自転車とウェアがあれば楽しめる手軽さが、サイクリングの魅力です。しかし、サイクリングの中には、長距離を走る本格的なアクティビティもあります。
サイクリングに興味はあるものの、長距離を走るのは少し気が引けるという方は、ポタリングにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ここでは、自転車を使ったアクティビティ「ポタリング」の魅力や必要な服装、持ち物など、知っておきたい基礎知識をご紹介します。
【目次】
■自転車でのんびり走るのが「ポタリング」
■ポタリングならではの魅力
■ポタリングを楽しむための基礎知識
・どれくらいの距離を走れば良い?
・ポタリングを行う目的は?
・コースの決め方のコツ
■ポタリング時の服装・持ち物の例
・動きやすい服装が基本
・荷物は最小限に
■自由気ままにポタリングを楽しもう
■自転車でのんびり走るのが「ポタリング」

ポタリングとは、その時の気分や体調などに合わせて、自転車でのんびりと走ることです。「あてもなく動き回る」「ぶらつく」といった意味を持つ「potter」が語源で、名前のとおり自転車を使って散歩をするようなアクティビティといえます。
自転車で走るサイクリングの一種ですが、長距離移動や高速走行のイメージが強い一般的な「サイクリング」とは異なり、自分の好きな距離を、好きなスピードで走行するのがポタリングの特徴です。
■ポタリングならではの魅力
ロングライドやファストランなどと異なり、ポタリングの楽しみ方にこれといった決まりはありません。自分が楽に走れるスピードで気軽に散策を楽しめるのが、ポタリングの一番の魅力です。
自転車でカフェ巡りをする、観光地の景色を見に行くなど、思い思いの方法で楽しむことができます。
徒歩よりも行動範囲が広がるため、今までは行ったことがなかった場所に足を延ばしてみるのも良いでしょう。
自転車を漕ぎながらさまざまな景色を眺めることで、気分をリラックスさせる効果も期待できます。
また、楽しみ方次第ではありますが、本格的なウェアやクロスバイクなどが不要で、手軽に始められるのもメリットです。
ただし、ポタリングは特に定義が決まっていないため、「どこまでをポタリングと呼ぶか」は人によって異なります。
場合によっては、本格的なロングライドやヒルクライムのようなアクティビティもポタリングと呼ばれることがある点には注意が必要です。
■ポタリングを楽しむための基礎知識

自分の思い通りに走ることができるのが魅力ではあるものの、全てが自由だとかえって何をすれば良いのか悩んでしまうものです。ポタリングにチャレンジしたい方は、走る距離や使用する自転車、コースの決め方などのイメージをつかんでおくと良いでしょう。
ポタリングを楽しむために覚えておきたい基礎知識を、3つご紹介します。
・どれくらいの距離を走れば良い?
ポタリングにはこれといった決まりがありません。そのため、走行する距離は基本的に個人の自由です。数キロで帰宅しても、数十キロほど走って遠くまで行っても問題ありません。
その時の気分や体力、体調などを考慮して走る距離を決めましょう。基本的には、慣れないうちは短い距離から始めて、徐々に距離を延ばしていくことをおすすめします。
使用する自転車も好みで問題ありませんが、走る距離や場所に応じて決めると快適です。
【走る距離・場所別におすすめの自転車】
・街中を数キロ走る程度:シティサイクル(ママチャリ)やミニベロなど
・中距離を走る:クロスバイク
・長距離を走る:ロードバイク
・山間部を走る:マウンテンバイク
・ポタリングを行う目的は?
ポタリングを行う目的も、特に決める必要はありません。地元を気ままに自転車で走るだけでも立派なポタリングです。
とはいえ、複数人でポタリングを行うのであれば、カフェに行く、観光地に行くなどの目的を決めておいた方がスムーズに楽しめます。
ポタリングのイベントが開催されていることもあるので、イベントに参加してみるのもおすすめです。
前述のとおり、ポタリングと銘打たれているイベントでも、内容が本格的なサイクリングに近い場合もあります。イベントに参加したい方は、事前に詳細を確認しておくと安心です。
・コースの決め方のコツ
走る目的を決める必要はありませんが、目的地は決めておいた方が、スムーズにポタリングを楽しみやすくなります。「○○海岸まで行く」「近くの観光スポットまで走る」など、走る前にゴールを設定しておきましょう。
ルートによっては、道中でお手洗いに行ったり、自転車を止めて休んだりできない可能性があります。目的地が決まったら、道中の休憩場所を確認しておくこともポイントです。
■ポタリング時の服装・持ち物の例
ポタリングは自転車さえあれば行えるアクティビティですが、服装や持ち物にも気を配ると、より快適に楽しめるようになります。
ポタリングを行う際の基本的な服装や、用意しておきたい持ち物の例は以下のとおりです。
・動きやすい服装が基本
ポタリングは、自転車を使ったアクティビティです。近所を散策する程度であれば普段着でも問題ありません。とはいえ、ワイドパンツやスカートのようなヒラヒラした服装だと自転車を漕ぎにくくなるため、動きやすい服装を心がけるのが基本です。
汗をたくさんかく可能性があるので、速乾性に優れたウェアを着用すると良いでしょう。
ある程度スピードを出した状態で走ったり、長距離を移動したりしたい場合は、専用のウェアを用意しておくのもおすすめです。
その他、ヘルメットやサングラスなどの小物類も忘れずに用意してください。
・荷物は最小限に
ポタリングの際は、荷物を最小限にまとめることもポイントです。荷物が少なければ少ないほど、自転車を漕ぎやすくなります。
ただし、全く荷物を持たずにポタリングを行うのは避けましょう。脱水症状を防ぐために、スポーツドリンクや飲料水など、水分の用意は欠かせません。
長時間走り続ける場合は、エネルギー補給のために簡単な補給食も必要になります。
その他にも、モバイルバッテリーや雨具、タオル、日焼け止め、虫よけスプレーなどもあると便利です。ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツバイクでポタリングを行う方は、万が一に備えて修理キットも一式用意しておくことをおすすめします。
■自由気ままにポタリングを楽しもう
ポタリングは、自由気ままに楽しめるのが魅力のアクティビティです。本格的なサイクリングとは異なり、自転車があればすぐに始められるため、ハードルが低い点もメリットといえます。
お出かけが好きな方や、自転車を趣味にしようと考えている方などは、ポタリングにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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【文章】アルペングループマガジン編集部