冬キャンプで寝る時のポイントは寝床の作り方! 快適に眠るための防寒対策

寒さの厳しい冬キャンプを快適に楽しむために大切なのが寒さ対策。特に注意したいのが、焚き火で暖を取ることができない夜寝る時です。
冬のキャンプを楽しむには、日中の防寒対策だけでなく、寝る時の寒さ対策も欠かせません。では、キャンプ場で寝る時はどのような寒さ対策を行えば良いのでしょうか。
ここでは、冬キャンプで快適に眠るために行いたい防寒対策や注意点をご紹介します。

 


【目次】
■冬キャンプの夜が冷える理由
■冬キャンプの寝床の作り方
・冬用のシュラフを用意しよう
・マットやコットで冷え対策を
・インナーシュラフを併用するのもおすすめ
・湯たんぽやカイロは低温やけどに注意
■寝る時にできる寒さ対策の例
・ゆったりした服装を心がける
・寝る前に温かい飲み物を飲む
■寒さ対策を万全にして冬キャンプの夜を快適に


 

■冬キャンプの夜が冷える理由
冬場は日照時間が短く地表が暖まりにくいため、気温が下がりやすい季節です。特に、標高が高い場所にあるキャンプ場ほど寒くなります。

 

さらに、夜は地面から熱が逃げる「放射冷却」によって、底冷えも起こります。
防寒対策を怠っていると、寒さで寝付けなかったり、体調を崩したりするかもしれません。
キャンプ場で快適に眠って、翌日もアクティビティを楽しむには、気温の低さと底冷えへの対策を万全に施して、暖かさを保つことが大切です。


 

■冬キャンプの寝床の作り方

 

冬キャンプの夜を快適にするために欠かせないのが、暖かい寝床作りです。冬キャンプでは、以下のポイントに注意して寝る環境を整えましょう。

 

・冬用のシュラフを用意しよう
テント泊に欠かせないシュラフ(寝袋)は、夏用・冬用・3シーズン用の3種類に大きく分けられます。冬キャンプの際は、冬用のシュラフを用意するのがおすすめです。

 

また、シュラフによっては「快適使用温度」や「限界使用温度」が記載されている場合があります。快適使用温度は「快適に眠ることができる温度」の、限界使用温度は「工夫次第でなんとか使用できるギリギリの温度」の目安です。
そのため、記載されているこれらの温度の数字が低いほど、寒さに強いシュラフと考えられます。

快適使用温度や限界使用温度を参考に、キャンプ場がある地域の最低気温に適したシュラフを用意しましょう。

 

シュラフの形状には封筒型とマミー型がありますが、体との隙間ができにくく保温性に優れたマミー型を選ぶと快適です。

 

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・マットやコットで冷え対策を
快適使用温度が低いものだとしても、シュラフだけでは地面からの底冷えを防ぎきることはできません。
冬キャンプでは、マットやコットも活用するのがポイントです。

 

マットは、断熱性能を示す「R値」が高いものを選ぶと、底冷えを防ぎやすくなります。厚みがあり、冷気を遮りやすいマットを用意するのがおすすめです。

また、地面から距離を取れるコットも、底冷え対策に役立ちます。より冷気を遮断したい時は、コットの上にマットを敷いておくのも有効です。

 

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・インナーシュラフを併用するのもおすすめ
シュラフの中にインナーシュラフを入れておくのもおすすめです。シュラフの内側に保温性の高い素材でできたインナーシュラフを入れることで、より暖かさを保ちやすくなります。

 

シュラフから出ている顔周りに寒さを感じる時は、首元にインナーシュラフを巻いて隙間を減らすのも効果的です。

 

・湯たんぽやカイロは低温やけどに注意
湯たんぽやカイロといった小物を活用するのもおすすめです。足元に湯たんぽを置いたり、カイロを服に貼ったりする方法でも、体を温めることができます。
ただし、いずれも低温やけどの危険性があるため、湯たんぽなら寝る前にシュラフに入れて温めておくなど、使い方には注意しましょう。

 

AC電源が使えるキャンプサイトの場合は、電気毛布やホットカーペットなどを活用すると、手軽に寒さ対策が行えて便利です。

 

寒さ対策の定番といえばストーブですが、石油・ガスストーブなどの火を起こす暖房器具をつけっぱなしにして眠るのは厳禁です。
火事の恐れがあるだけでなく、一酸化炭素中毒によって死亡事故につながる恐れもあります。

寝る時は火器の使用を止めて、燃料を使う暖房器具以外の方法で暖を取るようにしてください。
 

 

■寝る時にできる寒さ対策の例

 

寝床を用意するだけでなく、服装や寝る前の行動で寒さを和らげることもできます。簡単に行える寒さ対策の例を2つご紹介するので、キャンプの時の参考にしてみてください。

 

・ゆったりした服装を心がける
シュラフに入って眠る時は、できるだけゆったりして保温性のあるウェアを着るようにしましょう。
シュラフは、人間が発する熱を逃がさず、冷たい外気を防ぐ断熱材の役割を果たすアイテムです。
シュラフの中が暖かいのは、人の熱が伝わることが理由として挙げられます。

 

そのため、たくさん着込んだり、ダウンジャケットを着たりすると、シュラフ内が窮屈になって空気の層が潰れたり、体温がシュラフ内の空気に伝わりにくくなったりして、本来の性能が発揮されない可能性があります。着込むことで寝苦しくなる点も問題です。
シュラフで寝る時は、できるだけ動きやすく暖かい服装を意識することをおすすめします。足元の冷えが気になる時は、締め付けの少ない靴下などを履いておくのも効果的です。

 

・寝る前に温かい飲み物を飲む
寝る前に温かい飲み物を飲んで、体の内側から温まるのも良いでしょう。温かい飲み物で一息つけば、ゆっくりリラックスしてから眠ることができます。

 

ただし、ホットコーヒーのようなカフェインが多く含まれている飲み物は、眠りを妨げる原因になることがあるため、夜寝る前に飲むのは避けた方が良いでしょう。
夜寝る前に体を温めたい時は、ホットレモンや生姜入りの飲み物、ホットミルクなどを飲むことをおすすめします。

 

 

■寒さ対策を万全にして冬キャンプの夜を快適に
冬キャンプを安全・快適に楽しむには、万全の寒さ対策が必須です。特に、夜寝る時は火を起こす暖房器具を使うことができません。電源がない場合は、電気毛布やホットカーペットのような家電を使うことも不可能です。

 

冬用のシュラフやマット、コットを用意する、暖かい服装を心がける、寝る前に体を温めるなど、睡眠時の寒さ対策も忘れずに行いましょう。
ご紹介した内容を、寒さに震えず朝までぐっすりと眠れる環境作りにお役立てください。


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【文章】アルペングループマガジン編集部

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