マリンスポーツは、気温が高い夏場に楽しめる定番のアウトドアアクティビティです。サーフィンやシュノーケリング、スキューバダイビングなど、さまざまな楽しみ方があるものの、ハードルの高さを感じてチャレンジできないという方もいらっしゃるでしょう。
気軽に楽しみやすく、マリンスポーツ初心者の方にもおすすめなのが、ボディボードというアクティビティです。
ここでは、ボディボードの魅力や必要なもの、楽しむための乗り方のコツをご紹介します。
【目次】
■ボディボードとは?
■ボディボードで必要な道具
・ボード
・フィン
・リーシュコード
・ラッシュガード/ウェットスーツ
■ボディボードの乗り方のコツ
■ボディボードには魅力がいっぱい!
■ボディボードとは?

ボディボードは、1970年代にハワイで考案された、波乗りを楽しむマリンスポーツです。小型のボードとフィン(足ひれ)を使って行います。
波に乗るという点でサーフィンに似ていますが、サーフボードの上に立って波乗りを行うサーフィンとは異なり、うつ伏せで寝転がりながら波に乗るのがボディボードの特徴です。
低い姿勢で波に乗るため、体感スピードはサーフィンよりも速くなりますが、より手軽に波乗りを楽しめます。
また、サーフボードとは異なりボディボードは柔らかい材質で作られているので、ボードにぶつかってもけがをしにくい点も魅力です。
波が立っているサーフポイントならどこでもチャレンジできますが、初心者の方は海水浴場などで始めることをおすすめします。
■ボディボードで必要な道具

ボディボードは、サーフィンに比べるとコストをかけずに楽しめるのが魅力です。具体的に、ボディボードを行うにはどのような道具が必要になるのでしょうか。
ボディボードを行う際に、最低限必要な道具としては、次の4点が挙げられます。
・ボード
ボードは、ボディボードを楽しむために欠かせません。レンタルすることもできますが、快適に楽しみたい方は、自分の体格や波乗りの方法に適したボードを用意しましょう。
前述したとおり、ボディボードはサーフィンとは異なり、基本的にボードの上に腹ばいの状態で乗ることになります。
ボードのサイズは、ボードに乗った時に膝上から顎までの長さ、またはボードを立てて置いた時に自分のへそ付近の高さになる長さを目安にしましょう。
横幅は、自分の肩幅よりもやや広め程度が目安です。
また、ボードごとに形状が異なり、それぞれ適した波乗りの楽しみ方があります。初心者の方は、オールラウンドと呼ばれる形状のボードを選ぶのがおすすめです。癖が少なくさまざまな乗り方に対応できるので、ボディボードの基本を学ぶことができます。
トリッキーな技を楽しみたい、スピードを出したいなど、自分のスタイルを確立してから、それに合ったボードを探してみてはいかがでしょうか。
・フィン
波乗りの最中に推進力を得るためのフィンも必要です。足がつく場所ではフィンなしでも波乗りを行えますが、足がつかない深い場所ではフィンを着用します。
硬いフィンほどキックによる推進力を得られますが、慣れていないと疲れたり、けがをしたりする原因になります。
初心者の方は、柔らかめのフィンを選ぶのがおすすめです。
サイズが合っていないと擦れて痛む恐れがあるため、購入前にサイズも測っておきましょう。
ただし、フィンをつけてボディボードを行うことを禁止している海水浴場もあります。フィンを使うことができるかどうかは、事前に海水浴場のルールを確認してください。
また、移動中に尖ったものを踏んだり、フィンで足が擦れたりするのを防ぐために、専用のソックスやマリンシューズを用意しておくことも大切です。
・リーシュコード
自分自身とボードをつなぐ「流れ止め」がリーシュコードです。ボードに付属している場合もありますが、別途購入することもできます。
リーシュコードの役割は、波によってボードが流されたり、流されたボードが他の海水浴客にぶつかったりするのを防ぐことです。自分だけでなく、他の人のためにも、必ず装着したうえでボディボードを行ってください。
また、リーシュコードは手首につけるタイプと、上腕(二の腕)につけるタイプに大きく分けられます。手首用の方が取り扱いやすいとされていますが、基本的には自分が使いやすく、波乗りの際に邪魔になりにくいものを選べば問題ありません。
古くなったリーシュコードを使い続けると波乗り中に切れてしまう恐れがあるので、定期的に交換することを心がけましょう。
・ラッシュガード/ウェットスーツ
基本的に、ボディボードは海で行うことになります。どれだけ気温が高い日でも、海に入り続けていると体は冷えてしまうものです。場合によっては、岩肌に体をぶつけたり、クラゲなどの毒を持つ生き物に刺されたりするかもしれません。
海は水面や砂浜からの照り返しがあるため、市街地に比べて紫外線の影響を受けやすい点も問題です。
体の冷えやクラゲの毒、岩場にぶつかってできる外傷、日焼けなどのトラブルを防ぐために、水中でも着用できるラッシュガードを用意しておきましょう。
ラッシュガードを着用して肌の露出を最小限にとどめておけば、けがや日焼けから身を守ることができます。
ただし、ラッシュガードは紫外線や刺激物から肌を保護することが目的のアイテムで、保温性はほとんどありません。
夏以外の水温が低い時期にボディボードを楽しみたい方は、保温性に優れたウェットスーツを用意しておくと安心です。
■ボディボードの乗り方のコツ
アイテムを用意しても、乗り方がわからなければボディボードを楽しむことはできません。ボディボードの基本的な乗り方も、覚えておきましょう。
ボディボードの基本姿勢の取り方は、以下のとおりです。
【ボディボードの乗り方】
1.ボードの上に、腰から上を乗せるようにして腹ばいになる
2.足の付け根あたりを、ボードの後端(テール)に合わせる
3.肘がボードから出ないように注意しながら、ボードの上側を両手で軽くつかむ
4.胸を反らせて前を見る
5.波に乗ったら上体を反らして、膝がボードの後端に触れるくらいまで体を前に寄せる
足の付け根あたりをボードの後端につけると、足を動かしやすくなります。
波や潮の流れがある海上ではバランスを取りにくいため、陸上で基本姿勢を練習しておくのがおすすめです。
基本的な姿勢がマスターできたら、さまざまな乗り方にチャレンジしてみましょう。
■ボディボードには魅力がいっぱい!
ボディボードは、同じ波乗りを楽しむサーフィンに比べて、比較的チャレンジしやすいのが魅力のマリンスポーツです。必要なアイテムは少なめで、サーフボードに比べるとコストもかかりにくいため、初心者でも手軽に始めることができます。
とはいえ、自然の中で行うアクティビティなので、万全の準備は欠かせません。ご紹介した内容を参考に、必要なアイテムをそろえてからチャレンジすることをおすすめします。
マリンスポーツにチャレンジしてみたいと考えている方は、ボディボードから始めてみてはいかがでしょうか。
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【文章】アルペングループマガジン編集部