ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちがフィッティングの現場で気づいたギアの「深~い話」をお届けする連載【グッと深堀りゴルフギア】。
第184回目は、テーラーメイド「Qi4D TOUR」フェアウェイウッド(以下FW)を取り上げる。
テーラーメイド「Qi4D」シリーズは、FWも傑作ぞろい。コアモデルとなる「Qi4D」もバランスよくまとまったモデルだが、4つのモデルがラインアップされておりそれぞれにしっかり個性があるので、どんなゴルファーでもニーズに合った1本が見つかる。
そんななかでも飛距離性能という面を見れば、「Qi4D TOUR」は頭ひとつ抜けているとプレステージ日本橋店の木村悠野さんは言う。
『プレステージ日本橋店の木村悠野フィッター』
「Qi4D TOUR」は、「Qi4D」シリーズのFW全4モデルの中で唯一のチタンヘッド。テーラーメイドのチタンヘッドFWは、「M4」以来チタンヘッドモデルをラインアップしているが、「SIM」や「SIM2」、「ステルスプラス」、そして「Qi10 TOUR」など、多くのプロに愛用され“名器”と呼ばれるモデルが多い。
「チタンはステンレスよりも比重が軽いうえ強度が高いので、ヘッドを軽く作ることができます。そのためより多くの余剰重量を生み出し、重心設計の自由度が大幅にアップするんです。さらにフェースも薄くでき弾きもいいので、性能面ではステンレスより段違いに高い。ただしコストも高くなるのが難点で、その意味でチタンFWは『値段で性能を買う』と言っても過言ではないんです」(木村さん)
『「Qi4D TOUR」FW。チタンヘッドで飛距離性能が高い』
「Qi4D TOUR」はソール後方に15g、前方トウ・ヒールに各4gのウェイトビスを備えているが、実はそれだけではなくヘッド内部に60gものタングステンウェイトを内蔵している。合計なんと83g。
これがチタンヘッドとカーボンクラウンと組み合わせられることにより、通常のステンレスヘッドでは実現不可能な飛距離性能を発揮するのだ。
テーラーメイドが長年育んできた「貫通型スピードポケット」や「ツイストフェース」などももちろん搭載しており、総合的な完成度も非常に高い。
『ウェイトビスはソール後方に15g、前方に4g×2。このほか内蔵ウェイトが60gある』
『フェース素材もチタンを採用、ツイストフェースを搭載している』
「近年のテーラーメイドのチタンヘッドFWは、この余剰重量を巨大なスライディングウェイトに使ってきました。その機構は重心位置を大きく変えられてたしかに面白かったのですが、それが最適重心なのかと言われると疑問が残ります。その点『Qi4D TOUR』は、余剰重量の7割以上を内蔵して固定することで、ベースとなる基本性能が非常に高くなっています。一方で可変分は交換ウェイトビスとして合計23g残しているので、調整機能も十分確保。この辺のさじ加減は、さすがだなと感じます」(木村さん)
「Qi4D」のドライバーはウェイトビスを4個にして調整能力をアップさせた一方、FWではむしろ基本性能の向上に向かっているのは面白い。
しかしそのおかげで「Qi4D TOUR」は、従来モデルを上回る非常に高い飛距離性能を獲得したのだ。
「TOUR」と名付けられているだけあって、低重心ではあるが浅重心で決して球が上がりやすいモデルではないしつかまりやすくもない。そのため3Wを打ちこなすにはある程度のヘッドスピードが必要になるが、7Wまでラインアップされているうえカチャカチャ機能があるので、ロフトやシャフト選びに注意すれば、特段パワーヒッターでなくともチタンヘッドの恩恵は受けられる。
『ヘッドは小ぶりで操作性重視』
『ややディープフェースでハードヒットしても球が吹き上がらない』
「アベレージゴルファーの方なら、5Wをそのまま使って一般的な3Wより飛ばせる可能性が高いですし、場合によっては7Wのほうが飛ばせるという人もいると思います。そこは我々フィッターがお手伝いできる部分ですので。ぜひフィッティングしてみてほしいですね。価格を上回る満足感を得られること間違いなしです!」(木村さん)
高性能かつ調整幅の広いテーラーメイド「Qi4D TOUR」FW。
気になった方は、ぜひゴルフ5プレステージに足を運んでチェックしていただきたい。
<Qi4Dシリーズ詳細はこちら>
https://store.alpen-group.jp/golf5/campaign/taylormade_new_club/
<プレステージ店舗の詳細はこちら>
https://www.golf5-prestige.jp/
<プレステージ店舗のフィッティング予約はこちら>
https://www.golf5-prestige.jp/custom_fitting/
【文章・写真】アルペングループマガジン編集部