冬は気温が低く、地域によっては雪が積もったり、路面が凍結したりすることも多い季節です。特に、キャンプ場は標高が高く気温が低い場所に位置することが多いため、普段履いている靴だと歩きにくさや寒さを感じるかもしれません。
キャンプやトレッキングなど、冬のアウトドアシーンには、スノーブーツ(スノーシューズ)と呼ばれるアイテムを用意しておくのがおすすめです。
ここでは、冬のアウトドアシーンでも使えるスノーブーツの選び方をご紹介します。
【目次】
■冬のアウトドアシーンで大活躍! スノーブーツの魅力は?
■スノーブーツ選びのポイント
・ソールの防滑性
・防水・撥水性
・防寒性
・丈の長さ
・スノーブーツのサイズ選びのコツ
■スノーブーツは冬のアウトドアの必需品
■冬のアウトドアシーンで大活躍! スノーブーツの魅力は?

雪が積もったり、凍結したりしている路面を歩くことを念頭に作られているのがスノーブーツです。一般的なスニーカーよりも、防滑性や防寒性、防水性といった機能に優れているのが特徴で、冬場の使用に適しています。
普通の靴では滑ったり、寒さを感じたり、ぬれたりする恐れがある場所でも、足元の快適さを保ちやすいのが魅力です。
特に、冬場のアウトドアシーンは雪が積もっていたり、気温が低かったりすることが多いものです。
雪が積もっていても滑りにくく、足元の温かさを保てるスノーブーツがあれば、アウトドアを快適に楽しみやすくなります。
■スノーブーツ選びのポイント

スノーブーツは、冬キャンプはもちろん、スキーやスノーボードといったウィンタースポーツに出かける時にも役立ちます。デザイン次第では、普段のコーディネートに合わせて街中で活用することも可能です。
ただし、スノーブーツはモデルごとに性能が異なります。着用するシーンを想定して選ぶことが、自分に合ったスノーブーツを見つけるポイントです。
スノーブーツを探している方は、次の5点を確認しておきましょう。
・ソールの防滑性
スノーブーツは、基本的には雨や雪が降ったり、路面が凍結したりして滑りやすい場所での使用が想定されます。
ソールが滑りにくい作りになっているかどうかの確認は欠かせません。
摩擦係数が高くグリップ力のあるソールなら、転倒によるけがを防ぎやすくなります。
ラバーソールが使われているスノーブーツは、防滑性や耐久性に優れていて、雪道でも滑りにくいのでおすすめです。ガラス繊維やセラミックなどを使用していて、凍結した路面で性能を発揮するモデルを選ぶのも良いでしょう。
また、ソールの凹凸がしっかりしている「ラグソール」を採用したスノーブーツも、地面をしっかりと捉えられるので、アウトドアシーンに適しています。
・防水・撥水性
スノーブーツが活躍するのは、雨や雪が降る悪天候のタイミングです。
滑りにくさや暖かさに優れたスノーブーツだとしても、水が染み込んで足元がぬれると体が冷えてしまいます。
防水性や撥水性に優れており、水が染み込みにくいスノーブーツを選ぶことも重要です。
水ぬれを確実に防ぎたい方は、完全防水タイプのスノーブーツを選ぶのも良いでしょう。
ただし、完全防水の靴は水を通さない分、蒸れやすい点に注意が必要です。
内部の蒸れを防ぎながら水ぬれにも対処したい時は、透湿性が高く内部の蒸れを排出できるゴアテックス(GORE-TEX)素材を使用したスノーブーツを選ぶのもおすすめです。
・防寒性
足元が冷えるのを防ぐために、防寒性や保温性を確認することもポイントです。スノーブーツの防寒性は主にインナーの素材によって変わりますが、一般的にはボアやフリース、ニットなどを使ったモデルは防寒性・保温性に優れている傾向にあります。
発熱素材を使用しており、さらに高い防寒性を期待できるモデルを選ぶのもおすすめです。
履き口部分をドローコードで絞ることができるモデルだと、冷気や雪を遮断できるため、暖かさを保ちやすくなります。
また、保温性に優れた靴下を履いたり、断熱効果のあるインソールを活用したりする方法でも、足元の暖かさを保つことが可能です。
・丈の長さ
スノーブーツの丈の長さは、ロング・ミドル・ショートの3種類に大別できます。それぞれの特徴は、以下のとおりです。
【ロング丈】
ふくらはぎ辺りまでの丈のスノーブーツです。丈が長く、靴の中に雪が入りにくいため、豪雪地帯や悪天候など、雪が積もっている場所での使用に適しています。
丈が長い分、脱ぎ履きの手間や本体の重さを感じることがある点には注意が必要です。
【ミドル丈】
ロング丈とショート丈の中間くらいの長さで、雪の入りにくさや脱ぎ履きのしやすさのバランスに優れています。幅広い用途で使いやすいため、スノーブーツを1足持っておきたい方にもおすすめです。
【ショート丈】
ショート丈はくるぶしくらいまでの長さで、軽く脱ぎ履きも簡単な傾向にあります。スニーカーなどと似た感覚で履くことができるため、近所への買い物やお出かけなど、普段使いに最適です。テントに出入りする機会が多いキャンプシーンでも便利に使えます。
ただし、たくさんの雪が降り積もる地域だと、少し使いにくさを覚えるかもしれません。
雪が少ない地域や脱ぎ履きが多い場所ではショート丈、雪が多い地域ではロング丈、幅広い用途で使いたい時はミドル丈など、用途に適したモデルを選びましょう。
・スノーブーツのサイズ選びのコツ
スノーブーツのサイズ選びもポイントです。サイズが合わない靴だと、歩きにくさを覚えたり、歩いている途中で脱げたりする可能性があります。場合によっては、足が入らないということもあるかもしれません。
基本的に、スノーブーツが活躍する寒い時期は厚手の靴下を履くことが多くなります。内側にモコモコとした素材が使われていると、普通のスニーカー以上に圧迫感を覚えることもあるでしょう。
スノーブーツを購入する際は、普段履いている靴のサイズよりもワンサイズほど大きめを目安にすると、厚手の靴下と合わせる際も安心です。
ただし、具体的なサイズ感はメーカーやモデルによって異なります。「このモデルは26.0cmがちょうど良かったけれど、別のモデルだと少し窮屈」という場合もあるため、可能な場合は試し履きをしておくと安心です。
■スノーブーツは冬のアウトドアの必需品
体が冷えると、せっかくのアウトドアも満足に楽しめなくなってしまいます。冷えが原因で、体調を崩してしまうかもしれません。
路面が滑りやすくなっていると、転倒してけがをすることも考えられます。
そのような場所に出かける際は、足元の保温性を保ちながら、転倒を防ぎやすくなるスノーブーツを用意しておくと便利です。
スノーブーツなら、スニーカーでは歩きにくい雪道だとしても、快適に歩くことができます。
これを機に、冬のアウトドアシーンで大活躍するスノーブーツを、1足用意してみてはいかがでしょうか。
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【文章】アルペングループマガジン編集部