑顔いっぱいに写真に収められる喜びを分かち合った。
最後に、鶴野選手からの感謝のコメント。プロ1年目でありながら、こうした暖かい歓迎に感謝しており、「僕の名前入りのユニフォームなどを買っていただいたら、その分だけ活躍するように自分にプレッシャーをかけてほしい」と多くのファンの支えに感謝し、これからも頑張っていくと意気込んだ。
まだまだリーグ戦も手が抜けないとしながらも、ファンとともに目標に向かって進んでいく姿勢を示し、「浦和戦ではぜひ足を運んで応援していただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。ありがとうございました!」とイベントを締めくくった。
参加した全ての人々にとって、忘れられない思い出として心に刻まれ一日となった。
これからもファンとの交流を大切にし、更なる鶴野選手の活躍に期待が高まるばかりだ。
スペシャルトークイベント後に行われた、アルペングループマガジンによる鶴野選手の独占インタビューをお届けします。
◆鶴野怜樹インタビュー「自分を信じ、毎日100パーセントの努力を続けることで目標を達成できる」
――今日のイベントに参加されていかがでしたか?アビスパ福岡のファンと直接交流することの意義について、お聞かせください。
サッカー選手はやっぱりみんなからの応援が不可欠だと思います。その声援の数が多ければ多いほど、自分の力になると考えています。1つ1つのイベントは自分にとって大事にしているので、そうしたきっかけが積み重なればいいなと思います。
――今シーズンはプロ1年目でしたが、サポーターの声援が鶴野選手を後押しするのを実感された年になりましたか?
そうですね。ホームやアウェーで大観衆の前でプレイする経験は、自分にとって初めてのことでした。ファンやサポーターの方々がたくさんいると、それが後押しになり、結果にも影響していると感じています。これは自分だけでなく、選手全員やスタッフを含めたチーム全体が共有している感覚です。
――ルヴァンカップでの初優勝は、ご自身にとってどのような意味がありますか?そしてその勝利に向けて、どのような準備や心構えがあったのでしょうか?
初めてのルヴァンカップ優勝は、非常に特別で意義深い瞬間でした。この優勝を通じて、メディアで注目され、テレビ出演する機会も増え、広島戦の最終戦のホーム試合のチケット売り上げも好調になりました。これが一つのきっかけで、福岡の多くのサポーターがスタジアムに足を運び、僕らを力強く応援してくださっていることを感じます。準決勝で敗れていたら、決勝での優勝は成り立たなかったでしょう。そのため、しっかりと勝利できたことは本当に嬉しいことです。
――部活時代の練習について教えていただけますか?今のプレイスタイルにどのように影響を与えたとお考えですか?
部活動時代の練習は特に厳格なものではありませんでしたが、日々のトレーニングで常に全力を尽くす姿勢を心がけていました。当時はプロになることを意識していませんでしたが、サッカーが好きであり、毎日の練習に全力で取り組んでいました。この姿勢が今のプロ選手としてのスタイルにつながっていると思います。だからこそ、誰もがプロになるチャンスがあると信じ、自分やチームメイト、スタッフや監督を信じ、毎日100パーセントの努力を続けることで目標を達成できると伝えたいです。
――Alpen FUKUOKAは地元に根ざした店舗づくりを、アビスパ福岡は地域密着型の活動を推進しています。両者が目指す地域共生社会における役割についてどのようなビジョンをお持ちですか?
アビスパ福岡の選手が実際にAlpen FUKUOKAに来ることによって、ありがたいことにファンやサポーターの皆さんが足を運んでいただけるようになります。その結果、今後も様々なイベントを開催できたら、Alpen FUKUOKA も一層盛り上がると考えています。今回のイベントなどをきっかけにしていけたらと思います。
―― 一緒にスポーツを通じて地域を盛り上げたいというイメージですね?
そうですね。福岡は野球が小さい頃から根付いていましたし、野球に負けないくらいサッカーの人気が高まれば共にもっと福岡を盛り上げられますし、九州全体が一層盛り上がるのではないかと思います。そうした役割を担えるような選手を目指して頑張っていきたいと思います。
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