ちょっと軽めで球が上がりやすくなった「プロジェクトX RED」【グッと深掘りゴルフギアVol.159】トゥルーテンパー「プロジェクトX RED」アイアンシャフト編

ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちがフィッティングの現場で気づいたギアの「深~い話」をお届けする連載【グッと深堀りゴルフギア】。


第159回目は、トゥルーテンパーのアイアン用シャフト「プロジェクトX RED」をお届けする。

 

トゥルーテンパーの「プロジェクトX」といえば、男子プロやアスリートゴルファー御用達のハード系アイアンシャフトとして有名。旧ライフル系の流れをくむしなり量の少ないスチールシャフトで、重さのわりにしなやかに動く「ダイナミックゴールド」と対をなすような存在として、叩いても暴れない安心感を求めるPGA選手などにも愛用されている。
 

アマチュアにとってはあこがれのシャフトの1つでもあるが、そもそも重量級であるうえに「硬い」シャフトであるため、使いこなせるアマチュアは多くない。
 

そんな「プロジェクトX」に、バリエーションモデルとして新たに「プロジェクトX  RED」が発売された。
 

ゴルフ5プレステージ名古屋店の佐藤圭一郎フィッターは、「プロジェクトX」の幅を広げる選択肢として面白そうだと注目しているという。

 

『7月25日に発売したトゥルーテンパー「プロジェクトX RED」』

 

『プレステージ名古屋店の腕利きフィッター佐藤圭一郎さん』

 

「『プロジェクトX  RED』は、従来の青いラベルの『プロジェクトX』や水色ラベルの『プロジェクトX LZ』よりも先端側が少しやわらかく球が上がりやすいモデルとなっています。重量も同フレックスで約10g軽く、全体的に扱いやすいので、いままで『プロジェクトX』がハードすぎると感じていた人でも扱えるケースが増えると思います」(佐藤さん)

 

『先端側がやわらかくなっていて、球が上がりやすくスピンも入りやすい』

 

カタログスペック的には中調子で、Sフレックス相当の「6.0」で約110g。
 

「プロジェクトX」よりも球が上がる設計とはいえ、決してやわらかくはなく、振ってみればハードな印象はある。ただこのしっかり感は、シャフトをあまりしならせたくない人にとっては安心感につながり、方向性の安定や、タテ距離のブレなさに寄与する。その意味では単純に「ハード」とか「難しい」ということではなく、シャフトをどう使いたいかのイメージとマッチすることが重要と言えそうだ。

 

「実際、それほどヘッドスピードが速くなくても、切り返しでシャフトに大きく負荷をかけるタイプのスイングの方や、シャフトをしならせずに棒のようなイメージで振りたい方はいます。そういう方にとって、『プロジェクトX』シリーズは心地いいのですが、球が上がりにくいというデメリットは残ります。『プロジェクトX  RED』は、そこに対する1つの答えになり得ると思います」(佐藤さん)

 

『青ラベルの「プロジェクトX」よりも球が上がりやすく、重量も軽め』

 

「プロジェクトX  RED」は重量も既存モデルより軽めになっているので、「振り心地はいいけれど重い、球が上がらない」という人にとってはありがたい。

 

また球が上がりやすくなっても左への引っかけが出るようなイヤな動き方はしないので、その安心感が引き継がれている点もうれしい。


フィッティングの現場でも「自分のパワーでは『プロジェクトX』なんて無理」と思い込んでいた人の先入観を払拭するような試打結果が出たケースもあるという。
 

「RED」の登場で「プロジェクトX」の間口が広がったのは間違いない。ぜひ一度ゴルフ5プレステージにて試打をして、その振り心地を確かめてみていただきたい。

 

 

 

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【文章・写真】アルペングループマガジン編集部

 
 

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