“蹴る”が武器になる。試合を制圧する部活生へ、進化した「PREDATOR(プレデター)」を実践レビュー

試合を制圧する部活生にとって、欠かせない存在―adidasのスパイク「PREDATOR(プレデター)」が、2026年春夏に向けてアップデートされた。新色コレクション「BORN FOR FOOTBALL PACK」の登場に合わせ、フォールドオーバータンを備えたジャパン仕様のELITE(エリート)モデル(HG/AG対応)もラインナップ。

 

 

 

発売に先立ち、アルペングループの社員がトライアルセッションに参加。実際に『PREDATOR』を履いてプレーしながら、フィット感やグリップ、キックの感触など、進化した魅力を体感してきた。本記事では、そのリアルな印象をレポートする。

 


■トライアルセッション前に行われたプレゼンテーション
 

セッションに先立ち、アディダス担当者から今作の特徴やアップデート点について説明が行われた。ここでは、PREDATORのスペックと主な機能を改めて整理しておきたい。

 

 

 

PREDATOR ELITE FT HG/AG JAPAN

 

価格:¥24,200(税込)

重量:220g(27.0cm 片足)
※重量には若干の個体差があります。

 

 

ジャパンマイクロフィットラスト
 

360°のフィット感と素足感覚を追求した日本のプレーヤー専用ラストを採用。シューズと足のズレを抑え、動きの中での反応性を高めながら、快適な履き心地を実現する。

 

 

フォールドオーバータン

 

 

PREDATORを象徴するフォールドオーバータンが、滑らかなキック面を形成。ボールを正確に捉え、安定したインパクトを支える。

 

 

ナノストライク+

 

 

柔らかく軽量な革新的メッシュアッパーが足全体を包み込み、高いフィット感を確保。さらにグリップ力を高めるラバーエレメントを一体化することで、乾いたピッチでも濡れたピッチでも、正確なボールコントロールと安定したキック精度をサポートする。

 

 

プライムニット

 

 

履き口には伸縮性の高いプライムニットを採用。足の形に沿ってフィットし、スムーズな足入れと快適性に貢献する。

 

 

ブリーザブルメッシュ

 

 

中足部にはマイクロファイバーのライニングを組み合わせたメッシュを配置。通気性と快適なフィット感を両立し、長時間のプレーでも心地よさを保つ。

 

 

HGトラクションフレーム

 

 

硬いハードグラウンドでも高いグリップ性と耐久性を発揮。前足部内側のトライアングルスタッドを円形に配置することで、前後左右のモーションやターンをサポートする。

 


■クーバーコーチングによるトレーニングセッションを体験


トレーニングセッションは軽いランニングからスタート。PREDATORを履いた状態でステップや切り返しを行い、まずは足元のフィット感を確かめた。

 

 

 

続くボールタッチでは、左右のタッチや足裏コントロールなど基本動作を反復。足に吸い付くような感覚とボールを捉える手応えがあり、細かな動きでもブレにくい印象だった。

 

 

 

シュート練習は、ワンタッチからのダイレクトシュート。強いインパクトでも蹴り出しが安定し、狙ったコースへ素直に伸びていく感触が際立った。

 

 

 

最後はゲームへ。判断とタッチの速さが問われる中、切り返しや一歩目の加速がそのままプレーに直結し、PREDATORの“扱いやすさ”が印象に残った。

 

このセッションを通じて、フィット感、グリップ、タッチ、キック精度が“プレーの積極性”を引き上げることを実感。PREDATORは、ゴールを奪いたいプレーヤーにとって頼れる武器になり得る一足だ。

 

 

 

最後に、この日のセッションに参加した弊社(アルペングループ)社員メンバーに、PREDATORを履いてプレーした印象とおすすめポイントを語ってもらった。

 


――今日の感想と、履いてみた率直なフィードバックを聞かせてください。

 

向井風太さん(本社 販売企画グループ サッカーチーフアドバイザー)

 

向井:率直な感想としては、足首まわりがすごくストレスフリーだなと感じました。シュータンが前に移動しているので、足首まわりが邪魔にならず、動かしやすい。可動域のあるシューズだと思います。

 

 

菊地淳宏さん(Alpen TOKYO:スポーツデポ フラッグシップストア 新宿店)

 

菊地:感想は被るかもしれませんが、軽さはすごく良かったです。フィット感が高いぶん、親指・小指の付け根あたりは、履き始めに少しタイトに感じる場面もありました。

 

 

鈴木貴寛さん(Alpen TOKYO:スポーツデポ フラッグシップストア 新宿店)

 

鈴木:自分も同じく、軽さはすごく良かったです。一方で、母指球の横というより、三本ラインのあたり(中足部の外側)が履き始めは少しタイトに感じました。自分の足型との相性もあると思うんですが、フィット感が強く出る印象でした。前作ではそこまで気にならなかったので、アッパーの仕様が変わったことで、当たり方の感覚が少し違ったのかもしれません。

 

 

柴田京太さん(Alpen NAGOYA:スポーツデポ フラッグシップストア 名古屋栄店)

 

柴田:逆に僕は、履いた瞬間からしっくりきました。前作は履き口、特に足首の前あたりが当たって嫌だったんですけど、今回はタン(ベロ)がしっかり独立していて、当たりがなくなった可動域も広がって、ストレスが減った分、動きやすくて蹴りやすかったです。

 

 

西村大基さん(スポーツデポ フラッグシップストアマークイズみなとみらい店)

 

西村:僕は特に、かかと周りの収まりがすごく良かったです。中足部のアウトサイド側は、フィット感が強く出る分、最初はややタイトに感じる場面もありました。

 

 

是竹広夢さん(スポーツデポ フラッグシップストア テラスモール湘南店)

 

是竹:最初に履いたときは、アッパーが少し硬めに感じました。ただ、プレーしていくうちに徐々に足に馴染んで、柔らかさが出てきた印象です。ボールの蹴りやすさも含めて、かなり好感触でした。

 

 

――このPREDATORのどんなところを推して売っていきたいですか?

 

 

柴田:部活の子たちが多いですし、社会人も含めて、まずは“履きやすいモデル”を広げていきたいです。プロやエリートはもちろんですが、やっぱり「かっこいい」と思えるモデルから履いてもらうのが一番だと思っています。

 

鈴木:今回は下のグレードのモデルにもフォールドオーバータンが付いたのが大きいですよね。これからサッカーを始める人や、まだ経験が浅いユーザーさんにとっても、「かっこいい」と感じてもらえるきっかけになると思います。実際に触ってもらえる機会も増えていくはずです。

 

向井:2026年もアディダスさんとしっかり共同で売っていきます。このモデルは2026年の“一発目”のリニューアルでもあるので、ここはきちんと押さえて展開していきたいですね。

 

そしてPREDATORの良さは、やはり“蹴りやすさ”。フォールドオーバータンが加わったことで、インパクト時のスイートスポットが広がり、より狙いやすくなった印象です。そこは全面的に押し出していきたいと素直に感じました。

 

 

――ボールタッチはどうでしたか?

 

 

菊地:グリップが効くエリアが広がったことで、どこで触ってもしっかり止まる感覚がありました。意図したスピンもかけやすく、コントロールで違いを見せたい選手にはすごくいいと思います。それに約220gと軽い。今のプレーヤーにとって軽さは前提条件なので、そこに「コントロールもできる」が乗るのは強いですね。“おいしいとこ取り”の一足だと思います。

 

 

――「走りやすさ」はどうでしょうか?

 

 

鈴木:良かったですね。つま先のグリップがしっかり効いて、FGでも地面を噛む感覚がありました。かかとからベタッと着くというより、つま先から蹴り出しやすい。
 

「スピードブーツじゃなくても、これで十分じゃない?」と思う人が出てきてもおかしくないと思いました。

 

 

――耐久性の面では、どう感じましたか?

 

柴田:人工皮革ならではの“いい意味での硬さ”があって、しっかり頼れる印象でした。コンタクトプレーでも踏み込んだときに粘れて、足がきちんとフィットしているからこそ踏み込める感覚がありましたね。耐久性は申し分ないですし、しっかり蹴れて、インパクトの衝撃も伝わる。耐久性とフィット感を両立している一足だと思います。


 

――ゲームやシュート練習などをやってみて、蹴った感触はどうでしたか?

 

 

是竹:個人的には、シュートのインパクトがすごく良かったです。ボールをしっかりグリップして捉えられて、当たった感覚がそのまま伝わってきました。

 

西村:プレー中も、かかとがしっかりハマっていたので、踏み込んだときにズレる感じがなかったです。グリップも強くて、安心感がありましたね。

 

 

――前作と比べて、違いはありましたか?

 

 

向井:前作よりアッパーが薄く感じました。以前はもう少し厚みがあってインパクトが強い印象だったんですが、軽くなった分、よりスッキリした履き心地になったと思います。

 

 

――スピードブーツと比べると、PREDATORはどういう立ち位置ですか?

 

 

柴田:スピードブーツほどの“ねじれ”は強く感じなかったですね。PREDATORは、しっかり蹴るための一足として素直に良さを感じました。部活生にも履いてほしいです。

 

 

――どんなポジションに向いていると思いますか?

 

鈴木:一足でどこでもいける、という感じですね。キーパーでもフォワードでもサイドでも問題ない。ポジションを問わない一足だと思います。

 


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【写真】軍記ひろし
【取材・文章】池田鉄平
【取材協力】アディダス ジャパン株式会社

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