本格的に競技としてプレーする場合はもちろん、レジャーで楽しむだけだとしても、バドミントンをプレーするにはラケットが欠かせません。バドミントンラケットの種類が、プレーの質を左右することもあります。
バドミントンを本格的に楽しみたい時は、自分に合ったラケットを選ぶことが大切です。
ここでは、バドミントンラケットを購入する際に知っていると便利な、選び方の基礎知識をご紹介します。
【目次】
■バドミントンラケットの選び方
・ラケットの素材
・重心のバランス
・重さ
・シャフトのしなりやすさ
・グリップの太さ
・ストリングのテンション
■【レベル別】ラケット選びのポイント
■プレースタイルに合ったラケットを用意しよう
■バドミントンラケットの選び方

ラケットは、バドミントンをプレーするうえで欠かせない道具です。シャトルを打つために使うラケットの使用感は、プレーに直結します。パフォーマンス向上を目指すには、自分の手になじむものを選ぶことが大切です。
バドミントンラケットを選ぶ際に確認したい要素としては、次の6点が挙げられます。
・ラケットの素材
バドミントンラケットは、カーボンやアルミ、スチールといった素材で作られています。素材ごとに特徴があるので、違いを覚えておきましょう。
カーボン製のラケットは、軽くしなりやすいのが特徴です。競技用のバドミントンラケットは、基本的にはカーボンが使われています。
丈夫で本体がへこみにくい反面、強い衝撃を受けると割れてしまうことがあるため、取り扱いには注意が必要です。
一方で、アルミ製やスチール製のラケットは、カーボン製に比べると安価に購入できます。重量があるので、基本的にはバドミントンをお試しでプレーしたい初心者の方や、レジャーで楽しみたい方向けです。ただストリングが切れたら張替えが基本的に不可なのでその点は注意したい点です。
本格的にバドミントンにチャレンジしたい方は、カーボン製のラケットを選ぶことをおすすめします。
・重心のバランス
重心のバランスは、使用感に大きな影響を与える要素のひとつです。バドミントンのラケットは、重心のバランスからヘッドライト・ヘッドヘビー・イーブンの3種類に分けられます。
ヘッドライトは、重心が手元側にあるタイプです。軽く感じやすく、扱いやすさに優れています。
一方で、ヘッドヘビーは重心がラケットの先端側にあるタイプです。遠心力を使って威力のあるショットを打つことができるものの、コントロールが難しくなります。
イーブンは重心がラケットの中間地点にあり、バランスに優れているのが魅力です。さまざまなプレーに対応することができます。
・重さ
ラケットの重さも、選び方のポイントのひとつです。バドミントンラケットの重さは、「3U」「4U」といった形で表されており、Uの前の数字が大きいほど軽くなります。
基本的には、軽いラケットほど操作性に優れているのが特徴です。スイングスピードを上げやすく、持ち方の切り替えもスムーズに行える傾向にあります。
一方で、重いラケットは同じスイングスピードでも威力のあるショットを打ちやすくなります。スマッシュなど、パワフルなショットを中心にプレーしたい方は、あえて少し重いラケットを選ぶのも良いでしょう。
・シャフトのしなりやすさ
シャフトのしなりやすさ(硬さ)も、打球感やシャトルの飛び方に影響するため、確認しておきましょう。
硬くしなりにくいラケットは、スイングのパワーをシャトルにダイレクトに伝えられます。スイングスピードが速い方や、攻撃的なプレーを中心に試合を組み立てる方は、シャフトがしなりにくいラケットを用意するのがおすすめです。
反対に、柔らかくよくしなるラケットは、しなりの反動を使って軽い力でも遠くまでシャトルを飛ばせます。インパクトの瞬間にラケットがしなることから球持ちが良く、インパクトのタイミングを取りやすい点もメリットです。
バドミントン初心者の方は、シャフトがしなりやすいラケットから試してみることをおすすめします。
・グリップの太さ
グリップ(持ち手)の太さも、ラケットの操作性に関わるため確認しておきましょう。バドミントンラケットでは「G4」「G5」「G6」などと表示されており、Gの後の数字が大きいほどグリップは細くなります。
標準的な太さはG5です。
一般的には、グリップが太いほどしっかりと握れるためパワーを出しやすく、細いほどラケットをコントロールしやすくなります。
個人差があるため一概にいうことはできませんが、自分の手の大きさや、握った時の感覚の良さで選ぶのが基本です。
ただし、バドミントンラケットのグリップは、グリップテープを巻いて太く調整することができます。どちらの太さにしようか迷った時は、グリップテープを巻くことを見越して細めを選ぶと良いでしょう。
・ストリングのテンション
ラケットに張るストリング(ガット)のテンションの確認も欠かせません。テンションが高くピンと張られたストリングは、スイングのパワーを伝えやすくなる反面、弾性力を使えないためシャトルが飛びにくくなり、体に余計な負担がかかる恐れがあります。
テンションを緩めると、弾性力を使ってシャトルを飛ばすことが可能です。
ただし、テンションが高い場合に比べてパワーは伝えにくくなってしまいます。
テンションの高さに明確な正解はありません。各ラケットが推奨する適正テンションの中から、自分がプレーしやすいと感じるテンションを選ぶようにしましょう。
ラケットの扱いやすさを重視する方は、少し緩めのテンションにするのがおすすめです。
■【レベル別】ラケット選びのポイント

バドミントンのラケットは、プレーヤーのレベルに合ったものを選ぶことが大切です。
例えば、バドミントン初心者の方は、プレーに必要な筋力や技術がまだ身についていないでしょう。そのような状態でヘッドヘビーかつシャフトが硬いラケットを使っても、打球をコントロールしにくくなります。
自分に合わないラケットを使い続けた結果、スイングが乱れたり、けがをしたりするかもしれません。
初心者の方は、扱いが簡単なラケットを選ぶことが第一です。軽く握りやすいグリップの太さで、取り回しのしやすさに優れているヘッドライトのラケットを選ぶと良いでしょう。
加えて、シャフトがしなりやすいラケットを選ぶこともポイントです。
一方で、中級者や上級者になると、プレースタイルが確立しているはずです。パワーヒッターならヘッドヘビーで重めのラケットを選ぶなど、自分のプレースタイルに応じてラケットを選ぶことをおすすめします。
■プレースタイルに合ったラケットを用意しよう
バドミントンラケットは、プレーの質を大きく左右する重要な道具です。レジャー用途ならどのようなラケットでも問題はありませんが、本格的にプレーするのであれば、自分が使いやすいと感じるモデルを選んだ方が、上達は早くなります。
プレースタイルが定まっていない初心者の方は、まずは操作性に優れたラケットから始めて、プレースタイルに適したラケットに買い替えていくのもおすすめです。
自分のプレースタイルに合っているか、手になじむかなどを考慮して、お気に入りのラケットを見つけましょう。
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【文章】アルペングループマガジン編集部