新天地で輝く!!2026年のJ1リーグに新たな魅力を吹き込む移籍選手

(上記写真:オナイウ阿道はドイツのクラブから古巣の浦和レッズに加入)


明治安田J1百年構想リーグが2月上旬に開幕してから、もうすぐ2か月になろうとしている。今シーズンも多くの選手が移籍を決断し、リーグ戦に新たな魅力を吹き込んでいる。新天地でキャリアアップや復活を期す選手を紹介しよう。

 

●オナイウ阿道(浦和レッズ)
ナイジェリア人の父と日本人の母を持ち、14年にジェフユナイテッド千葉に入団。高い身体能力と得点感覚を買われて17年に浦和レッズへ引き抜かれるが、その潜在能力が爆発したのは18年のJ2レノファ山口FCへの期限付き移籍がきっかけだった。得点ランク2位の22ゴールを記録し、19年はJ1の大分トリニータで10得点。20年から横浜F・マリノスへ完全移籍し、21年夏にフランス2部のトゥールーズへ。チームの1部昇格へ貢献すると、その後移籍したオセールでも2ケタ得点で1部昇格の立役者に。25年9月からドイツ2部のクラブでプレーしていたが、出場機会が限られたことで今年2月に浦和に電撃復帰。タフなフィジカルを生かして最前線で攻撃の起点となりながら、自らも貪欲にゴールを狙っていく。

 

●高嶺朋樹(名古屋グランパス)
昨シーズンはJ2へ降格した北海道コンサドーレ札幌に3年ぶり復帰し、キャプテンを務めてJ1昇格を目ざした。しかし、チームは昇格争いに絡めず。札幌で指導を受けたミハイロ・ペトロヴィッチ監督が今シーズンから名古屋グランパスの指揮官となり、期限付き移籍で加入した。視野が広くて展開力があり、パンチ力のあるシュートも魅力のボランチだが、名古屋では3バックの左サイドも任されている。最終ラインからビルドアップをしていくペトロヴィッチ監督のサッカーに馴染んでいたこともあり、素早くフィットしている印象だ。

 

●津久井匠海(ジェフユナイテッド千葉)
17年ぶりにJ1で戦う千葉で、サイドアタッカーを任されている。そのキャリアは、たたき上げの表現がふさわしい。横浜F・マリノスのユースからトップチーム昇格を果たすが、出場機会を得られずに国内4部にあたるJFLのラインメール青森へ。その後はJ3のアスルクラロ沼津でプレーし、24年に9ゴール。25年はJ2の水戸ホーリーホックで定位置をつかむと、6月に同じJ2のRB大宮アルディージャの一員となる。どのチームでもサイドからの突破力をアピールし、26年から千葉のユニフォームを着ることとなった。攻撃のポジションならどこでもこなすことができ、どんなシステムにもフィットする適応能力を備える。02年生まれの23歳は、まだまだ伸びしろたっぷりだ。

 

 

ブローダーセンは今シーズンから川崎フロンターレの守護神に


●スベンド・ブローダーセン(川崎フロンターレ)
21年の東京五輪にドイツ代表の控えGKとして参加し、同年夏に当時J1の横浜FCに加入。チームはJ2降格の憂き目に遭うものの、彼自身は好守を連発してインパクトを残した。24年にJ2のファジアーノ岡山へ移籍。親日家で日本語でのコミュニケーションに長け、DF陣と細かな連携を構築してクラブ初のJ1昇格の立役者のひとりに。25年も守護神としてJ1残留に尽力し、26年から川崎Fの一員となった。世界的なGKを数多く輩出してきたドイツの血統にふさわしく、正しいポジショニングで相手のシュートを防ぎ、クロス対応にも優れる。

 

●郷家友太(ヴィッセル神戸)
18年にヴィッセル神戸でプロデビューを飾り、22年まで在籍。23年から中学時に育成組織に在籍したJ2のベガルタ仙台へ完全移籍した。ベガルタでは右サイドハーフを中心にFWでも起用され、23年と25年に10ゴールを叩き出した。仙台がJ1昇格を果たせないなかで、古巣からのオファーを熟考の末に受諾。4年ぶりに復帰した。システムに応じて様々なポジションでプレーできる戦術的柔軟性は大きな魅力で、4-1-2-3が主戦術のヴィッセルではインサイドハーフでの起用が多い。どのポジションでも仙台で磨いた得点力を発揮し、自身の存在意義を高めていく。

 

●鈴木章斗(サンフレッチェ広島)
高校選手権得点王の肩書を引っ提げて、22年に湘南ベルマーレに入団し、プロ3年目の24年に10得点を記録。25年は主将に指名され、背番号10を託されて9ゴール。自身は奮闘したもののチームがJ2降格となり、J1の複数クラブからオファーが届いたなかで広島を選んだ。新天地でも背番号10を着け、リーグ開幕戦でいきなりゴールを決めている。ゴールへの強い意欲を示しながら、周りの選手をうまく使うことができる。自ら取ることも、味方に取らせることもできるのだ。湘南から広島へ移籍した選手では、大橋祐紀がハーフシーズンでイングランド2部のクラブへ羽ばたいた。田中聡も湘南から広島経由でドイツ2部のクラブへ移籍した。ステップアップのモデルケースを知る鈴木も、大きな野心を抱えているに違いない。

 

●佐藤龍之介(FC東京)
昨年から様々なテーマで彼を取り上げてきたが、その活躍ぶりと話題性から今回も触れないわけにはいかない選手だ。25年は日本代表デビュー、U-20 W杯出場、ファジアーノ岡山のJ1残留に貢献してベストヤングプレーヤーを受賞。26年はU-23アジアカップで得点王とMVPに輝き、アジア王者奪還の立役者となった。そして26年は、岡山への期限付き移籍満了でFC東京へ復帰。明治安田J1百年構想リーグでは開幕から8試合連続で出場し、2得点を記録している(数字は3月22日現在)。国際舞台を経験することで局面を剥がす打開力、決め切る力を高めている。3月には国内でプレーするフィールドプレーヤーで唯一、日本代表に選出された。圧倒的な疾走感で進化を続ける19歳から、さらに目が離せない。

 

 

J2鳥栖からJ1横浜F・マリノスへ移籍した井上。今後が楽しみなDFだ


●井上太聖(横浜F・マリノス)
順天堂大学在籍時の24年に、サガン鳥栖の特別指定選手としてプロデビューを飾った。25年にJ2鳥栖に正式加入すると、3バックの右CBとしてシーズンを通して稼働した。チームがJ1昇格を逃したため、その活躍ぶりから「個人昇格」は確実と見られたなかで、横浜F・マリノスの一員となった。183センチのサイズでスピードがあり、最終ラインのどのポジションにも対応できる。新天地では4バックの右サイドバックで起用され、サイドからの持ち出しと正確なクロスで攻撃に関わっている。シーズンのスタートは上々だ。


 

【文章】戸塚啓
【写真】佐野美樹

BUYNOW

DSライト PRO WIDE

バリエーション選択

¥14,249

DSライト PRO

バリエーション選択

¥14,249

コパ アイコン 2 PRO HG/AG JAPAN スポーツデポ・アルペン限定カラー

バリエーション選択

¥15,400

ティエンポ LIGERA PRO HG

バリエーション選択

¥13,464

ミズノアルファ3 PRO

バリエーション選択

¥15,840

F50 PRO HG/AG JAPAN 土・人工芝用

バリエーション選択

¥9,999

プレデター PRO 折り返しシュータン HG / 土・人工芝・天然芝用 サッカースパイク

バリエーション選択

¥11,499

モナルシーダ NEO 3 PRO

バリエーション選択

¥10,960

442 Pro HG V3

バリエーション選択

¥16,940

ズーム マーキュリアル ヴェイパー 16 PRO

バリエーション選択

¥10,499

RANKING ランキング