テニスの審判の役割一覧。選手も最低限のルールを覚えておこう!

あらゆるスポーツにおいて、試合の滞りない進行には公平なジャッジを下す審判が不可欠です。テニスの試合にも審判はいますが、役割を理解していないと、何をしているのかわからないかもしれません。
特に、アマチュアの試合では選手自身が審判を行うことも多いため、役割を知っておくことが大切です。ここでは、テニスの審判に関する基礎知識をご紹介します。

 


【目次】
■選手にも多くある審判の機会
■テニスの審判の種類
・主審
・線審
・ロービングアンパイア
■テニスの審判の主な役割
・試合開始と終了の宣言
・イン/アウトのコール
・カウントのコール
■審判の役割を覚えておこう

 

 

■選手にも多くある審判の機会

 

基本的に、スポーツの公式大会では資格を持つプロの審判が、得点や違反などのジャッジを行います。
とはいえ、資格を持つ審判の数は限られているため、アマチュアの試合や規模の小さなトーナメントなど、全ての試合で正規の審判を用意するのは現実的とはいえません。

 

規模の小さなトーナメントやアマチュアの試合では、負けた選手が次の試合の審判を担うケースや、プレーしている選手自身がジャッジを行う「セルフジャッジ」を採用することが一般的です。
そのため、プレーする方もある程度は審判の役割を覚えておく必要があります。

 

特に、セルフジャッジはプレーをしながら得点などの判断を下さなければいけないため、100%正確にジャッジすることは困難です。
「自分に有利な判定をした」などのトラブルにつながりやすいため、最低限のマナーや審判に求められる役割を意識しておきましょう。

 

■テニスの審判の種類

規模の大きなプロの大会になると、審判は1試合に複数いることがあります。規模の大きな大会で見られるテニスの審判の種類は、次のとおりです。

 

・主審
コート横にある高い椅子に座っているのが主審です。チェアアンパイアと呼ばれることもあります。
イン/アウトの判定や得点のコール、試合時間の管理、選手の違反に対する対応など、コート上の主な判断は主審の担当です。
大会によっては、試合で負けた選手がそのまま次の試合の審判を務める「負け審」という制度を採用していることもあります。

 

・線審
テニスコートにはサーブの範囲を示す「サービスライン」や、コートとコート外を区切るベースライン、サイドラインといった線があります。主審の位置からだと見えにくい場所もあり、全てのボールのイン/アウトを主審だけで正確にジャッジするのは困難です。

そのため、試合によってはボールのイン/アウトをジャッジするための線審(ラインアンパイア)もコート内にいることがあります。
 

ただし、試合中に最も高い権限を持つのはあくまでも主審です。線審と主審の判定が食い違った際は、主審の判定が優先されます。

また、トイレット・ブレイク(トイレや着替えのために試合中の選手がコート外に出ること)の際にコーチから指示をもらうなどの違反行為がないように、選手に付き添うのも線審の役割です。
近年はイン/アウトの判定を機械(ホークアイ)で行うケースが増えており、規模の大きな大会でも線審がいないこともあります。

 

・ロービングアンパイア
コート内に入ってボールの判定や得点のコールを行うのではなく、試合が円滑に進んでいるかどうかを管理するのがロービングアンパイアです。
セルフジャッジの試合で選手同士のトラブルが起きた時に仲裁に入ったり、最終的なジャッジを下したりする役割を担います。
大会の運営方法などによるものの、コート外周を巡回したり、運営本部にいたりするのが一般的です。

 

セルフジャッジ形式では、選手がわざと自分に有利なジャッジをしたり、違反行為をしていると疑われたりするシーンが見られます。
そのような際は、ロービングアンパイアにプレーを監視してもらうことが可能です。


 

■テニスの審判の主な役割

 

テニスの審判は、試合中にさまざまな役割を担っています。テニスをプレーしている方も、主審の主な役割は覚えておくと審判を行う時に役立つでしょう。
テニスの主審の主な役割は、以下のとおりです。

 

・試合開始と終了の宣言
試合が始まる瞬間から、主審の仕事が始まります。

最初に、ネット際に両選手がそろったらルールを説明し、サーブを打つ選手とコートを決めます。

 

試合開始や終了の宣言を行うのも主審です。

試合開始の際は、「The best of 3 set match. (サーブを打つ選手の名前) service to play」とコールします。第三者同士の試合では「3 set match, play」と省略しても問題ありません。

試合が終わった際は、「Game set. Won by(勝った選手の名前), 3 games to 1」などとコールし、「どちらの選手が何対何で勝ったのか」を明言します。
 

また、ゲーム間の休憩が終わるタイミングで「タイム」とコールして、試合再開を促すのも主審の役割です。

 

・イン/アウトのコール
試合中の最も重要な役割が、ボールがコート内に入っているか、アウトになったのかをジャッジすることです。
ボールがコート内でバウンドした「イン」の場合は、特にコールをする必要はありません。ライン外でボールがバウンドした時は「アウト」とコールして、得点が入ったことを選手に伝えます。

 

サーブも、コート内に入っていればコールは不要です。
サーブがサービスエリアに入っていなければ「フォールト」、ネットインの時は「レット」とコールします。
レットは「やり直し」という意味で、別のコートからボールが飛んでくるなどして、試合が中断した際にも使われるコールです。使用頻度が多いので、覚えておきましょう。

 

・カウントのコール
得点が決まった時のカウントも、主審の仕事のひとつです。テニスのポイントは他のスポーツとは異なるので、しっかりと覚えておきましょう。

 

【テニスのカウントの呼び方】
・0(ラブ):無得点
・15(フィフティーン):1点目
・30(サーティー):2点目
・40(フォーティー):3点目

 

カウントのコールは、サーバーの点数を先に示すのが原則です。
例えば、サーバーが30、レシーバーが0といった状況なら、「サーティー、ラブ」とコールを行います。

15-15のように同点の時は「フィフティーン・オール」、40-40の時は「デュース」とコールが変わる点に注意してください。
デュース中にどちらかが得点を決めると「アドバンテージ(得点を決めた選手名)」とコールします。


 

■審判の役割を覚えておこう

テニスは、プレーしている選手自身が審判を担う機会が多くあります。

特に、規模の小さな大会や草トーナメントでは、セルフジャッジまたは負けた選手が審判を行うことが多いです。

 

そのため、審判の役割やテニスのルールは、全選手が知っておかなければいけません。
テニスの審判がどのような役割を担っているのか覚えておき、いざ審判を任された時に慌てないようにしましょう。

 


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【文章】アルペングループマガジン編集部

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