ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちがフィッティングの現場で気づいたギアの「深~い話」をお届けする連載【グッと深堀りゴルフギア】。
第189回目となる今回は、フジクラの最新シャフト「26 ベンタスTR ブルー」を取り上げる。
フジクラには、旗艦ブランドといえる「スピーダー NX」シリーズのほかに「ベンタス」というシリーズがあることはご存じだろう。
「ベンタス」シリーズはアメリカで開発されている逆輸入ブランド。全体的に「スピーダー NX」シリーズよりもしっかりとした振り心地で、パワーヒッターを中心に日本でも人気がある。さらにその派生モデルとなる「ベンタスTR」シリーズは、「TR=ツアーリアクション」の名の通りツアープロからのフィードバックをもとに開発され、「叩けるシャフト」としてアスリートゴルファーや男子プロなどの使用率が高いシャフトとなっている。
「ベンタスTR」シリーズは2022年から展開されているが、その初代モデル「ベンタスTR」の後継モデルとなるのが「26 ベンタスTR ブルー」だ。
『フジクラ「26 ベンタスTR ブルー」。5Sで61g、トルク3.4の中元調子』
「ベンタスTR」シリーズは、「ベンタスTR レッド」、「ベンタスTR ブラック」とバリエーションが増えていったことから、前作ではいわゆる「無印」だった「ベンタスTR」の後継機には「ブルー」の名がつくこととなった。
「ベンタスTR」シリーズは、ゴルフ5プレステージにおいてもやはりハードヒッターからの支持が厚かったことから、新作には高い期待が集まっているとプレステージ広尾店の青木志薫フィッターは言う。
『プレステージ広尾店の青木志薫フィッター』
「やっぱり『ベンタスTR』ファンは多くて、左に行かない安心感、思い切って叩けるフィーリングを求める方からニューモデル待望論はありました。とくに競技に出ていて『ドライバーは絶対曲げたくない』という方や、ハードヒッターで普段60g台以上のXシャフトを使っているような方にとってはファーストチョイスですので、発売の噂が出始めたころから『いつ出るの?』というお問い合わせが続出したほどです」(青木さん)
『金色の枠がなくなった「TR」のロゴが初代「ベンタスTR」との見分けポイント』
新しい「26 ベンタスTR ブルー」は、スペックとしては中元調子。
「24 ベンタスブルー」をベースに、外層に「SPREAD TOW FABRIC」というクロス材を採用して補強し、剛性感を高めたモデルだ。
「基本的には『24 ベンタス ブルー』よりも硬くなっていて、ダウンスイングのパリッとした硬さがあるのですが、その一方でインパクトゾーンでの走り感は増していて、若干のつかまり感と飛ばせるフィーリングはあると思います。でも左に行く不安感がないのはさすが『TR』シリーズ。思い切り振って飛ばせて、それでいて引っかけないという、ハードヒッターにとってはかなり心強いシャフトだと思います」(青木さん)
『ワッグルした感じのしっかり感があり、「硬いシャフト」ではある』
『切り返しからダウンスイングにかけて「24ベンタス」よりも締まって感じる』
シャフトにしっかり負荷をかけて飛ばしたい人にとってこの剛性感は安心だが、決して「何もしない」わけではなく適度に走って飛ばせるシャフトでもある。
「24 ベンタスブルー」のフィーリングは好きだがもう少し硬めが好き、もしくはパリッとした振り心地が好きな人にオススメだと青木さん。
ハードヒッターにとってひとつの基準として定着していく可能性大。今後のベンチマークになっていく傑作かもしれない。
『「ベンタスTR」よりも若干青みがかったカラー』
ゴルフ5プレステージ各店舗では試打スペックを豊富にご用意。気になった方はぜひご来店のうえ、試打をしていただきたい。
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【文章・写真】アルペングループマガジン編集部