(上記画像:渡井理己は、自身を知る監督のもとで生き生きとプレー)
J1リーグはシーズンの半分を消化し、新戦力のフィット感が明らかになってきた。カテゴリーアップを果たして輝く選手、初めてのJ1で奮闘する選手、海外クラブから舞い戻って躍動する選手を、ここに紹介しよう。
★渡井理己(柏レイソル)
開幕から上位に食い込んでいる柏では、2シャドーの一角で攻撃のタクトをふるうMF小泉佳穂、6月シリーズで日本代表に選出されたMF熊坂光希らが注目を集めている。そのうえで言えば、2シャドーが主戦場の渡井の加入も大きいだろう。プロデビューを飾った徳島ヴォルティスで、現在は柏を指揮するリカルド・ロドリゲスのもとで出場機会をつかみ、トップ下やサイドハーフで実績を積み上げていった。相手の守備ブロックの間でボールを受け、DFラインの急所を突くスルーパスを出したり、ドリブルで局面を打開したり、自らフィニッシュへ持ち込んだりする。22年途中からはポルトガル1部ボアヴィスタで2シーズン過ごし、徳島への復帰を経て今シーズンから柏へ。自らの特徴を知るスペイン人指揮官のもとで、J1でも輝きを放つことができるはずだ。
★新保海鈴(横浜FC)
名前は「しんぼ かいり」と読む。J2のレノファ山口FCに在籍した昨シーズン、攻撃力豊かな左サイドバックとしてリーグ4位タイの8アシストを記録し、チームが前年から大きく順位を上げる原動力となった。その活躍が評価され、J1に昇格した横浜FCに引き抜かれた。J1挑戦は初めてとなるが、開幕からスタメンに名を連ねている。山口では4バックの左サイドバックでの起用が多かったが、3バックの横浜FCでは左ウイングバックが基本ポジションだ。持ち前の攻撃力をより生かせる立ち位置で、縦への突破から高精度のクロスを供給する。チームはシーズン序盤から黒星先行となっているが、この22歳のレフティーは確実に評価を上げている。ここからの活躍次第では、さらなるステップアップも見えてくる。
★矢村健(アルビレックス新潟)
新潟医療福祉大学から20年にアルビレックス新潟に加入するが、定位置を獲得するには至らなかった。転機となったのは23年の期限付き移籍。J2の藤枝MYFCでプロ入り後初めてシーズンを通して起用され、キャリアハイの9ゴールをマークした。翌24年も藤枝でプレーし、得点ランキング4位の16ゴールを叩き出した。アクロバティックなボレーシュートなど、難易度の高いゴールを決めてみせる一方で、DFとの駆け引きでマークを外し、狙いすましたシュートを流し込むこともできる。所属元の新潟に勇躍復帰した今シーズンは、J2で磨いたラストパスを呼び込む動きや迷いのないフィニッシュワークで対戦相手の脅威に。2ケタ得点も狙える。
★奥川雅也(京都サンガF.C.)
京都のアカデミー時代から海外クラブに注目され、トップチーム昇格1年目の15年にオーストリアのクラブへ移籍。そこからオーストリアとドイツの複数クラブを渡り歩き、25年シーズンを前に古巣の京都に帰還した。プロデビュー当時の京都はJ2で戦っていたため、29歳にして初のJ1出場となる。ユース年代では「古都のネイマール」の異名をいただくドリブラーだったが、国内復帰後の彼が印象づけるのはドイツで磨かれたディフェンスでの献身性や、インテンシティの高いプレーだ。もちろん、アタッカーとしてのクオリティも発揮しており、途中出場が多いなかでも得点を記録している。12節の横浜FC戦では、ペナルティエリア内での冷静な切り返しから左足を振り抜き、鮮やかな決勝ゴールをマークしている。
大関友翔はスケールの大きなセントラルMFだ
★大関友翔(川崎フロンターレ)
いまやヨーロッパでプレーする三好康児、板倉滉、三笘薫、田中碧らを輩出した川崎U-18出身。プロ1年目の23年はリーグ戦の出場機会がなかったものの、J3の福島ユナイテッドFCへ期限付き移籍した24年はセントラルMFのレギュラーとして8ゴール6アシストの好スタッツを記録。インサイドハーフのポジションからズバッと音がするような縦パスを刺し込み、J3では別格との印象を残した。所属元に復帰した今シーズンはJ1初出場を果たし、初スタメンの試合でJ1初ゴールを記録。05年2月生まれで20歳の大関は、U-20日本代表に選出されており、今冬のU-20アジアカップでは10番を背負った。9月下旬開幕のU-20 W杯でも、世界を相手に活躍が期待される。
★佐藤恵允(FC東京)
明治大学からJリーグを経由せずに、ドイツ・ブンデスリーガのブレーメンに加入したのは23年8月。セカンドチームで出場機会をつかみながら、レベルアップをはかっていた。ブレーメンとの契約がまだ残っているなかで、FC東京の「J1で優勝するために」というオファーに心を動かされ、今シーズンからJリーグのピッチに立っている。2シャドーの一角を基本ポジションとし、スタメンの顔触れによっては1トップに入ることも。局面を打開する能力に優れており、そのドリブルは相手の逆を巧みに突くもので、デュエルでの力強さも兼ね備えている。インテンシティの高いドイツでプレーしていたこともあり、ディフェンスでの貢献度も非常に高い。
★荻原拓也(浦和レッズ)
浦和の下部組織出身だが、キャリアの土台は期限付き移籍先で築いた。20年に当時J2のアルビレックス新潟で攻撃的な左サイドバックとして頭角を現わし、翌21年は京都サンガF.C.の左サイドを担ってJ1昇格に貢献。22年も京都でプレーし、23年に所属元の浦和へ。シーズンを通して稼働すると、24年1月にクロアチアの名門ディナモ・ザグレブ入り。チャンピオンズリーグのバイエルン戦で得点を決めるなどの足跡を残し、1年の期限付き移籍を終えて浦和に舞い戻った。復帰後も保有戦力が充実している浦和で、左サイドバックとして多くの試合でスタメン出場している。縦への突破からのクロスは、チームの攻撃に欠かせない武器となっている。まだ伸び盛りの25歳。ここから先も成長スピードをあげ、国内有数の左サイドバックとなる可能性を秘める。
浦和の右サイドを支える金子拓郎。左足のクロスは精度が高い
★金子拓郎(浦和レッズ)
右サイドを主戦場とする左利きのウイングプレーヤーで、力強く鋭い突破で相手を置き去りにしたかと思えば、抜き切らないうちにクロスを供給したりもする。はっきりとした違いを生み出せる選手で、プロ第一歩を記した北海道コンサドーレ札幌在籍時には、浦和やヴィッセル神戸が獲得に乗り出した。23年夏からクロアチアの名門ディナモ・ザグレブに、24年夏からベルギー1部のコルトレイクに在籍し、どちらのクラブでも相応のプレータイムを確保した。25年シーズンからの浦和加入は、埼玉県出身の彼にとっても、過去にオファーを出していたチームにとっても念願のものと言っていい。クロスの本数はリーグでもトップクラスで、前線からの守備にも献身的である。スコルジャ監督の信頼を、がっちりとつかんでいる。
ディーエス ライト アドバンス ワイド
[8200125394-0001-130-7301]
¥8,999
「ディーエス ライト アドバンス ワイド」の在庫がありません。
モナルシーダ NEO 3 PRO
[8200102235-0001-117-7332]
¥9,699
「モナルシーダ NEO 3 PRO」の在庫がありません。
コパ アイコン 2 PRO HG/AG JAPAN
[8200154915-0001-124-7344]
¥15,400
お気に入り一覧
RUNNING
2026.10.16
NEW BALANCE ELLIPSE(ニューバランス エリプス)北海道マラソン2026出走レポート
FOOTBALL
2026.10.15
サッカーのシャドーとは? 役割や必要な能力をわかりやすく解説
OTHER
「すぐに動けそう」なフィット感。渡邉伶音と片峯聡太監督が体感したJordan「TATUM 5」
OUTDOOR
2026.10.14
デュオキャンプで2人だけの時間を過ごそう! 成功の秘訣はギア選び
GOLF
2026.10.13
「もうひと蹴り」で心地よく走る「新世代走り系」 グッと深掘りゴルフギアVol.216 グラファイトデザイン「ツアーAD EK」シャフト編
【バレーボール】オーバーネットとは? よく見る反則の基礎知識
2026.10.10
黒田朝日、新谷仁美が全力応援!日本新記録も誕生!限界に挑む「ADIZERO 5K TOKYO CHALLENGE」
アディダス×アルペンがランナーの挑戦を後押し。「ADIZERO 5K TOKYO CHALLENGE」直前スペシャルクリニック
BASEBALL
2026.10.08
野球のOPSとは? 野球をさらに楽しめるセイバーメトリクスの指標の見方
背番号物語(第8回)~Jリーグの歴史を彩った「9番」を振り返る
2023.09.28
【野球】ボークとは? ルールを知って反則を防ごう
2024.09.13
バレー初心者が知っておきたいプレーのコツとは? コツを掴んで楽しみながらプレーしよう
2019.06.10
ランニングでマメができたらどうする? 原因や対処法・予防法について解説
2025.07.05
ゼロトルクパター6メーカー12モデルを徹底分析!それぞれゴルフ5でチェックしよう
2025.11.21
<Road To HAKONEから見るシューズ事情>駅伝シーズン開幕!出雲駅伝でのシューズ事情をアイビーリーグ選抜と比較してみる
2026.01.09
シューズから見た2026年箱根駅伝(総評版)
2021.07.19
ランニング中はスマホをどう持ち運ぶ? おすすめの方法やアイテムをご紹介
2021.06.08
キャンプ場でおいしいご飯を食べたい! 必要なアイテムや炊き方のコツ
2023.01.26
メスティンでおいしくご飯を炊く方法とは? 炊き方の手順やポイントをご紹介
2024.02.20
ガレ場・ザレ場とは? 山道の安全な歩き方を身につけよう
2020.07.08
トレッキングとは? 登山との違いや事前に準備したいもの、注意点など詳しく解説
2024.05.16
【女性向け】山登りはおしゃれな服装で楽しもう! 服選びの基本と季節ごとのコーデ例
2019.09.18
【野球】バッティングフォームの基本チェックポイントと練習方法とは?
2022.02.21
【野球】チェンジアップとはどんな変化球? 特徴や握り方などを解説
2019.11.12
カットボールとはどのような変化球? 特徴や投げ方、練習時のポイントを解説
2026.05.13
野球の「振り逃げ」はどんなルール? 奥が深いルールの詳細を知ろう
2024.11.11
【サッカー】ドリブル練習はコツを意識すると効率的! 上達に必要な5つのコツ
2019.10.11
サッカースパイクの選び方の基本(スパイクの構造とトレンド)
2019.07.17
【サッカー】リフティングが上手になるコツと練習方法とは?
2019.03.26
【サッカー】ケガの防止にもつながる! スタッドの種類を解説
2023.06.21
都会の中心で輝くAlpen TOKYOのサッカー売場。その規模と品揃えを紹介!
2026.08.07
大阪・梅田に「AlpenOSAKA」がオープン! 「ゴルフ5フラッグシップストア大阪梅田」は2フロアで展開
2026.10.07
「スピーダーNX」の新作は“すっぽ抜けない”つかまり系先中調子 グッと深掘りゴルフギアVol.215 フジクラ「スピーダーNXホワイト」シャフト編
2025.08.21
圧倒的な飛び性能。飛距離に全振りした公認球「トブンダ ワンライン」、全12色で新登場
2026.10.06
「試合より緊張します(笑)」加藤麗奈が初イベントで明かした優勝セッティング Alpen NAGOYAで初トークショー
2020.05.18
腹筋強化にはクランチがおすすめ? 正しいやり方や種類を解説
2026.08.25
【卓球】促進ルールとは? 試合を円滑に進めるための規則を知ろう
2024.02.14
バスケの試合時間は何分? プレーにも役立つルールを覚えよう
2021.07.26
バレーボールのサーブのコツは? 基本のフローターサーブを例に解説
PRODUCTS
2025.05.23
効果バツグン!雨も泥もヘッチャラ!シューズケアの革命『IMBOX』、スポーツデポ・アルペン、ゴルフ5に登場!!
2022.06.01
IGNIOからNewエッセンシャルシリーズが登場! 今年の夏は、街歩きの一軍シューズに!
2024.04.26
Alpen NAGOYAのチェックポイントはここだ!ゴールデンウィークは、Alpen NAGOYAへ遊びに行こう!
2024.11.15
度会隆輝選手、アディダススポーツウェア『standard.1』で魅せる洗練されたスタイルとプロのこだわり
2023.02.17
プロの視点で徹底考察!ニューバランス「THE CITY」を人気スタイリストはどう見るか?