【初心者向け】バードウォッチングの始め方。必要な道具や服装は?

日常生活の中で、カラスやハト、スズメなどを目にする機会は多い反面、意識的に野鳥を眺めることは少ないはずです。実は都市部でも、カラスやハトといった身近な種類以外の野鳥を目にすることができます。
鳥に興味がある方は、バードウォッチング(野鳥観察)にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ここでは、初心者の方向けにバードウォッチングの魅力や用意しておくと便利なもの、服装などについてご紹介します。

 


【目次】
■バードウォッチングは誰でも手軽に楽しめる!
■バードウォッチングにあると便利なもの
・双眼鏡
・図鑑
・ノート・筆記用具
・カメラ
・虫よけや日焼け止め
■バードウォッチングに適した服装は?
■バードウォッチング中のマナー
■バードウォッチングで自然をもっと身近に

 

 

■バードウォッチングは誰でも手軽に楽しめる!

 

気にする機会が少ないだけで、野鳥は身近な環境にたくさんいるものです。山奥のような自然豊かな場所に行かなくても、近所の公園や河川敷といった場所で十分にバードウォッチングは楽しむことができます。
特別な道具も必要ないため、通勤や通学の途中、休日のお散歩といった日常生活の中で、「鳥を見ること」や「鳴き声を聞くこと」を意識するだけで行えるのが、バードウォッチングの魅力です。

 

バードウォッチングはいつでも行えますが、渡り鳥が多く見られる春や秋冬は最適な季節といえます。特に、木々の葉が落ちる冬は鳥の姿を見つけやすいため、初心者の方にもおすすめです。

 

 

■バードウォッチングにあると便利なもの

バードウォッチングを始めるために、特別なアイテムは必要ありません。
しかし、以下のアイテムを用意しておくと、より快適にバードウォッチングを楽しめるようになります。必要に応じて、少しずつアイテムをそろえていくのがおすすめです。

 

・双眼鏡

肉眼では、遠くにいる野鳥をはっきりと見ることができません。高い場所や水辺にいる野鳥を観察したい時は、双眼鏡があると便利です。

バードウォッチングには、倍率が8~10倍ほど、レンズの口径が30mm程度の双眼鏡が適しています。
倍率が高くなるほど遠くを見られますが、手ブレの影響が大きくなったり、見える範囲(視野角)が狭くなったりして、野鳥を観察しにくくなる点に注意してください。


外を移動しながら使うので、手になじむ大きさの双眼鏡を選ぶと快適です。ストラップで首からかけるなど、落とさないための対策も忘れずに行いましょう。

観察する際は、野鳥から目を離さずに、双眼鏡を目の位置に持って行くようにすると、野鳥を見逃しにくくなります。
双眼鏡の詳細な使い方については、取扱説明書などで確認してください。

 

・図鑑

バードウォッチングの最中に、知らない野鳥を見かけることもあるでしょう。野鳥図鑑を用意しておくと、知らない野鳥をすぐに調べることができて便利です。

野鳥図鑑は、鳥の写真が掲載されているものと、イラストが描かれているものに大きく分けられます。
好みもありますが、初心者の方は特徴がはっきりと描かれているイラストタイプの図鑑を用意するのがおすすめです。

 

持ち運んで屋外で使いたい方は、コンパクトなハンディタイプを選びましょう。スマートフォンのアプリや電子書籍を活用する方法でも、身軽にバードウォッチングを楽しめます。

 

・ノート・筆記用具

野鳥の名前や見かけた場所、日付、時間、その日の天候などをメモしておくために、ノートまたは手帳と筆記用具を用意しておくのもおすすめです。記録をつけておくことで、季節ごとに見られる野鳥の違いや、年ごとの変化などがわかるようになります。
帰宅後に野鳥を調べる際に役立つ点も、ノートにメモを取っておくメリットです。

 

・カメラ

野鳥の姿を写真として残したい方は、カメラも用意しておきましょう。カメラがあれば、見つけた野鳥の姿をより鮮明に残すことができます。

 

コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)やスマートフォンのカメラでも問題ないことが多いため、一眼レフのような本格的なカメラを最初から用意する必要はありません。
物足りなさを感じたり、写真にこだわりたくなったりしてから、本格的なカメラの導入を検討することをおすすめします。

 

・虫よけや日焼け止め

季節や地域にもよりますが、鳥がたくさんいる場所は虫も多くいる可能性があります。虫刺されを防ぐために、虫よけグッズも持参しておくと安心です。

 

季節によっては、紫外線による影響や暑さ、寒さなどが気になることも考えられます。
日焼け止めや汗拭きシート、帽子、手袋、使い捨てカイロといった紫外線・気温対策グッズも忘れずに用意しておきましょう。

 

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■バードウォッチングに適した服装は?

 

バードウォッチングの時は、動きやすい服装を心がけるのが基本です。具体的な服装は場所によって変わりますが、虫刺されや紫外線を防ぐために、長袖・長ズボンを基本にすることをおすすめします。
 

また、蛍光色の服は野鳥の目を引きやすく、警戒心を強めてしまうため、できるだけ避けましょう。

急な天候悪化に備えて、レインコートなどの雨具も忘れずに用意してください。

 

靴に関しても、バードウォッチングを行う場所によって変わります。近所の公園など、地面が整備されている場所であれば、動きやすく履き慣れているスニーカーや運動靴で問題ありません。
山間部に行ってバードウォッチングを行うなら、トレッキングシューズを用意しておきましょう。
水辺や雨の日のバードウォッチングであれば、長靴を用意しておくと快適です。

 

⇒アウトドアウェアはこちら
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■バードウォッチング中のマナー

野鳥の観察に熱中していると、気づかないうちに周囲に迷惑をかけてしまう恐れがあります。

バードウォッチングを行う際は、以下の点に注意が必要です。

 

【バードウォッチング中に気をつけたいマナーの例】
・大きな音を出さない
・鳥を追い回したり、巣に近づいたりしない
・餌付けしない
・自然にあるものを採取せず、ゴミは持ち帰る
・道から外れない
・カメラや双眼鏡を人家に向けない
・無断で私有地に入らない など

 

 

■バードウォッチングで自然をもっと身近に

山や海、湖といった自然豊かな場所に行かないとできないイメージがありますが、バードウォッチングは近所の公園などでも楽しめるアウトドアアクティビティです。
あると便利なアイテムはいくつかありますが、必須なのは動きやすい服と靴程度で、気軽に始めやすい点も魅力といえます。

 

アウトドアアクティビティに興味があるものの、たくさんのアイテムをそろえることに躊躇している方は、バードウォッチングからチャレンジしてみてはいかがでしょうか。


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【文章】アルペングループマガジン編集部


 

 

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