【ゴルフ5レディス2025レポート】フジクラのツアーレップに直撃取材 「スピーダー NX ゴールド」が飛ばし屋からも支持されて使用率No.1へ

ツアー会場で選手のクラブをケアしているのは、クラブメーカーだけではありません。シャフトメーカーも各社担当者を派遣して、選手の細かな要望に応え、クラブメーカーと連携して選手をサポートしています。
 

今回は、フジクラのツアー担当、飯村俊哉さんに話を聞きました。

 

『フジクラのツアー担当飯村俊哉さん』

 

今年フジクラは、ウッド用としては「スピーダー NX ゴールド」、アイアン用としては「MCI」というニューモデルがありますが、シャフトはあまり最新モデルに限らず、気に入ったモデルを使い続ける選手も多くいます。
 

そんななかでも今年は、「スピーダー NX ゴールド」の使用率が急激に伸びているそうです。

 

「弊社のシャフトでは、昨年モデルの『スピーダーNXバイオレット』も好評でずっと使用率1位だったのですが、先週の『ニトリレディス』で早くも『スピーダー NX ゴールド』が追い抜いて1位になりました。『ゴールド』は、2022年モデルの『スピーダー NX グリーン』の後継モデルに当たるのですが、『グリーン』を長く使ってくれていた選手の多くがスッとチェンジしてくれましたし、今回は他社モデルからの変更も多いように感じます」(飯村さん)

 

『フジクラの最新モデル「スピーダー NX ゴールド」は従来のスピーダーよりもしっかり感があり全体がしなる中調子シャフト』

 

「スピーダー NX ゴールド」は、振ったフィーリングとしてはやわらかさを感じやすいタイプのシャフトですが、「第二バイアス層」を持つ「DHX」という新テクノロジーの効果で振り遅れにくくしっかりしなり戻ってくれるため、ボール初速がアップしやすいことが人気の理由のようです。

 

『新テクノロジー「DHX」を搭載したことでよりスムーズな振り心地を実現』

 

事前の評判などでは、あまりパワーのないタイプの人に合いそうという声もあったのですが、ふたを開けてみると穴井詩選手や桑木志帆選手、藤田かれん選手など、ハードヒッターにも支持されているのが印象的です。今年の「ゴルフ5レディス」覇者の荒木優奈選手もドライバーに「スピーダーNXゴールド」を使用していました。
 

桑木選手も穴井選手も「左にいかない」「安心して叩ける」と言っており、初速は上がりつつ引っかからずスピン量が増えすぎないことなども結果につながりやすいようです。

 

『「スピーダー NX ゴールド」を使用する桑木志帆選手』

 

『「ゴルフ5レディス」で初優勝を遂げた荒木優奈選手もユーザーの1人』

 

一方、アイアンシャフトは一昨年発売された「トラヴィル」の人気が高く、比較的重めのモデルがボリュームゾーンであることから、やや軽めの主力モデルとしてロングセラーの「MCI」を今年リニューアルしました。

 

『人気アイアンカーボンシャフトの「トラヴィル」と今年13年ぶりにリニューアルした「MCI」』

 

商品ラインアップを見ても「トラヴィル」が75.5~120gなのに対し「MCI」は53~106gとやや軽め。
 

しかしツアーでは、重さよりもしなりの特性や振り心地によって選ぶ選手が多いと飯村さんは言います。

 

「トータルで見るとたしかに若干『トラヴィル』のほうが重めが人気ですが、先が動いて球が上がりやすいものを好む選手は『MCI』を、中元調子の粘りのあってしなりが好きな選手は『トラヴィル』を選ぶという、振り心地で選ぶケースのほうが多いと思います」(飯村さん)

 

『軽量でオートマチックなカーボンシャフトを求める人におすすめ』

 

アメリカ挑戦中の西村優菜選手もさっそく新しい「MCI」にチェンジしたそうですし、清本美波選手、寺岡沙弥香選手、新垣比菜選手などもすでにニュー「MCI」ユーザー。


同重量帯のスチールシャフトよりも打ち出し角やバックスピン量が増え、グリーンに球を止めやすいと評判です。アマチュアにもメリットは大きそうです。
 

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