■試し履き体験会に参加したスペシャリストたちにインタビュー!
前編では試し履き体験会や座学の模様をお届けしましたが、後編で試し履き体験会に参加したアルペングループのスペシャリストのインタビューをお届けします。
> 前編はこちら
(写真左から)
目黒 心さん スポーツデポ 福井大和田店
小学生の頃からサッカーに邁進。社会人になってからも続けており、県のリーグでもプレー。
菊池 淳宏さん Alpen TOKYO スポーツデポ フラッグシップストア 新宿店
小学校から大学までサッカー部に所属。現在もオフの日はスタッフの仲間と共にプレー。
柴田 京太さん Alpen NAGOYA スポーツデポ フラッグシップストア 名古屋栄店
4歳から高校まではサッカー、大学ではフットサルで関東選抜に選出。現在は助っ人選手としても活躍。
向井 風太さん 本社 販売企画グループ サッカーチーフアドバイザー
小学校から高校までサッカー部に所属。大学時にC級コーチ資格を取得し、子供たちを指導した経験も。
仲村 直隆さん スポーツデポ 沼津店
小学校から高校までサッカー三昧の選手。サッカーシューズをはじめ、関連する知識量は折り紙付き。
中津 路大さん Alpen FUKUOKA スポーツデポ フラッグシップストア キャナルシティ博多店
サッカーコーチをしていた父親の影響で3歳からスタート。高校3年時には全国大会に出場経験も有。
――まずはアシックスのサッカー用スパイクシューズについて、お客様からはどんな印象があると思われますか?
向井さん:
「アシックスのスパイクは日本人の足に合うよね」というお客様がとても多く、その理由で選ばれているというのも一番多いところではあります。先シーズンは、人気のため在庫が追いつかないことも生じてお客様にご迷惑をおかけする場面もありましたが、今シーズンからはしっかり強化できる体制が整いましたので、どうぞお気軽にアルペングループの各店舗へご来店ください。
――アルペングループの各店舗にはサッカーの専門知識を持ったスタッフの方が在籍しているとのことですが、どんな方々なのか教えてください。
社内に認定制度がありまして、販売知識やテクニックなどをしっかりと精査した上で認定されます。現在、全国に340人ほどスペシャリスト認定されたスタッフがおりますので、各店舗に1〜2人は在籍しているということになりますね。サッカー用スパイクに限らず、サッカー用品全般からフィッティングに至るまで、安心してスタッフに相談できるのがアルペングループの強みです。
――アシックスの新素材「SILKYWRAP」を試してみた感想をお聞かせください。
仲村さん:
まず何より感じたのが「本当にこれって人工皮革ですか?」ということです。X-FLY PROの旧作と履き比べてみても、触っただけで分かるしなやかさでしたし、屈曲部分のシワ寄りのストレスも感じなかったところに「SILKYWRAP」の凄さを感じました。これはお客様にも自信を持って勧められるな、と。
目黒さん:
実際に足入れしてみたら全然圧迫感を感じないどころか、天然皮革より柔らかさを感じました。あとは、お手入れのラクさですね。中高生たちにとって、手入れすることってなかなか億劫だと思うんです。店頭での接客時も、お話を聞くと「汚れを落とす時は水でパァーっとやるくらい」という印象が強いですから。履きやすい上に耐久性があって手入れもしやすいというのは、大きなメリットだと思います。
――「SILKYWRAP」を採用したPRO3では、つま先の幅が広がってより足が奥まで入るということで、やはり1サイズ下げて履かれましたか?
はい。1サイズ、0.5cm下げてちょうど良かったです。
僕も1サイズ下げたら物凄くしっくりきましたし、つま先も立ち上がりが前モデルと比べ全然違っていました。中までしっかり足が入ってくれて、もう言うことなしの感覚です。座学であった “サッカースパイクに新しい風を” という説明のとおり、今までとは全く異なる画期的なアッパーだと思います。
――「SILKYWRAP」は雨にも強いということで、履いてみた感触はいかがでしたか?
硬さを感じることはなく、履いている間はしなやかさと屈曲の良さをずっと感じていました。耐久性も高いので、部活生が天候問わずガンガン履いても大丈夫なのだろうなと。ゆくゆくは、「SILKYWRAP」をテイクダウンのモデルでも、ある程度範囲を絞って展開していってくれたら……など期待しています!
――「SILKYWRAP」の今後が本当に楽しみですね。
「SILKYWRAP」は本当にスパイクの常識を変えてくれる存在で、僕が思うにこれは序章でしかないと思っています。今後さらに進化した「SILKYWRAP」の快進撃を期待しつつ、その魅力を売場でお客様に存分に伝えられるように努力していきたいです。
――「DS LIGHT X-FLY PRO 3」「DS LIGHT X-FLY 5」「DS LIGHT ACROS PRO 3」「DS LIGHT ACROS 3」の4モデルを試し履きした、率直な感想や違いをお聞かせください。
柴田さん:
「DS LIGHT X-FLY PRO 3」は、とにかく柔らかかったです。僕は履きやすさを優先するので、「DS LIGHT X-FLY PRO 3」や「DS LIGHT X-FLY 5」のような、足をしっかり包んでくれる、守ってくれるシューズがストレスなく履くことができて好きですね。
……ただ、サッカー経験がある人なら誰でもあると思うのですが、好きな選手が履いているのを自分も履きたい、という欲望が(笑)
そういう意味では、「DS LIGHT ACROS PRO 3」を履きたいと思いました。
中津さん:
僕も、もし現役選手として履くなら「DS LIGHT X-FLY PRO 3」や「DS LIGHT X-FLY 5」かな、という感じです。純粋にサッカーを楽しんでいる今であれば、「DS LIGHT ACROS 3」が一番楽しいかな、と思います。
現役時代、アシックス契約の高校だったということもあり、X-FLYシリーズはずっと履いていました。僕の足はそれほど横幅が広くないので、ぐっとフィット感のあるシューズはアシックスが一番なのかなと。
――中価格帯シューズとの違いはどんなところですか?
菊池さん:
やはり「軽さ」ですね。高価格帯の上位モデルは軽さに加えてスタッドの配置で走りやすくなっているので、そのあたりが大きな違いなのではないでしょうか。
クッション材の有無、安定感や価格面、ソールの耐久性だと中価格帯の方が上ではありますが、履いてすぐ自分の足に馴染むという点ではやはり今回試し履きした上位モデルが圧倒的に上です。試合用と練習用で分けて使う、という考え方で2足持つのもいいのではないかと思います。
やはり上位モデルはアウトソールの作り込みが全然違うな、というのが印象的でした。アウトソールのねじれやスタッドの引っ掛かりやすさによって、いろいろな動きができることが中価格帯シューズとの一番の違いです。
余談ですが、天然芝か人工芝、または芝生の状態によっても疲れ方が結構違ったりするものです。同じ校庭でも使い分けたりすることも必要だな、というのはあって、そういう意味ではアシックスのシューズは同じような用途のシューズでもソールの選択肢が多くある、というのは結構ありがたいなと思います。
――最後に、今回の学びを店舗でどう活かしていきたいですか?
うちの店舗(Alpen TOKYO)は海外の方も多いですし、年齢やレベルも非常に幅広いので、しっかりニーズを聞いて商品を仕分けることをスタッフに共有できたらと思います。また、アシックスのシューズはバリエーションが豊富でそれぞれ強みがあります。そこをしっかり理解した上でお客様に勧められるような体制を作っていきたいですね。
僕らの店舗(Alpen NAGOYA)は旗艦店ということで、「豊富な商品と豊富な知識を持ったスタッフがいる」というイメージでお客様も来店されます。その期待に応えられるよう、自信を持って接客できるレベルで教育していきたいですし、お客様に安心して購入していただけるような環境を整えていきたいと思います。
僕が勤務しているAlpen FUKUOKAのある福岡県を含めた九州地方は、高校年代が凄く強いこともあって、トップ層からサッカーが大好きという子達までさまざまな学生が来店します。イメージだけにとらわれず、本当にその子に合っているシューズに巡り会えるよう、積極的に試し履きしてもらいながら提案することを心がけ、スタッフとも共有していきたいです。
以上、アシックス サッカー用スパイクシューズ「DS LIGHT X-FLY PRO 3」「DS LIGHT X-FLY 5」「DS LIGHT ACROS PRO 3」「DS LIGHT ACROS 3」の試し履き体験会のレポートをお送りしました。
アルペングループの各店舗のスタッフは、このように常に専門知識を磨いた上で接客しています。スパイクシューズ選びに迷ったら、まずはぜひお近くの店舗にご来店いただき、お気軽に相談してみてはいかがでしょうか。気さくなスタッフが、お悩みに対して的確にアドバイスしてくれますよ!
DSライト X-FLY PRO 3
[8200122915-0001-119-9100]
¥16,799
「DSライト X-FLY PRO 3」の在庫がありません。
DSライト X-FLY 5
[8200122975-0001-119-9100]
¥14,999
DSライト ACROS 3
[8200123015-0001-120-7344]
¥12,900
「DSライト ACROS 3」の在庫がありません。
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