ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちがフィッティングの現場で気づいたギアの「深~い話」をお届けする連載【グッと深堀りゴルフギア】。
第170回目となる今回は、ダンロップ「ゼクシオ14」のバリエーションモデル「ゼクシオ14 プラス」ドライバーを取り上げる。
11月22日に発売される「ゼクシオ14」シリーズには、「ゼクシオ14 プラス」というバリエーションモデルがラインアップされている。
新素材「VR-チタン」の採用や、「アクティブウイング」の増設など基本的な部分はスタンダードモデルに準じつつ、打ち出し角、スピン量、球のつかまりなどを少し抑えた「しっかりめ」のモデルという位置づけ。さらにマット仕上げのクラウン、ヒール側のボリュームを抑えたヘッドシェイプなど、中・上級者が好むデザイン、打球音の残響を短くししっとりめの打球音にするなど、フィーリングの部分に差がつけられているのが特徴だ。

『ダンロップ「ゼクシオ14 プラス」は、ちょっとハードめスペック』
ゴルフ5プレステージ名古屋店勤務のフィッター佐藤圭一郎さんは、この「プラス」の存在によって、プレステージにおける「ゼクシオ」シリーズのユーザー層はかなり拡大しそうだと注目しているという。
「これまでのゼクシオユーザーの方は、スタンダードモデルの『ゼクシオ14』に何の不満もなくチェンジできると思いますが、従来のゼクシオはシャフトが純正のみでロフトの調整もできないぶん『使ってみたいけれどちょっと合わない』という人も結構多かったんです。『ゼクシオ14』シリーズは、この『プラス』も含め、カチャカチャ機能を搭載しています。これによってカスタムシャフトの選択肢が増え、フェース角やロフト角などの調整も可能になったことで、この層が大挙して『ゼクシオ』に流れ込んでくる可能性はありそうです。『プラス』はその受け皿として非常にいいポジションにいると思います」(佐藤さん)

『ゴルフ5プレステージ名古屋店勤務のフィッター佐藤圭一郎さん』
その要因の1つは、前述のような「ちょっとハードめ」な性能だ。
近年のゼクシオは、メインユーザー層の高齢化もあって軽量化が進み、どんどん「軽くてやさしい」方向に向かいつつあった。そのぶん、若いアベレージゴルファーや「もうちょっと振れる」人にとってスペック面で合わないことも多く、「ゼクシオ」のブランドややさしさ、飛距離性能に魅力を感じながらも諦めていたゴルファーが一定数いたのだ。
その層にとって「ゼクシオ14 プラス」のちょっとハードめのヘッドは、ちょうどハマりそうなポジションといえる。

『弾道も強めだが、ヒール側のボリュームが抑えられ、打球音もマイルド、クラウンもマット仕上げと中・上級者が好むフィーリング』
「ヘッド的にちょうど、50g前後のカスタムシャフトを使いたい方にジャストフィットしそうな性能なんです。こういう方はいままで、クラブ選びの際に『ゼクシオ』は選択肢に入って来ませんでしたが、今年のニューモデルはカチャカチャの採用によって候補に浮上してきます。その際に『プラス』の存在がちょうどいい“答え”になる可能性は大きいと思っています」(佐藤さん)

『カチャカチャ機能を搭載し、カスタムシャフトの対応を始めたのも大きな変化』

『40g台後半から50g台くらいのカスタムシャフトユーザーにハマりそう』
「ゼクシオ14 プラス」のつかまりは、スタンダードモデルより抑えめとはいえ十分な力があり、やはりスライサーにとっては大きな武器になり得る。そうなると、60g台、70g台のカスタムシャフトを選ぶことで「パワーヒッターのスライサー」にとっても新たな最適解になる可能性を秘めている。

『あえて60g台、70g台のシャフトを選んでも面白そう』
“純正重視”ゆえ、これまで「吊るし」で買うことが主流だったゼクシオが、カスタム採用によってフィッティングをして買うクラブに変わった。これはフィッティングを重視しているゴルフ5プレステージにとって他との差別化を図れる大きなポイントであり、とくに「ゼクシオ14 プラス」の存在は、いままであまり広がらなかった「ゼクシオ」ユーザー層の拡大にもつながる転換点となるかもしれない。
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【文章・写真】アルペングループマガジン編集部