F50が初めて登場してから20周年となる本年、アディダスのサッカースパイク「F50」が、現代のスピードプレーヤーのために復活。“スピード至上主義”をテーマにした新しいアッパー素材を採用し、快適なフィット感を実現した。先行して行われたトライアルセッションにはアルペングループの社員が参加し、「F50」を実際に履いてプレー。そこで感じた特長や魅力を紹介する。
デビューを飾った2004年から2015年にかけて、サッカー界のスピードスターたちに愛用されてきた「F50」。リオネル・メッシ、トーマス・ミュラー、カリム・ベンゼマ、アリエン・ロッベン、そして日本代表の香川真司や中村俊輔など、数多くの名選手が着用してきた。アディダスのサッカー史上、最も先進的なシルエットを持つスパイクとして、業界をリードするスピードフランチャイズの地位を確立している。
今回の復刻版「F50」は、新世代のプレーヤーがスピードを最大限に発揮し、試合の展開を変えるためにリモデルされた。
■トライアルセッション前に行われた『F50』プレゼンテーション
「アディダス「F50」には、スピードを最大限に引き出すための3つの革新的なテクノロジーが搭載されています。それぞれのテクノロジーについて詳しく説明いたします」
1.コンプレッションフィットトンネルシュータン
まず1つ目は「コンプレッションフィットトンネルシュータン」です。前回のXシリーズではソックス型の仕様でしたが、今回はセパレートタイプになり、シュータンがトンネル型の仕様となっています。このトンネル型のシュータンは、足をしっかりと覆い、伸縮性のある素材を使用することでフィット感が向上しています。
この素材は特にアーチ、中足部の部分での足の変化に対応し、プレー中のフィット感とホールド感を強化します。また、伸縮性のある素材の上にはPPUバンドテープが貼られており、過度な伸びを防ぎつつ足をしっかりとサポートします。これにより、スピードプレーヤーに最適なフィット感を提供します。
2.ファイバータッチアッパー
2つ目は「ファイバータッチアッパー」です。今回のアッパーには、軽量かつサポート力を高めるためにファイバー繊維が重ねられています。特に中足部の部分は透けるほど軽量で、スピードを出す上で非常に重要な要素となっています。
このアッパーの繊維の組み合わせと表面の加工により、軽量さと耐久性を兼ね備えた設計が実現されています。これにより、プレーヤーは軽さを感じながらも必要なサポートを受けることができます。
3.スプリントウェブ
3つ目は「スプリントウェブ」です。これはスピードを出した時のボールタッチやグリップ力を高めるために、アッパーの各所に配置された3D立体的なファイバー素材です。この素材が、走行時やボールタッチ時のグリップ力を強化し、プレーヤーのパフォーマンスを向上させます。
「スプリントフレームアウトソール」も紹介。
優れた軽量性はそのままにソール一体型のヒールカウンターによりホールド性を向上。丸型ベースにくぼみをつけたスタッド形状が動きやすさ・グリップ性を生み出し、爆発的なスピードに貢献します。
■GPSデバイスを装着してF50のスピードを体感。パフォーマンスを数値で確認
トライアルセッションでF50のスピードを体感するために、参加者はウェアラブルGPSを装着。これはGPS搭載の高機能センサーで、リアルタイムに心拍数や運動強度、疲労回復などを測定し、プレー中の推移を数値化する。参加者たちはこれにより、自分のパフォーマンスや成長を数値で確認できる。
■F50の機能説明の後には、クーバーコーチングのトレーニングセッション
最初のトレーニングでは、スプリントスピードとボールを持った状態でのランスピードを競った。全力スプリントの後、ボールを持ってゴールに向かいシュートする。スプリントとランスピードの両方を発揮し、相手に追いつかれない動きを目指す。このトレーニングでは、計測機を装着してスピードをモニターに表示。これにより、自分のスピードがどれだけ出るかを実感できるのだ。
2つ目のトレーニングは、ゲートを使ったドリブルだ。コーンで作られた5つのゲートを10秒以内で通過することを目指し、相手のディフェンスをかわしながらドリブルのスピードとアジリティを鍛える。相手のプレッシャーを受けながらゲートを通過することで、実戦に近い状況でのトレーニングが可能だ。このトレーニングもタイムを競う形式で行われた。
すべてのトレーニングが終わったら、参加者全員でゲームを楽しむ。ここでは、トレーニングで培ったスピードとアジリティを活かし、試合形式でプレーした。
F50の特徴は、その驚異的な軽さと足首のホールド感だ。これにより、抜群のフィット感と力強いスプリント能力が実現し、スピードに乗ったドリブルや鋭いシュートなど、随所で素晴らしいプレーが見られた。
特に、スピードに乗ったドリブルやシュートが決まった瞬間には、笑顔が広がり、喜びの声が上がった。互いにハイタッチを交わしながら、F50の効果を実感し、その成果に満足している様子が見て取れた。
■新スパイクを試し履きした後、店舗接客シミュレーションを実施!
参加者は別のアカウント同士でペアを組み、セールス現場での接客を体験。ロールプレイでは、前半と後半に分かれ、お客様役とスタッフ役を5分ずつ担当。お客様役はF50を試着しながら悩むシーンを演じ、スタッフ役はトレーニングで得た知識を活かしてF50の購入を促進。購入が早く決まった場合、追加の提案を行う。
このトレーニングにより、参加者は実際のセールス現場に近い状況で接客スキルを磨き、効果的な販売方法を学び、実践する機会を得たようだ。
このトライアルセッションを通じて、参加者は「F50」スパイクの卓越した性能を存分に体感し、その高いパフォーマンスを実感した。プレースピードを劇的に向上させる重要な一足として、F50の価値が再認識される時間となった。
最後に、この日のセッションに参加した弊社(アルペングループ)社員の向井風太に、F50を履いてプレーした印象や、おすすめのポイントを語ってもらった。 向井風太インタビュー「スピードとフィット感を追求するプレーヤーに最適なシューズ」
――実際に、F50を履いての率直な感想をお聞かせください。
やっぱり軽さを非常に感じました。軽さがありつつもしっかりとグリップが効いているので、非常に履きやすいスパイクだと体感しましたね。これは、非常に売れるシューズではないかと思います。
――プレー面での感想を聞かせてください。ドリブル、パス、シュートについて。
まずドリブルですが、F50の軽さとスタッドのポイントがしっかりと地面に刺さることで、縦への推進力が非常に強く感じられました。
次にパスについてですが、中足部のフィット感が非常に高く、内側でのタッチ感も抜群でした。これはシュータンがしっかりとフィットしているおかげだと思います。
シュートに関しても同様に、フィット感が非常に高いため、蹴る時の感触がとても良かったです。このエリートシリーズは、間違いなく素晴らしいシューズだと思います。
――ロングキックなど、踏み込んだ時の感触はいかがでしたか?
今回は0.5サイズ大きいものしか履けなかったので、踏み込んだ際に少しずれを感じましたが、ジャストサイズを履けばもっと良い感触を得られると思います。
――あえて、F50を着用して気になった点は?
そうですね、具体的には、内側と外側の曲げた時の段差が気になる人がいるかもしれません。特に人工芝のシューズでは、ここのシワが嫌な人もいるかもしれません。プレー中にはあまり気にならないかもしれませんが、フィット感に敏感な方には気になる点かもしれません。
――その改善点をどうフォローしますか?
紐の結び方やサイズを0.5単位で変えることで、シューズのフィット感を調整できます。また、フィット感を高めるために、紐を外側から通すと良いです。自分も実際に試してみたところ、フィット感が大幅に改善されました。例えば、人工芝のチップが入りやすい部分では、もう少し締め付けを強化するのが良いでしょう。これにより、シューズと足が一体化し、より快適にプレーできるようになります。
――お店でどんな接客を心がけたいですか?
軽さを求めるお客様には、間違いなく最初にお勧めしたいシューズです。今回のF50は、単に昔流行ったモデルの復刻版ということではなく、完全に新しく生まれ変わったモデルなので、若いプレーヤーに紹介したい。特にスピードとフィット感を重視するプレーヤーに最適であり、実際に履いて体感してもらいたいですね。
――今後のアディダスのスピード系シューズに求めたいことは?
スピード系シューズをさらに売り出すためには、もっと多くの有名選手に履いてもらい、活躍することが重要かもしれません。過去には香川選手や宇佐美選手、中村俊輔選手のようなレジェンド級の選手がF50を履いたことで、多くのプレーヤーに届きました。信頼性と魅力がさらに強化され、多くのサッカーファンにF50をアピールしていきたいですね。
F50 ELITE HG/AG ジャパン
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